茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第2791回「教育でいちばん大切なのは子どもが幸福になること」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート２７9１回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。

茂木健一郎 @kenichiromogi

関西国際学園は、日本語と英語のバイリンガル教育や、国際バカロレア準拠の教育をしているとてもすぐれた学校だけれども、その創立者の中村久美子さんが、ある時、「教育でいちばん大切なのは子どもが幸福になること」とおっしゃっていてそれが真実だなあと思う。

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なぜ、そのことを思い出したかというと、今朝、堀江貴文さんが「学校に行くのは普通」というツイートに対して、「それ昭和でしょ」とかツイートしていたからで、学校に行くことよりも、その子どもの幸福が大切なんだと思う。

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それで、強弁すれば、いや、その子が社会に出て幸福になるためには、学校に行くことが必要条件と考えている人が一定数いるということなんだろうけど、それが稚拙であえていえば愚鈍な考えだということは、多くの賢者が指摘している。ただ日本の社会にはまだ愚鈍がはびこっている。

茂木健一郎 @kenichiromogi

学校でみにつく「社会性」がすべてではないし、学校がまなぶ上での手段として唯一でも最良でもないという ことは、わかっている人はわかっている。でも、わかっていない人も、目の前の子どもが幸福になるためにはどうすればいいかと考えることはできる。

茂木健一郎 @kenichiromogi

教育や学びについての最先端の知識とかアウェアネスがなくても、学校に行きたくない、行けない子どもが目の前にいるときに、無理やり行かせることは少なくともその子の幸福にはならないということくらいはわかるだろう。卓越した教育観がなくても、それだけでも十分だと私は思う。

茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート２７９１回、「教育でいちばん大切なのは子どもが幸福になること」をテーマに、５つのツイートをお届けしました。