ウクライナ軍、トール対空ミサイルシステム搭載のロシア軍タグボートを撃沈

6月17日、久々に本当らしいウクライナ軍対艦ミサイル部隊の戦果の報道がされた。

黒海艦隊旗艦モスクワ撃沈以降、この手の結局誤報となる報道が大きく騒がれがちであった。
以前なら眉唾であったものが、もしかしたらと期待されるようになってしまったためだ。

この手のウクライナ側報道は、地方当局や地方議員などをソースに地方ニュースから広がりがちなものだ。
結局政府が否定する形になるので、今後も眉唾で見ていこう。

さて、話は戻って今回の戦果についてだ。

こちらはウクライナ海軍公式アカウント。

Google翻訳
"ウクライナ軍の海軍は、別の「類似物なし」を攻撃しました-SAM「TOR」を搭載したタグボート
黒海艦隊のタグボート「VasiliyBekh」は、黒海艦隊の弾薬、武器、人員をスネーク島に輸送中に黒海で殴打されました。"

"伝えられるところによると、ウクライナ軍は、スネーク島に物資を輸送していたロシアのプロジェクト22870 Rescue Tug Vasily Bekh（SB-739）を破壊しました。"

プロジェクト22870救助曳船はタグボートとしては大きく、全長57m、全幅14m、排水量1200tというものだ。

TB-2による弾着観測とされる映像も出てきている。

こちらはもう少し長く続く映像。
2発目の弾着も確認できる。

"ウクライナ軍は、ロシアの黒海艦隊「ヴァシリー・ベフ」のタグボートに衝突しました。 TOR対空ミサイルシステムが装備されており、Zmiinの隣にありました。オデッサOVAの責任者、マクシムマルチェンコは、ハープーンミサイルに襲われたと述べた"

マクシム・マルチェンコ氏は陸軍大佐にして現在オデーサ州知事でもある人物だ。

モスクワ撃沈においてもかなり早期に戦果を発信していた。
その氏がハープーン使用を伝えているのだから、信憑性は高いのかもしれない。