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中東の戦術進化の背景にあるのは『アジアの戦いからの脱却』であると考える。 日本vs韓国などを見れば分かりやすいが、この手のライバル関係は戦術や戦略の競い合いというよりパーソナリティ同士の衝突という形になりやすい。 日本vs中東諸国も同じである。
2021-10-29 13:44:34パーソナリティの衝突は、戦術や戦略といった『ゲームが求める基準のクリア』ではなく、自分達のパーソナリティが相手よりも優れている事の証明に主眼が置かれてしまう 我々がJapan’s wayに陥ってるのと同様に、アジアの国々は各wayに囚われている訳だ。その◯◯ way同士の争いがアジアの戦いである
2021-10-29 13:47:02サッカーとはゲームであり、プレイヤーは対戦相手ではなくゲームと争う。 ゲームのルールを理解し、 何が上手い判定されるか考え、 それをどうやって実行するかを工夫する。 しかしながら、マジな意味での『戦い』だと、そんな事をしてる余裕がない。
2021-10-29 13:51:25『日本がアジアで覇者になるのは、日本サッカーが優れており、文化的に先進的で、人としての器も大きく、高貴で豊かであるからだ』 みたいな目的を達成する為に戦ってると、結果と原因、学習と上達の測定がメチャクチャ単純化されてしまうのだ。
2021-10-29 13:54:43要は、日本サッカーって負けた時には学ぶけど、勝った時に学ばないって事。 それはアジア諸国に対して無意識に対戦相手として敬意を払わないから。紳士的な態度を取らないという意味ではなく、 『格下と見定めた相手から学ぶ事をしない』 という学習態度の話。
2021-10-29 13:56:52ポジショナルプレーの体系化に成功したのは、グアルディオラではなく、グアルディオラ・フォロワーである。 中にはプロの指導者ではなくアナリストや戦術ブロガーも含まれていた。
2021-10-29 13:57:54素晴らしい戦術に対してキチンとした態度で学ぶという事をせず、素晴らしい実績を残した監督からしか学ぼうとしない。 『誰が言ったか』でしか考えず、ソリューションの比較検討が出来ない。 何で出来ないかというと、対戦相手に敬意を支払わないから。
2021-10-29 14:00:33博打打って失敗したら、しこたま叩かれるんだから、負けた時の事を考えると無難な負け方を選ぶ事が経済的合理性が高い判断になっちまう。 『負けた場合を考えて、今までとは異なるアプローチをする』 ってのはちょっと難しいと思う。
2021-11-16 22:46:20だからこそ、勝敗とは別に『経験を積む』『新たなアプローチを開発する』『新戦力を発掘する』みたいな評価基準を設けて、負けても前進するという体制を取らないといけない。 代表への愛着から『新しい事を試すべきだ!』という提言は、内容が正しくても現実に則していないケースが多い。
2021-11-16 22:49:22『僅かでも勝率を上げる為に新たな事を試す』という目の前の成果を取りにいける状況じゃない。 それは追い込まれてるからではなく、日本サッカーに属する協会・クラブ・選手・指導者・ファンが基本的に決戦主義だからだ。
2021-11-16 22:52:17決戦で負けた者には弁解の余地が与えられない。敗戦から学ぶと言う事を徹底的に嫌がるのが決戦主義者の特徴で、決戦で負けたら全否定が基本だから、負ける事を想定して弁解の余地を絶対に残す形で戦わないといけない。
2021-11-16 22:54:40