東電協力企業の放射線管理員が語る福島第一原発緊急作業員の話

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今回被災してない中越地震被災作業員も何人か応援に駆けつけている。

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彼らは俺と違って使命感と責任感に燃える人たちだ。

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1F作業員に対して「放射線障害気にならないんですか？」という類の質問はナンセンス。皆被曝は覚悟の上で作業している。それよりも応援してやってくれ。

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ちなみに俺はJCO臨界事故時東海村にいた。皆そんなもんなんだよ。業界が狭いからさ。

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そうそう、今回女川原発で被災して何もかも津波に流された作業員も実は１Fに来ている。

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冗談交じりで交わす言葉が、「俺たち何か悪い事したのかなぁ？」。

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やはり飲むとツイートが弾む。昨日は休肝日だったのだ。おやすみ

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東電＝悪と思っている人がたくさんいるらしい。そりゃ中には悪党もいるだろう。でもそれはどんな業界でも同じことが言える。人々を幸せにするツールが電力だ。電力を供給する会社に就職したい。そう思った人もいる。

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ちょうど警戒区域20kmの境界線にあるJヴィレッジ、ここは東電が土地を買って施設を整えて、地元の自治体に譲った場所なのだが、ここには4月初旬から未だに東電女子社員が常駐している。

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なでしこJAPANにも元東電社員がいるのだが、彼女たちは震災後移籍してワールドカップに出場して、メダルを獲得、国民栄誉賞もGETした。

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じゃぁ、被災地に残った東電女子社員は何を獲得できるのか？やっぱり被曝線量が記載された放管手帳だけなんだよ。

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俺も一緒に仕事していて、こいつはクズだな。こいつはちゃんとやってるな。と人を見ていた。

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でも、Jヴィレッジ、免震棟へ行けば今までクズだと思っていた奴もそこにいるんだよ。

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社員だから賠償金請求するわけにもいかないし、避難所へ行っても正体は明かせないし、辞めたら卑怯者扱いされるし・・・

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というのが、東電社員の話で、次に下請け企業の話をしよう。

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3.14くらいから皆集まってきた。皆一旦は避難所に避難している。

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その後自主的に集まった。遠いところでは柏崎から駆けつけた作業員もいた。

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世間では放射性物質が飛んできたどうしよう！！って最中、彼らは渦中へ向かったのだ。

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電話がやっと繋がって俺も行きたいと話したら「絶対に来るな！」と言われた。

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作業員の大半が福島県民なのだが、福島県は学力テストが常にワースト5位以内だった。放射線の影響なのかどうかは分からない。

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こんな状況でも、彼らは仕事が終わればパチンコへ直行。いわき市内のスナック、風俗店は大盛況・・・。

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そのくらいしなけりゃやっていけないんだよ。

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精神力が持たない。

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I131の濃度からいってチャコールフィルターは30分で限界に達する。大気放出させてくれないか？ふざけるな！それで作業させて被曝すれば世間は「ずさんな管理」・・・