三十年式銃雑語

ゴールデンカムイ完結及びふよよわ無可動化三十年式銃購入記念
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

何か参考になる銃があった、あるいは小銃工場の村田がすでに設計をある程度やっていた、などを私が疑ってる理由だ(でも根拠がないので疑っているとしか言えない) pic.twitter.com/xtPFQ9dhsX

2022-05-03 13:56:15
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

マンリッヘルはマンリッヘルでもイタリーのほうのマンリッヘル・カルカノのほうが画像として適している気はする 昔から口径の選定からしてイタリアの影響があるよね、とは言われているし 知らんけど pic.twitter.com/8wR94pBDBn

2022-05-03 14:05:12
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

円筒や遊頭、抽筒子、蹴子など独国1888年式の影響が見える箇所もある 弾倉の様式や銃床、絞錬、表尺装置などはマウゼル1895年式の様式に似ある こう、単一の銃がモデルということはないと思う マンリッヘル・カルカノは口径なんかに効いてるんでない? pic.twitter.com/VrNTenPqRr

2022-05-03 14:15:37
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

あとマウゼルは輸出が多くて、いろいろ国ごとにアレンジしたものも作ってくれるから評判が良かったんでないかな 様々な口径のいろんな様式の銃がマウゼルで作られている 独国も他国の金で新型のテストができるのでウハウハだ (マウゼル1893年式で検索だ) pic.twitter.com/PjTRByvOyK

2022-05-03 14:20:54
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

うーん… 当時6.5mmが流行っていて、7.7mmとかと同じ威力で小型軽量だからたくさん弾が持てて反動の制御も軽易だから連発銃の特性である速射にも向いているとかで、6.5mm級が覇権をとるというくらいに宣伝されていたのもあるはずだが… (そういう流行に弱いのがジッサイ日本人らしさだと思う) pic.twitter.com/qI1aRfPNCt

2022-05-03 14:30:16
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グリボ @Gribeauval1942

@C11katao 当時の蛋形弾で比べると断面積の小さい三十年式実包の方が独露の7mm級弾に比べて弾道の低伸性でも良好で700m以遠の射撃戦で有利だったりするんですよね その後の三八式実包は7mm級の先尖弾と比べて存速や弾道は多少見劣りしますが

2022-05-03 15:07:15
Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

@Gribeauval1942 当時の決戦射程の見積もりが700m乃至800mであったことも併せてみると感慨深いよね

2022-05-03 15:39:03
Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

ジッサイ口径の選定理由はこれまた明らかでない (日露戦争後に威力不足ではという意見に対する反論資料があるが、そこでもそこには触れていない) 流行でないかな… 弾が小さくなるとたくさん持たされるから兵隊が負うべき重さは変わらない 古今東西の真理を忘れるなかれ pic.twitter.com/o097AdQ8Ve

2022-05-03 14:35:07
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

英国でも.303の口径としてより小口径高初速の小銃弾薬の意見があったりしたそう。一次大戦の勃発でお流れしたけど アメリカでも海兵隊で6mm口径の人力ティルトボルトめいた小銃(うまく説明に困る)が一瞬生産されたりしたのでそういう時代 twitter.com/C11katao/statu…

2022-05-03 14:47:00
Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

当時の軍銃はその目的に『人馬の殺傷』ってあるよ 騎兵もだけど火砲などを牽引する輓馬もあるし、小銃でしか撃てない時代なんだから 露軍は優れた銃(1891年式)を用いており、1900年式野砲などの新鋭火砲の番号が若いものが多く戦争初期に確認されており、侮っていたとは思わない pic.twitter.com/xDhCTyLdwZ

2022-05-03 15:49:26
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

ロシアは昔からわかりやすい国で、近隣の国の軍隊の能力に備えることについては実際一家言あり、日本についても相当の警戒をしていたようである 皇帝はともかく、少なくとも軍隊は、その所を重点していたと考える

2022-05-03 15:51:49
Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

完全に更新できていたかどうかは実際別な ベルダン小銃なんかもないわけではなかったようであるし まあ日本でも全軍が三十年式だったかというと(後方の部隊には村田連発がだな) twitter.com/C11katao/statu…

2022-05-03 15:55:36
Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

誤りである 本当にどうして6.5mmになったかは全くジッサイ謎 日露戦争後に現制口径を擁護するための意見の中での例え話の中で『仮に殺傷能力が不足していたとしても』という文脈の中で触れられている内容が独り歩きしている 本邦現用銃の口径審査の件 jacar.archives.go.jp/das/image/C060… pic.twitter.com/yk38pbyYsm

2022-05-03 16:18:08
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

死傷の割合は露国軍1891年式でもあまり変わらず、予後がむしろ良いので負担は変わらないか軽減される傾向があるようであるある

2022-05-03 16:19:31
Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

尖鋭の弾丸になるとまた話が変わってくるのだけど、まあいいや

2022-05-03 16:29:53
Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

尖鋭になるとなかなか見劣りが見えてくるのは確かなんだけど(いろいろ口を濁す) 口径は信仰なので… pic.twitter.com/IYPUgtZ4E1

2022-05-03 16:32:26
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

どうせ遠くは撃たないとか、機関銃や軽機関銃に普及で小銃の役割が変わってきたりとか、重機関銃との弾薬の融通であるとか、いろんな話があるので、こう、口径の話はきっぱりと言い切れないものが多い

2022-05-03 16:35:00