林志行(linsbar)さんの「巨人の星」のストーリーから今の日本を見てみると

茂木健一郎さんの連続ツイートをよんだ林志行さんが、「巨人の星」のストーリーを簡単に紹介。そのあと日本の現状とを対比してツイートされています。
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林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

(うーむ、ならば、タイトルは、星一騎にしたらいいのに。あ、梶原一騎から。一騎です。巨人の星、あしたのジョー、タイガーマスクの原作者ですね。)

2011-09-17 09:03:14
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(1)。梶原一騎が原作者の巨人の星。梶原一騎は、巨人の星、あしたのジョー、タイガーマスクとスポーツ根性もののヒットを連発した。どれも不遇から奮い立ち、困難を乗り越えるものの、挫折も味わう。ごちゃごちゃ言わずに、引退し、身を引くというもの。

2011-09-17 09:13:55
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(2)。巨人の星では、ちゃぶ台が出てくる。ドリフのコントで見かけたヒトも多いだろうが、正座してごはんを食べる食卓。これを酔っ払い、血の気の多い父ちゃん(星一徹)がひっくりかえす。ちなみに、かあちゃんは病死?していて、ねえさん(明子)が自宅を切り盛りする。

2011-09-17 09:16:24
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(3)。父ちゃんは、元巨人軍の選手だったが、肩を痛め、道路工事現場で作業員として従事。息子を鍛えるために、夜中に練習させるし、バネを上半身にはめさせ、筋肉を鍛える。

2011-09-17 09:17:51
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(4)。バネはやりすぎだが、筋肉を鍛えるために、あるいは走り込むことで、スキルは徐々に上がる。(ただし、その大リーグ養成ギブスなるバネの存在を知られてしまう、こっぴどく怒られる。⇒もくもくと、トレーニングせよということ。理解できない間は、無理に反発しないことが教訓?)

2011-09-17 09:19:56
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(5)。中学生になり、バッテリーを組むキャッチャーと出会う。そしてライバルが登場する。ライバルがいて、見方がいる。ライバルは、御曹司の息子(花形みつる)だが、かっこつけ強いだけど、なんと将来姉ちゃんと結婚。(たぶん、キャラを描き切れないし、ストーリーが複雑になるから)

2011-09-17 09:23:26
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(6)。キャッチャーの伴は、家が工場経営?板金みたいな印象がある。そういえば、この漫画には、父がサラリーマンは出てこないし、公務員もいない。そこへ、さらに九州から左門豊作なる九州弁丸出しの貧乏子だくさんの長男というライバル登場。これ、お坊ちゃま君とかに引き継がれる?

2011-09-17 09:26:14
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(7)。なんだかんだで、甲子園だ、プロ野球だと活躍する。その都度、星飛雄馬(主人公)が編み出した魔球(バットに当てに行くとか、球が消えるとか色々)と、その魔球を打ち破るライバル。おおそうだ、オズマという外人も登場する。日本が海外に出る頃であり、プロレスのヒール役から連想?

2011-09-17 09:28:26
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(8)。あの厳しかった父(星一徹)が、打ちひしがれる星飛雄馬を背負って球場を一周するところで、親子の仲直りが描かれる。左手がズタズタになれば、右手がある。世の中、貧しくても、なんとかなるということが描かれている。

2011-09-17 09:29:58
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(9)。ここからなのだが、今はそういう時代背景ではない。あの頃は良かったなぁで終わらせないことだ。巨人の星では、努力を重ね、夜空に輝く星を掴もうというものだが、アメリカは月に行き、日本は自動車産業や家電、ものづくり全般で世界に受け入れられ、アジアの星となった。

2011-09-17 09:31:46
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(10)。野球から始まったスポーツ根性ものを、梶原一騎は、あしたのジョー(ボクシング、少年院を出てきた乱暴もの)、タイガーマスク(孤児院、慈善家)へと概念を拡張した。野球ものは、さらにチームで勝ち取るものや、大リーグを目指すものへ。サッカーやバスケットなどが人気を博した。

