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「京の舞妓」が花街の「性」の部分を不可視化した上に成り立つごくごく表層部分であり、しかもそれはいわゆる明治期「古都」イメージ創出戦略のなかで創られた「伝統」の一部でもある(都をどりとか)ということは、高木博志さんが度々指摘していることですよね。などと少し言いたくもなり。
2022-06-27 20:24:48
近年遊廓社会史のなかで近代の娼妓についてはかなり実態の研究が進んできていますが、芸妓研究が全然ないんですよね。研究が待たれる分野かと
2022-06-27 20:29:06
これとか文博の展覧会図録なので所詮は「美しき舞妓」の枠組みを出ないんですけど、解題で近代京都の芸舞妓と娼妓の現実をギリギリのところでちゃんと書かれてるんですよね。高木さんと加藤政洋さんが。 seigensha.com/books/978-4-86…
2022-06-27 20:38:02
こちらにも近代京都の花街の現実を書かれていますよね。第二章「(1)「もてなしの文化」の虚像」として。 twitter.com/shoemaker_levy…
2022-06-27 20:46:13
いまさらながらPDF公開されていた。 高木博志「金光教と遊廓・花街―都市布教と民衆―」『金光教学』58号、2018年。 konkokyo.or.jp/kyogaku/bullet… twitter.com/shoemaker_levy…
2021-03-14 16:56:48
日本舞踊に「舞妓」という演目があって、黒地の衣装を着る演出と黒地以外を着るのがあり、黒地の衣装は舞妓卒業直前という意味。いずれにしても、ハードな仕事だと思う。いくら稼いでも、数週間ごとに変える羽二重のかんざし・お引きの着物だって、だらりの帯だって、小物だって驚くほど高価だし。
2022-06-27 21:36:47
待遇は置き屋さんによって随分違うんでしょうね。都踊りとか、ひのき舞台で踊れるような舞妓さんはごく一部なんだと思う。なんていうのかな、「領収書の出ないお金」が動くでしょうね。
2022-06-27 21:40:12
白塗りのお化粧ってするのもものすごく時間がかかるし、落とすのにも時間がかかるし、髪を結うのもほどくのも時間がかかる。一人ではお支度できないだろうし、3時間近くかかるんじゃないかな。舞のけいこだけでも人格否定はあるだろう。しんどいしんどい仕事だと思う。どんな置屋にいても。
2022-06-27 21:43:27
今日みたいな蒸し暑い日もあのお衣装にぽっくり履いて歩くのでしょう。それだけで大変なのに、酒席に侍るんですもの。ほんと、それだけでもすごいストレスだと思う。きつい守秘義務もあるよね。しんどいと思う。
2022-06-27 21:48:07
この年になったから言うけど、15~6歳の娘に何もかもわかりなさい、わかってたでしょっていうのは、まあ、酷だと思うよ、何にせよ。
2022-06-27 22:04:26
花街イコール遊郭じゃないので、こういう言い方をすると誤解を招くかもしれないけど、前に何度かツイートしたように、吉原遊郭を最初に知るのが鬼滅って子たちは幸せだと思う。
2022-06-27 22:15:50
「おもてなし」ってやつです、「おもてなし」。商談にはもってこいでしょう? 密室だし。きつい守秘義務がつくっていうのもそのあたりから。NHKワールドとか海外に熱心に発信してる、Maiko とか Geiko とか。芸者って言うのともまた微妙に違うんですよ、舞妓さんや芸妓さんは。
2022-06-27 22:41:14
Musume, Geisha はそのまま欧米諸国(の一部)で使えるでしょ。これ、日露戦争より前からだからね。
2022-06-27 23:06:01
「女は頭のてっぺんから足のつま先までお金になる」という言葉を50歳代になってから聞いて、どうして頭がお金になるんですかとたずねたら、「女は髪の毛だって売り物になる」と言われた。なるほどというかヒエーというか。そう言われればそうだなと。男の人が髪を売るって聞いたことないです。
2022-06-27 23:35:13