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伝記「スターリン」読んでる。 スターリンが人を重用して、その権力が成長するのに任せ、ある日弊履を棄てるように失脚させるのは、 偶然でも野放図でもパターンでもなく、彼の統治法だったんだなと少し思えてきた
2022-06-19 14:09:01ひとつひとつの木を細やかに剪定して育てるには、ソ連という森は広すぎ大きすぎるんだろう だから必要な中から気に入った木を可愛がり、大木になるまで放置し、不要になったら伐り倒す 彼は斧を手放さなければいい
2022-06-19 14:11:21「野放図な権力行使がこういう結果になった」と考えるには、スターリンはあまりにも細心で真面目すぎる 必要性からああしていた、ということだろうと思う
2022-06-19 14:13:46図に乗らないタイプの謹直で有能な人物は、好まなかったように思える たぶんそういうのが信望を集めるとコントロール不能になるからだ 図に乗るタイプの俗人なら、不必要になった時になんとでも伐れる
2022-06-19 14:16:26いま時点の感想としては概ね「人間をなんだと思ってるんだこいつは」ですかね 人間を自らの暴力の影響下に置き、人間を支配し、人間を使い捨てることを繰り返している どうしてこんな人物が仕上がったんだ
2022-06-19 18:20:26革命状況が惹起するなり非妥協内戦上等に突き進むレーニン先生も大概おかしい人ですね 革命状況において協調路線は中長期的には全員からそっぽを向かれる、という著者の理解は最もだし、レーニン先生の視点もまあそうだとしても、 できますか普通?いきなり武装対立一党独裁に走り出せます?
2022-06-19 18:25:09ああ、徳川慶喜の気持ちもそんなところなのか……? 協調と連立を投げ捨ててとにかく戦争を起こそうとする頭のイカれた連中……
2022-06-19 18:27:10@jiny3jiny34643 合理を突き詰めると狂気に行き着く……旧日本軍も同じ発想、知れば知るほど日本軍が"合理化を徹底"していたことが分かる、負傷兵は見捨てたほうが"合理的"、パイロットは爆弾の誘導装置として使い捨てたほうが"合理的"……合理化を徹底したからこそあらゆる面で勝る米軍にあそこまで戦えた。
2022-06-19 21:04:11@jiny3jiny34643 日本兵と米兵のキルレシオって、実は日本側は戦死者の七割以上が病餓死or輸送船もろとも溺死で残りも相当が米軍以外との戦闘で死んでる、一方米軍は日本との戦いで30万人以上が死傷している、つまり純粋な戦闘での損害比はほぼ1:1だったりする、これは日米の戦力格差を考えれば信じがたいほどの善戦。
2022-06-19 21:12:04@jiny3jiny34643 歴史を因果律で解けば、スターリンも1つの必然だったのでしょうか(いいや、そんなわけが…。)
2022-06-19 22:19:37@jiny3jiny34643 ただただ、人間として寂しい人生だったろうなあ、と。彼が魔物だったのか、権力というものが魔物なのか、一つしかない人生をこういう犠牲に費やすことを寂しく感じるのは我々が弱いせいなのでしょうかね?
2022-06-20 00:21:05@jiny3jiny34643 最初の嫁を亡くした時に【人間】としてのスターリンは共に死んだんだ。 後に残ったのは共産主義と効率化しかないバケモノだった…
2022-06-20 00:36:01@jiny3jiny34643 そう言えばスターリンも毛沢東もロベスピエールもヒトラーも…etc私服を肥やすのにはあまり関心がなく ひたすら権力と勢力の誇示に力を入れてましたね 人は力を持てば腐敗するのが世の常なのにそうならなかった… 逆にそんな人物は普通ではないからどんな事でもしてしまう げに恐ろしか((((;゚Д゚)))
2022-06-20 09:15:22@jiny3jiny34643 この人間の遺体が厳重に保管されていることが、理解できない!
2022-06-20 10:55:50@jiny3jiny34643 なぜそこまで権力に固執したのか。終生暗殺に怯え神経を尖らせながら書記長の座に付き続けることが彼にとって幸福だったのか。リアリストでヒトラーのような理想と野望に燃えているタイプでもなかったはず 何が彼をそうさせたのか
2022-06-20 11:39:45