ネットいじめに関して

藤川大祐さん(http://twitter.com/daisukef)のタイムライン、日本教育工学会第27回大会2日目の実況ツイートから一部をトギャりました。 藤川大祐(@daisukef)/2011年09月18日 - Twilog http://twilog.org/daisukef/date-110918
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藤川大祐 @daisukef

2a-202-01 後藤康志さん(新潟大学)による「メディア行動の記録に基づく省察の分析」が始まりました。 #jset27

2011-09-18 09:32:42
藤川大祐 @daisukef

メディア特性の理解と批判的思考を一体としてとらえる必要があるという前提のもと、メディアについての省察のためにメディア日記をつけさせるという取り組み。 #jset27

2011-09-18 09:34:22
藤川大祐 @daisukef

メディア行動のタイプによって、メディア日記による省察がどのように異なるか。 #jset27

2011-09-18 09:35:02
藤川大祐 @daisukef

メディア接触時間総数が生活時間を上回る若者もいた。「ながら」接触が多い。 #jset27

2011-09-18 09:36:31
藤川大祐 @daisukef

大学生たちはメディア日記による省察によって、新聞・図書の接触不足に気づくこと、テレビ視聴の過多、教養目的での接触不足、携帯電話やネット利用の過多等に気づいた。 #jset27

2011-09-18 09:44:05
藤川大祐 @daisukef

メディア行動のタイプによるメディア行動の省察についての差は、明瞭とは言えない。 #jset27

2011-09-18 09:44:44
藤川大祐 @daisukef

続いて、2a-202-02 長谷川元洋さん(金城学院大学)による「A Whole School Community Approach による情報モラル教育に対する教師の評価」です。 #jset27

2011-09-18 09:52:04
藤川大祐 @daisukef

長谷川さんの研究は、情報モラル教育に全校で取り組む札幌市立平岡中学校の取り組みを調べたもの。平岡中学校の情報モラル教育については以下参照。 http://t.co/0fYvJJFz #jset27

2011-09-18 09:58:28
藤川大祐 @daisukef

全校体制での情報モラル教育について、平岡中学校の教師たちは予防効果があると言っていた。トラブルがおきても、事前の指導があることによってその後の指導がしやすくなったとも。 #jset27

2011-09-18 10:06:11
藤川大祐 @daisukef

トラブルの事後指導に追われるのでなく、予防医療のように、予防的な情報モラル教育を進めることが重要。 #jset27

2011-09-18 10:06:52
藤川大祐 @daisukef

女子の3分の1がメール、ケータイでいやな思いをしたことがある等のエビデンスを調べた上で、トラブルが起きやすい時期を選んで情報モラル教育を進めたため、全校教員が情報モラル教育の重要性を共有できたと考えられる。 #jset27

2011-09-18 10:10:31
藤川大祐 @daisukef

平岡中学校の尾崎先生から補足。最初は情報モラル教育をどうしてよいかわからない教員が多かったが、誰でも指導できる教材を準備し、模範となる授業を見てもらう等して、全校で情報モラル教育を推進する体制ができてきた。 #jset27

2011-09-18 10:12:36
藤川大祐 @daisukef

2a-202-03 鈴木佳苗さん(筑波大学)による「日本におけるネットいじめの現状と対策(1)」。次の発表との一連発表です。 #jset27

2011-09-18 10:13:37
藤川大祐 @daisukef

小野・斎藤(2008)のネットいじめの分類の話が紹介されました。文献は http://t.co/2J6IryDs かな。 #jset27

2011-09-18 10:20:48
藤川大祐 @daisukef

ネットいじめの加害経験(1ヶ月間)、小学生1.0%、中学生4.6%、高校生7.8%。いじめ全般よりかなり少ない。ネットでからかった、メールで悪口を送った、一人だけメールを送らなかった等が多い。 #jset27

2011-09-18 10:24:57
藤川大祐 @daisukef

ネットいじめも学校でのいじめも共通してフレーミング(挑発行為等)とハラスメント(迷惑行為)が多かったが、ネットいじめではエクスクルーションまたはオストラシズム(仲間はずれ)が多かった。 #jset27

2011-09-18 10:27:00
藤川大祐 @daisukef

加害側への調査では、犯罪レベルの深刻なネットいじめをした経験を書いた者は少なかったが、軽い気持ちでのからかい、悪口等をふまえた指導につなげることや、被害側の調査との比較検討も必要。 #jset27

2011-09-18 10:33:04
藤川大祐 @daisukef

続いて、一連研究の後半、お茶の水女子大学の桂瑠以さんによる「日本におけるネットいじめの現状と対策(2)」。こちらは、ネットいじめの被害経験の研究です。 #jset27

2011-09-18 10:34:34
藤川大祐 @daisukef

気まぐれツイートですが、ご参考になれば幸いです。 RT @ShumuraI 連日の実況ありがとうございます。現在メディア教育に関してどのような研究が日本で行われているのか、非常に興味深く拝見しております。 #jset27

2011-09-18 10:35:18
藤川大祐 @daisukef

小野・斎藤(2008)のネットいじめの分類は、「フレーミング(挑発行為、敵意的言語行為)」「ハラスメント(迷惑行為)」「サイバーストーキング(迷惑行為のより犯罪的なもの)」「デニグレーション(中傷行為)」「アウティング&トリックリー(個人情報の暴露)」... #jset27

2011-09-18 10:37:26
藤川大祐 @daisukef

...「エクスクルーションまたはオストラシズム(仲間はずれ)」「ハッピースラッピング(暴力行為の撮影)」の8項目。 #jset27

2011-09-18 10:38:14
藤川大祐 @daisukef

#jset27 RT @take_ue: @daisukef 被害者は誰にも相談しない子が多いそうです。事が大きくなり、いじめが更に加速することが怖いから。耐えて、いじめの対象が他に移ったとき、いじめの側に回る子供もいるようですね。

2011-09-18 10:39:18
藤川大祐 @daisukef

ネットいじめの被害経験は学校でのいじめと比較して圧倒的に少ない。学校でのいじめ被害経験は小学生>中学生>高校生だが、ネットいじめは逆。 #jset27

2011-09-18 10:42:14
藤川大祐 @daisukef

ネットいじめ被害経験にはフレーミング(からかわれた)が多いものの、高校生では自分の画像を無断で掲載されたが多い。中高生では、事実とは異なる情報を書き込まれた、自分だけにメールが来なかったも目立つ。 #jset27

2011-09-18 10:44:04
藤川大祐 @daisukef

全般に、ネットいじめについて、加害の経験率より被害の経験率が多く出ている。加害者にそのつもりがなくても被害者が問題に感じることが多いのかもしれない。 #jset27

2011-09-18 10:46:06