2011-09-17 09:34:23
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(11)。アジアの星となった日本をめざし、NIEs(香港、台湾、シンガポール、韓国)が成長し、やがて、タイやフィリピン、マレーシア。さらに中国の広東省、さらに中国沿岸部へと波及した。アジアからすれば、日本が巨人の星であり、自動車や情報家電、ロボットなどは魔球なのである。

2011-09-17 09:36:51
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(12)。巨人の星に続編があり、スターウォーズや猿の惑星のような、次の代へと繋ぐDNAを求めるならば、今は、星飛雄馬(55~65歳)の子どもが20~30歳ぐらいだろう。(あるいは爺さん??)おばさんは、自動車会社の御曹司と結婚。何不自由ない。父は、テレビで時々解説。

2011-09-17 09:42:27
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(13)。野球は、高校のときに諦めた。今は、おじの花形自動車に身を置く。海外遊学も済ませたが、さて、親父や叔父のときの魔球(自動車、情報家電、産業用ロボット)に代わるものは何かを考えている。ライバルだった左門さんは、九州から中国にわたり、大連で工場を手広くやっている。

2011-09-17 09:50:39
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(14)。そこへあの、オズマさんも、米国にいったん戻ったが、息子が情報工学を学び、スマホの次世代開発を考えている。今は、北京にオフィスを構え、大連の左門さんと何やら、打ち合わせをしているようだ。

2011-09-17 09:52:17
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(15)。飛雄馬はどこに向かうのか。アジアで違うネットワークの組み方を考えるならば、タイ、カンボジアと組むこともできる。新幹線やスマートグリッド、エコシティなどは、これまでの経験を活かした総合格闘技でもある。バレーからビーチバレーが出てきたように、新しい市場も検討可能だ。

2011-09-17 09:55:58
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(16)。日本にいると居心地が悪い。海外で自分探しじゃ。で、出かけるのは良いけど、実は、海外の困っている実態を目のあたりにして、はて、何が日本の問題?となる。実は、そこそこに幸せで、そんなの悩みでもないと突き返される。答えの一つは、BOP(ボトム・オブピラミッド)。

2011-09-17 09:58:25
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(17)。途上国支援。自分でNGONPO立ち上げても良いし、うんと勉強し、海外のそれ専門お修士号を取り、国際機関で働くことだ。霞ヶ関に入り、暫く経験を積んでから、転職も可能だし、商社でも良いだろう。電気が通らないのでソーラー、水の浄化システム、灌漑のための水酌みポンプ。

2011-09-17 10:00:16
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(18)。次世代の技術、それも部品や加工技術など、見えないところで、日本は努力してきた。隣国は、日本の精密部品や加工技術、あるいは測定機器がなければ動けない。震災から半年、米国でようやく自動車生産がもとにもとどったのは、日本に依存しているから。何も不安になることはない。

2011-09-17 10:01:52
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(19)。星一騎が、もし、一揆をするとしても、努力し、組織の上に立ち、風通しを良くすれば良い。実は、若い頃は、転職含め、自由度が多いが、年を重ねると、意思決定を持てるようになると、動かせる範囲が少ないことに気が付く。それが、今の民主党のジレンマでもある。まずはやりなはれ。

2011-09-17 10:03:24
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

巨人の星(20)。闘う市場は、世界に移ったし、サッカーやゴルフがかなり台頭してきた。でも、僕ら、私達を鼓舞するスポーツ根性は不滅だ。アニメを通し、繰り返し伝えられるスキルアップの基本が、これからも伝承されていくだろう。チームづくりとナレッジの共有が日本の強みでもある。以上◆

2011-09-17 10:09:31
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

(そもそもあれだな。アジアの星って、いつになったのかの定義が違うと思うし、文章読解力ないし、自分だけ、世界で頑張っているという姿勢がアウトだと思いますよん。飛び道具の世界は簡単で、ものづくりとかそのためのプラットフォームづくりは難しいからね)

2011-09-17 10:15:59
林 志行 hayashi_450 ☀️ @linsbar

これも置き換え必要ですね。たぶん、10歳~15歳足すと、今の時代感覚です。結婚適齢期が違うし、結婚システムが変遷しているから。 RT @先生、衝撃の事実「星一徹33歳」ってご存知でしたか?

2011-09-17 10:20:38