なぜ日本では「地政学」が「バズワード」と化すのか･･･エセ科学としての「地政学」

HOTNEWS（ホットニュース） @hotnews8net_all

■ マッキンダー地政学『ハートランド』 - #ウクライナ危機 NATO東方拡大の正体とは？ hotnews8.net/society/world/… 　 #地政学 の観点から #戦争 の理由を解説するシリーズの、その２です。 （続きます） 　 #ウクライナ情勢 #ロシア #プーチン氏 #領土奪還 #侵攻正当化 #ディープステート #拡散希望

HOTNEWS（ホットニュース） @hotnews8net_all

■ #ウクライナ危機 の裏側 - バイデン政権閣僚たちの怨念とは？ hotnews8.net/society/world/… 　 実は米バイデン政権の閣僚に、#ロシア #ウクライナ を憎んでいる者たちがいます…。 　 #戦争 #戦争反対 #ウクライナ侵攻 #ウクライナ情勢 #ディープステート #プーチン氏 #領土奪還 #侵攻正当化

篠田英朗 Hideaki SHINODA @ShinodaHideaki

はあ、こういうのが目につくと、呟きたくなる。 リムランド概念は、マハンではなく、スパイクマンだろ。大陸系地政学もあると言いながら、なぜふれない？どうせやるなら、しっかりやれよ。 twitter.com/hotnews8net_al…

東野篤子　Atsuko Higashino @AtsukoHigashino

『すぐわかる地政学』とか『サクッとわかる地政学』のような地政学ものの薄い新書をパパっと短期間で書いちゃって下さい！という依頼を頻繁にいただくのですが、全てお断りしています。 国際政治学者なら、地政学の本なんてちょいちょいで書けるだろうと思われているのかもしれませんが、大間違い。

東野篤子　Atsuko Higashino @AtsukoHigashino

せめて地政学とは何か、どういう学問かを依頼の前にちょっとでいいから調べていただければ。そしたら、適切な書き手は自ずと絞りこまれます。 誰に頼んでもいいわけじゃないんですよ…

高橋 杉雄/Sugio @SugioNIDS

私の学部時代の恩師はモーゲンソー専門家なのですが、モーゲンソーは地政学を「エセ科学」と断じているのですよ。 その批判に応えずに、あるいはむしろ増幅する形で「地政学」という語を使う同業者とかシンクタンクの多いこと。

🦒🦒🦒きりんぱいせん🦒🦒🦒 @Genkidashiteru

いわゆる地政学の専門書読むと大抵、地政学についての科学性というか学問としてのアクチャリティについて触れられているので、薄っぺらいの出している人たち、どう思われたいのかなーって思いながら見てます。 twitter.com/SugioNIDS/stat…

To be determined @determined_2_be

学部でロシアの勉強していたときに地政学という言葉を知って何やそれと調べたけど、国関、安保学のリアリズム原理主義みたい（というかそれで片付く）だったし、そもそも学問としての蓄積と論証の再現性が致命的に足りない認識。そういう意味では最近の金融工「学」と似ていると思えますね。 twitter.com/SugioNIDS/stat…

fj197099 @fj197099

「地政学」はそもそも学問的な体系が存在しないアドホックな説明が多いので、社会科学のような「学問」の体系には値しない。根本的には「国際関係論」ですら政治学とか社会学、経済学、歴史学のような「学問」体系には値しないので「論」に留まる。ちなみにモーゲンソー自身の議論も怪しい。 twitter.com/SugioNIDS/stat…

花咲正直（鬼退寺桃太郎） @hanasakimasanao

地政学とモーゲンソーは政治(要因)と軍事(要因)のアプローチが正反対みたいなことをきいたような( ;´･ω･`) twitter.com/SugioNIDS/stat…

𝕏 ⛵️Ocoge🇳🇴 @Ocoge_Camera

これ、弊学の国際関係系の学問教えてる先生も同じような事言ってたな。 昨今の日本では地政学っていう言葉が1人歩きして地政学の本質をしっかり捉えている人は少ないと仰ってた。 言葉がカッコいいからエセの人達はそれっぽい事を「地政学」というジャンルに一緒くたにしちゃいがちとも。 twitter.com/atsukohigashin…

yo @yosgr24411

高橋先生がどう感じられるかはわからないが、 個人的には曽村保信『地政学入門』は古いながらも地政学をきちんと説明していた良書だと思う。 ハウスホッファーがいかにナチスに取り込まれてエセ地政学を展開させられたかとか、そういった内容も含まれています。 amazon.co.jp/dp/4121807219 twitter.com/SugioNIDS/stat…

o_tsuka#NoWarStopGenocide @o_tsuka

「地政学はエセ科学」、実に本質を突いた良い言葉だ。 語呂も良い。 繰り返し使って行きたい。 twitter.com/SugioNIDS/stat…

Cryptomeria @AHsMYBSs

正直地政学が何かって聞かれても答えられないんだよなぁ。 国際政治学の地理的側面に着目した分野ではあるかもしれないが、それがカバーする範囲の薄っぺらいことよ……。 twitter.com/SugioNIDS/stat…

