2022年6月9日

ウクライナへのMLRS供与の意義

あくまで対抗手段、必要以上のものは送らないという建前。

ウクライナ MLRS himars ロシアウクライナ軍

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6月1日、ウクライナへのHIMARSの供与決定が報道された。

ロイター @ReutersJapan

米、ウクライナに先進ロケット砲　7億ドル規模の軍事支援策発表へ reut.rs/3x72dka

2022-06-01 13:05:16

さらに2日、イギリスもM270 MLRSを供与することが報じられた。

The Kyiv Independent @KyivIndependent

⚡️ CNN: UK to send Ukraine long-range rocket systems. The U.K. will send M270 launchers to Ukraine, U.K. Defense Secretary Ben Wallace said on June 1. The U.K. will also train Ukrainian troops to use the rocket systems.

2022-06-02 11:30:40

Google翻訳
"⚡️ CNN：英国がウクライナの長距離ロケットシステムを送る。
英国はM270ランチャーをウクライナに送ると、英国国防長官のベン・ウォレスは6月1日に述べた。英国はまた、ロケットシステムを使用するためにウクライナ軍を訓練する。"

HIMARSはM270 MLRSの小型版といった風情の兵器だ。

リンク Wikipedia MLRS 多連装ロケットシステム（たれんそうロケットシステム、Multiple Launch Rocket System＝MLRS）は、長射程の阻止砲撃用としてアメリカ陸軍が開発した自走多連装ロケット砲である。主にMLRSと呼ばれる。アメリカ軍の制式名称はM270。アメリカ以外では計画参加国に加え、日本や韓国、イスラエルなど13ヶ国で採用され、1,300輌以上が生産・運用されている。冷戦下、戦車などの戦闘車輌の数で勝るソビエト連邦などの東側諸国に対抗するため、従来の長射程榴弾砲よりも広範囲の面積を一度に制圧でき 6 users 1

リンク Wikipedia HIMARS M142 高機動ロケット砲システム（こうきどうロケットほうシステム、High Mobility Artillery Rocket System, HIMARS）は、長射程の阻止砲撃用としてアメリカ陸軍が開発した装輪式自走多連装ロケット砲。 HIMARS（ハイマース）と呼ばれ、MLRSの小型版として主にアメリカ軍の緊急展開部隊である空挺部隊と海兵隊、迅速な輸送で集中的な運用が可能な軽歩兵師団に配備されている。従来から配備されていた自走多連装ロケット砲のMLRSは、湾岸戦争時に絶大な破壊力と長距離支援能力を 3 users 26

mssn65 @jpg2t785

ウクライナに供与されるHIMARS(ハイマース)ロケットシステムの解説。 pic.twitter.com/1KFdLFyZnY

2022-06-05 12:45:12

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これまで様々な榴弾砲が供与されてきたが、何故これが必要なのか。

まとめ

【随時更新→更新終了】ウクライナの榴弾砲・自走榴弾砲まとめめちゃくちゃ供与されててわけわかんなくなってきたので整理したかった。情報の精度はあまりアテにしないでほしい。状況が変わり次第随時更新。 12692 pv 14 1 user 12

ウクライナ軍の持つ同種の車両として、BM-21がある。
この車両はロシア軍も持っているものだ。
射程は使用弾によるが最大40kmといったところか。

Jimmy Rushton @JimmySecUK

Ukrainian BM-21 'Grad' MLRS firing a salvo against Russian positions, in the East or South of Ukraine.🇺🇦 pic.twitter.com/JShmuchGYL

2022-06-09 00:38:35

リンク Wikipedia BM-21 BM-21 グラート（ロシア語: БМ-21 "Град"ベーエーム・ドヴァーッツァチ・アヂーン・グラート）は、ソビエト連邦が1960年代初頭に開発した122mm自走多連装ロケット砲であり、ソビエト連邦軍及び現在のロシア連邦軍が使用しているほか、友好国への輸出も行われている。愛称の「グラート」はロシア語で「霰・雹」を意味する（「都市・城砦」を意味する「グラート」とつづりは同じだが、意味は異なる）。また形式名のBM（БМ）は、「戦闘車両」を意味するロシア語（боевая машина）の頭文字である。 G 1 user

ロシア軍は更に大型のBM-30を保有している。
こちらは射程70～90kmといったところ。
そして、ウクライナ軍はこれを保有していない。

Status-6 (Military & Conflict News) @Archer83Able

Footage of Russian BM-30 Smerch MRLS firing at Ukrainian positions somewhere in Ukraine. pic.twitter.com/bE6kDuvZ0H

2022-04-21 17:34:07

リンク Wikipedia BM-30 BM-30「スメーチ」（ロシア語:БМ-30 «Смерч»ベーエーム・トリーッツァチ・スミェールチュ）は、ソ連・ロシア製の多連装ロケット砲である。ロシア軍制式コードでは9K58（9К58）と呼ばれる。愛称の「スメーチ」はロシア語で「竜巻」のことである。BM-30は、MAZ-543M／MAZ-7910大型8輪トラックに300mmロケット弾12連発発射器9A52-2を装備し、さらに間接照準の際に弾道を計算するための射撃統制装置を装備する。ロケット弾を発射する際には、車体の4箇所にあるアウトリガーを下ろして横 3 users

ウクライナはチェコよりRM-70の供与を受けているが、これはBM-30の射程を上回るものではない。

Defense Staff of Ukraine @Ukrainy_1991

The Czech-procured RM-70 MRLS at work in Ukraine. Even though it was newly installed, it achieved the feat of killing 81 enemy soldiers in an operation against a Russian military training base!pic.twitter.com/1zZP5y8I5v

2022-05-23 21:25:20

リンク Wikipedia RM-70 RM-70は、1972年にチェコスロバキアが開発した自走多連装ロケット砲であり、ソビエト連邦のBM-21と同系列の122mm ロケット弾の40連装発射器を装備している。 RM-70は、1972年にチェコスロバキア陸軍によって開発された。オリジナルのBM-21はソ連製の6輪式ウラル-375D トラックを土台に使用しているのに対し、RM-70はチェコスロバキア国産の8輪式タトラ 813 トラックを土台に使用している。さらに、運転席周りのキャビンに装甲が施された上に、フロントガラスには防炎と防弾のためのシールド

つまり、保有する多連装ロケット砲においてウクライナ軍はロシア軍に対して射程の面で随分と不利だったのである。

これが、M240 MLRS/HIMARSの供与によりようやく互角レベルになると考えられる。
報道では射程80kmと伝えられる。使用弾薬はM30/M31 GMLRSあたりだろう。
ロケット弾でありながらGPS/INS誘導が可能であるため、狙った地点にキッチリ飛んでいく。

リンク www.designation-systems.net Lockheed Martin MLRS Rockets (M26/M30/M31)

一方で、同じ発射器で使用できるATACMSは供与されなかった。

Panzergraf @GdPanzergraf

米国がウクライナに給与する長距離兵器はHIMARSに決定。ただし、長射程のATACMSは送らずに射程80kmの227mm誘導ミサイルのみを送ることになった。 ↓ Himars: what are the advanced rockets US is sending Ukraine? | The Guardian | 0432 BST 01.06.2022 theguardian.com/world/2022/jun…

2022-06-01 19:31:29

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