- naobotaka_magi
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私が反イノベーション勢の中にも違和感を覚えることがある。 ひとつは「敵の敵は味方」とばかりに、相手を批判するなら根拠の乏しい理論で超えないべき一線を越える勢力にまで迎合する連中、そしてもうひとつは時間と費用を要する研究開発について徹底的に罪悪視する連中である。
2022-05-28 13:40:11その理由は様々だが、最も多いのが時間も費用も掛かりすぎるという批判であろう。こうした例も確かにあるだろうが、それでは技術革新などまったくできなくなってしまう。判で押したように理由をつけてすぐに反対する。では日本は発展途上国張りの悲惨な観光依存社会でいいのか?
2022-05-28 13:40:12×興行 ○工業
反イノベ系のとくに反中反韓勢は中韓が日本を興行で圧倒しているのが間違いであるかのように述べるが、今時スマホやハイテク商品で日本に圧倒できるものが一つもないほうが不自然である。発展しなくてもいいというのならそれもいいが、ほとんどの人は首を縦に振らない。
2022-05-28 13:40:13無公害自動車やスマホタブレット的な通信端末など歴史の浅い工業製品は初期の不良件数や性能の特性の数字を持って勝ち誇ったように持論の正しさを主張しているようだが、工業製品というのは最初は当初予想より悪い数字が出るものの、次第に安全性などが向上するのが常なのだ。
2022-05-28 13:40:13韓国企業の世界シェアにしても、10年前は日本の代表電器産業の合計より低い数字だったが、次第に利用者は増加傾向にあり、現在はサムスン単体で日本の家電事業全体を上回っている。安全性も恒常化が進み、純日本と並ぶ先端科学工業製品産出国の仲間入りまではあと一歩である。
2022-05-28 13:40:14とかく批判されがちな中国産の工業製品やエンタメも今のところ日本のそれらを上回る勢いである。現在中国産のEV車について火災事故などで批判されがちであるが、次第に法や技術の整備がすすみ、その後火災事故がゼロに近くなるまでを考えての批判でないものが多い。
2022-05-28 13:40:15日本いや世界初のインターネット対応の携帯電話とて1990年代末期にドコモより発売開始された当時は、主要な顧客は東京在住の技術オタクくらいでそれ以前にインターネット自体需要なしと批判されたそうである。 低燃費化が進み始めた頃の日本車も燃料費の安い欧米ではあまり受け入れられなかった。
2022-05-28 13:40:15インターネット対応の携帯電話にせよ低燃費仕様の日本車にせよ当初は失敗の烙印を押された代物だったが、今では前者はスマホとして日常に欠かせない製品に、後者はEV車などに押されつつあるが世界的なシェアの高さを誇る日本メーカー製品になっている。
2022-05-28 13:40:165年後10年後に及ぼす効果も考えないとイノベーション開発の真の価値は見えてこない。無駄ならば何もするなというものでもないだろう。 要は元を取れない事業はやる価値がないと短絡的に決め付けていることが問題なのだ。その思想はまるで新自由主義者である。
2022-05-28 13:40:17