ヨシＴ🎩🃏🍭🌟 @ushihaku6340

国際政治学・関係論、戦略学では「地理」は重要な要素だが、「地政学」という一つの確立した学問ではない。単純なところとして、英語でgeopoliticsなので、「地政学」という言葉は意訳。 そして「地政学」は主に、それを論じた識者や政治家、政府が何かを売り込みたいときに使われる。 twitter.com/SugioNIDS/stat…

東野篤子　Atsuko Higashino @AtsukoHigashino

コメントありがとうございます。 ただ、私はそもそも「地政学」なるものを研究しているわけではないのに見当違いな依頼が来る、という趣旨で先ほどのツイートをしたのですが。 戦争勃発以降、発信の努力は怠らなかったつもりですが、象牙の塔に閉じこもっているとのご指摘は重く受け止めます。 twitter.com/umezawabenrish…

Tetsuo Kotani/小谷哲男 @tetsuo_kotani

モーゲンソーはまだ地理をパワーの要素の一つとみなしていたものの、ウォルツの構造的リアリズムになると地理でさえパワーの要素ではなくなったという点をふまえた上で、地政学を語る必要はあるでしょう。 twitter.com/sugionids/stat…

高橋 杉雄/Sugio @SugioNIDS

@tetsuo_kotani そこです。サードイメージで捨象されてしまう地理的要素を組み込むことは、政策分析には不可欠。そういう着眼点からの地政学論は重要です。

手塚一佳 DFA/博士(芸術) MENSAN @tezukakaz

「地政学」と言えば仮想戦記の基礎教養で、個人的には要するに「異世界転生」とほぼ同義語だと思ってる。 twitter.com/SugioNIDS/stat…

篠田英朗 Hideaki SHINODA @ShinodaHideaki

モーゲンソーは博士号（国際法）までドイツにいた亡命ユダヤ人。ヒトラーが一時期傾倒したハウスホーファーの地政学を運命論とみなして嫌悪していた。モーゲンソーはマッキンダーは読んでいないですね。 twitter.com/SugioNIDS/stat…

武内和人/Takeuchi Kazuto @Kazuto_Takeuchi

政治学者モーゲンソーが地政学を「えせ科学」と断じたのは事実で（『国際政治』第10章）、国力評価における単一要因論の誤りを指摘する文脈でマッキンダーを批判しています。 ただ、最近の議論の動向を踏まえると、モーゲンソーの批判は必ずしも妥当性を持っているとはいえない状況だと思います。1/ twitter.com/SugioNIDS/stat…

武内和人/Takeuchi Kazuto @Kazuto_Takeuchi

地政学では、世界全体を一つの地域と捉え、供給網・交通網が絶えず変化する性質を持つと想定します。 その上で、各国の戦略については、地政学的環境をどのように解釈しているのかによって、また各国の国土の形態、立地、資源によって、人為的選択されると分析しており、これを地政戦略と呼びます。2/

武内和人/Takeuchi Kazuto @Kazuto_Takeuchi

例えば従来まで使用していた輸送路が隣国の関税政策の変更、戦争、治安悪化などで閉鎖されると、より効率の悪い別の輸送路を設定しなければなりませんが、これは輸送費を高騰させ、経済に悪影響（例えば物価の上昇）を引き起こします。これにどう反応するかを調べるのが地政戦略の研究です。3/

武内和人/Takeuchi Kazuto @Kazuto_Takeuchi

今の研究者は、地政戦略を必ずしも地理的要因だけで決まると想定していないので、理論的には戦略全般と同じようなモデルで分析が可能ですが、地政戦略の特徴は交通政策に強い関心を持っている点で、最近だと中国の一帯一路が地政戦略的プロジェクトとして注目されているところです。4/

武内和人/Takeuchi Kazuto @Kazuto_Takeuchi

これは実にマッキンダー的な地政戦略ですが、その有効性に関しては研究者の議論が分かれていると思います。 もし現代の地政学に興味があるという方は、Grygiel先生のGreat Powers and Geopolitical Change（2006）あたりから入門してみるとよいと思います。5/5 amzn.to/3xqOfIP