茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第2811回「放送文化としてのテレビ番組」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート２８１１回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。

茂木健一郎 @kenichiromogi

ぼくがＮＨＫの雑誌「ステラ」（今はステラネット　steranet.jp）で書いている番組評論は、「放送文化」が進化、更新されることを応援したいという思いで取り組ませていただいている。

茂木健一郎 @kenichiromogi

テレビ番組をどうつくるか、フォーマットや演出、キャスティング、編集をどうするかという「放送文化」は時代とともに変化するものだし、それは、ハイカルチャーと同じように批評の対象になるものだと思う。その意識が日本でももっとあったらいい。

茂木健一郎 @kenichiromogi

アメリカのエミー賞や、イギリスのBAFTAのような、テレビ番組を対象にしたインパクト（と権威）のある評価の枠組みがあればいいのにと思う。日本のテレビ番組評は、多くの場合芸能情報と区別がないようなものが多く、物足りない。

茂木健一郎 @kenichiromogi

ぼくがステラネットで書いている評論は、放送文化としてのテレビ番組に注目していて、たとえば「チコちゃんに叱られる」は、マンスプレイニングが無自覚に行われやすい日本のテレビで５歳の女の子がおじさんたちを叱るという設定が新しい。

茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート２８１１回「放送文化としてのテレビ番組」をテーマに４つのツイートをお届けしました。