「「玲和」四年、日本国はウクライナにジョブチェンジしました！」 解説。

針泉@大鏡路地／「日本国は手を抜けない」小説家になろうにて連載中 @harishimizu

なろうで掲載するには些か削除対象になりそうな第一部ネタ解説をやってしまおう。

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と言うわけで、「「玲和」四年、日本国はウクライナにジョブチェンジしました！」 ncode.syosetu.com/n0591hn/ #narou #narouN0591HN 解説。

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冒頭は太宰治の名作、「走れメロス」のパロディ。 「玲和」という元号については、最初の四話を投稿した投稿した時点では「令和」になっていたが、終わらせ方を決めた辺りで「玲和」に書き換えたように記憶。

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典拠は特にないが、「玲瓏にして調和する世界」を願って元号に定められた、という設定にしている。実際には血塗られた世界なので皮肉ですね。 人名についてはアルファベットに直して発音が近いと感じた単語に置き換えるか、一字おきに反対の意味の漢字に置き換えとかそんな感じ。

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第二話。 この回は「一応、国内法の最低限のルールは守ったことになる」という文言を入れることだけは決めていた。 が、「何も守っとらんじゃないか」というツッコミを期待していたのに特にツッコミは入らなかった。次。

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第三話。 説明回なので特に盛り込んだネタはなし。

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第四話。 常々、某国とか某国の、「主権の存在を疑問視する」って発言を見るにつけ、言われたら「そこまで言うのなら最早是非も無し（是非に及ばず）」と言い返そうと思っていたので、ここが一番書きたかったことだったりする。

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「我が代表堂々と退場す（八十九年ぶり二回目）」は今後の展開を暗喩するつもりで書いたけど特に反応は無かったし、第二部完結後も一番いいねが少なかった回だった。それで大いに正常なので読者の皆さんはその感性を大事にして欲しい。

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あと、改稿後に潜水艦の名前を弄ってあるが、ツッコミが入らなかったので作者としては寂しい限り。

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第五話。 「国際空挺旅団」はスペイン内戦で共産主義かぶれの知識人や労働者によって組織された国際旅団（※そしてドイツとイタリアに支援されたフランコ将軍に負けた）をモチーフに名付けた。が、ツッコミは特に無かった。

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あと改稿後は「モスクワ」が完全にオーバーキルされてるのすっごくかわいそう。スラヴァ級かっこいいのに不憫だ。

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第六話。 「よく来てくれました、感動した！」の元ネタは某国宰相の某力士への激賞だったと記憶しているが、彼の政策が後々の購買力低下や低賃金労働者の増加に繋がっていると個人的には思っているので、まあ選択肢が他になかったとはいえ、もう少しマシな道はなかったのか？とは思わないでもない。

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第七話。 「城を攻めるは下策、心を攻めるが上策」は三国時代の中国の武将、馬謖の献策。 トルコ海峡強行突破は、総理の名前が吉田武雄なので「タケオという名前の総理＝超法規的措置」の等式が僕の中で成立していたので、じゃあやろう！ってなりました。一体誰なんでしょう。ふしぎだなあ。

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第八話（改稿後） 「光一号〜」はエスコンゼロに影響を受けてるけど、多分「Battle of Kharkiv 7th Round Area」の頭文字でも取ったんじゃないですかね（適当

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「これで来年度の〜」はゴジラ映画最高傑作（※個人の主観です）である平成VSシリーズ最終作、デストロイアから。

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「リボン」と「ブライ」の乗機はF-4EJ改、「仔牛」は元ネタ忘れてしまいましたが多分Su-27（ウクライナ空軍）、「碧の十四番」は多分Su-30（ロシア空軍）という設定。 「キーウの幽霊」は今次戦争初期の戦場伝説、「ハルキウの鬼神」はエスコンゼロに由来して、乗機はそれぞれSu-27とSu-37。

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ちなみにこの「第七次ハルキウの戦い」で航空自衛隊は「最も多くのF-15被撃墜機を出した空軍」の名誉を賜っている。かわいそう。

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第九話（改稿後） 最初、戦術弾道弾で敵司令部爆砕はネタのつもりだったのに、現実では揚陸艦を戦術弾道弾で撃沈してるので、事実は小説よりも奇なりを行かれてしまった。イカれてるぜ！

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第十話（改稿後） 最後まで終わらせ方には迷っていた形跡はあるのだが、吹っ切れたので遂に最後通牒しちゃった☆ミ って感じ。 なんで吉田総理は妖怪首置いてけになったんでしょう。不思議だなあ。

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第十一話（改稿後） ○タブーが怖くて自由民主主義の国民やってられるか！ということで、チカちゃん殿下というキャラは発生した。 なお日本国帝室を示す紋様は十六弁八重表櫻紋（櫻花紋章）ですので、現実の人物、団体等とは一切関係ありません（当局発表）。

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日本国がジョブチェンジした時点で、後生大事に憲法護持する必要もないかなと思ったので、勅命講和案を出してもらった。 あと、プッティン氏のセリフは僕の最推しキャラのそれ。やっぱり誰も突っ込んでくれない（それほど読者居ない）ので、僕の青春の作品はもはや古典なのだと悟りました。つらい。

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第十二話（改稿後・第一部最終話） ジョブチェンジ第一部のエピローグに相当する話だが、その語り手は「蛇足」の「キーウの幽霊、またはハルキウの鬼神と呼ばれる人物について」で撃墜された、キーウの幽霊その人という謎設定が（比較的後で）生えた。

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エピローグの語り手が誰であるか、は最初深く考えないまま、名無しの権兵衛が語る体で書いていて、キーウの幽霊という設定は完全な後付け。「蛇足」を書いた後の改稿で体裁を整え直した。

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設定が後から生えるのはよくあることだと信じているので僕は一切反省も後悔もしていない。

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と言うわけで、「「玲和」四年、日本国はウクライナにジョブチェンジしました！」 ncode.syosetu.com/n0591hn/ #narou #narouN0591HN 解説は終了。 後でまとめておこう。