4/25-4/30:㊩molbio08さんのログ:「追加接種を今すぐやめて一年が経つのを待つ」

molbio08 @molbio08 さんのログ· 4/25-4/30  ★二回接種する前に読みたかった。残念。
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molbio08 @molbio08

専門分野は分子腫瘍学・分子生物学。抗体を活用した研究を行ってきました。腫瘍免疫は重要なテーマなので免疫学も守備範囲。大学で教えています。

molbio08 @molbio08

宮坂先生が在籍されていた大阪大学は、岸本忠三先生から、Toll様受容体の審良先生、そして制御性T細胞の研究成果を含めて、まさしく免疫学のメッカ。なのになぜというのが正直な感想。この先生が理解されていないのは抗原性という概念。不活化型ワクチンは一般的に抗原性が低く複数回の接種が基本です twitter.com/KDystopia/stat…

2022-03-23 20:47:29
molbio08 @molbio08

不活化型ワクチンでは抗原のウイルスをタンパク質変性剤で処理をしているために抗原としての構造が本来のウイルスとは異なったものになっているのが常識的な理解です。ところが、mRNA型生物製剤では全くnative な構造を有するスパイクタンパク質が抗原になります。

2022-03-23 20:51:20
molbio08 @molbio08

ここが重要なポイント。つまりmRNA型生物製剤ではウイルスのスパイクタンパク質と同等な抗原で免疫することになります。スパイクタンパク質は抗原性が高く二回の接種で極めて高いレベルの抗体が誘導されます。このような効果は不活化型ワクチンでは達成できません。そこで三回目以降が必要になるのです

2022-03-23 20:54:16
molbio08 @molbio08

問題は免疫の回数ではありません。十分な免疫が誘導できているにもかかわらず追加接種が必要だというのが問題だと言っているのです。不活化型ワクチンでは抗原性が低い上に抗原の構造が変化しているために何回も接種しないといけない。ところがmRNA型生物製剤では二回の接種で免疫は十分誘導されている

2022-03-23 20:59:42
molbio08 @molbio08

十分な免疫ができているにもかかわらず、なぜ追加接種が必要になるのか、それが問題なのです。この先生はmRNA型生物製剤をワクチンだと考えているように思います。それが最大の誤りです。抗体産生は誘導するものの誘導された抗体によって自滅しないためには免疫抑制が必須という分子機構。

2022-03-23 21:07:31
molbio08 @molbio08

産生された抗体がスパイクタンパク質を発現してしまった体内の組織の細胞に結合し、その結果、それらの組織に対するリンパ球の攻撃を誘導してしまうという矛盾に満ちた分子機構、これが重大な副反応を招いているのです。ワクチンの接種回数の表ですが、まるでお花畑。仕組みがそもそも違います。

2022-03-23 21:14:20
molbio08 @molbio08

かくして、三回目の接種をすればするほど感染は爆発する。それは当然でしょう。なぜなら接種は免疫を抑制するからです。

2022-03-23 21:16:57
molbio08 @molbio08

@michiya1990 次のスレッドで、目覚めたお母さんが目覚めていないお友達に説明できるよう、より平易に説明してみたいと思います。案外、これは、テレビ医者の方たちや政府の専門家委員会の方たちにも役立つかもしれません。忽那さんにも読ませたいところです。乞うご期待。

2022-03-27 09:45:39

キングコブラ毒素

molbio08 @molbio08

この動画を見てみました。以下はpreliminary な解析結果です。方法はキングコブラ毒素のアミノ酸配列を入手。その全長のアミノ酸配列を新型コロナと比較。これはNCBIのBLAST というツールで実施しました。コブラ毒素は83アミノ酸からなる少し長めのペプチドです。CAB50697.1が配列IDです。 twitter.com/Trilliana_z/st…

2022-04-25 09:06:43
Trilliana 華 @Trilliana_z

重要【全ての点と点が繋がった】 コロナと💉についてのショッキングな新考察。このビデオ(ブログ内の2個目)が必見です。流し見でなく真剣に見るべき内容。痺れます。内容についてはノーコメント。 🈁→ hellomitz3.net/?p=3922 pic.twitter.com/hO9mcPIL5F

2022-04-24 12:41:22
molbio08 @molbio08

今はBLASTでCovid19ウイルスだけを比較対象に解析可能です。BLASTというのは米国の国立生物情報学研究所、NCBIが公共に提供している配列解析ツールで、高速に類似した配列を見つけてくれます。コブラ毒素全長で配列比較を行うとヒットなしでした。そこで、次のステップへ。

2022-04-25 09:10:33
molbio08 @molbio08

次に行ったのは同様の毒素において共通しているアミノ酸配列を見つけて、その部分との類似配列を検索しました。保存配列はLKFPVKです。これが何かは先日貼り付けたアミノ酸の表をご覧ください。この解析の結果、二つの部分がヒットしました。ORF1abとORF8の二つです。最初のLを除いた部分が一致。

2022-04-25 09:14:45
molbio08 @molbio08

残念というべきか何というべきかは別として、この二つにはスパイクタンパク質は含まれずという結果。スパイクタンパク質そのものがコブラ毒素と類似の配列を持っていることはなさそうですが、類似した配列が二つ見つかったことには驚きました。どなたか、さらに詳細な解析を

2022-04-25 09:18:42
molbio08 @molbio08

この程度の一致でコブラ毒素と類似の配列を持つ二つのタンパク質がコブラ毒素同様の機能を持つかは不明ですが、驚きました。参考までに5つのアミノ酸配列が偶然一致する確率は20の5乗分の1です。以上です。もっとintelligentな解析はbioinformatics の専門家におまかせします。

2022-04-25 09:25:40
molbio08 @molbio08

結果を簡単にまとめるとコブラ毒素と同じ配列はスパイクタンパク質にはなかったものの、他の二つのタンパク質にコブラ毒素が機能する上で重要な配列とよく似た配列が見つかったということです。これらの配列が偶然一致する確率は3億2千万分の一ということです。

2022-04-25 10:11:48

4/26 モチーフ

molbio08 @molbio08

少し補足しておくとコブラ毒素の機能ドメインに存在するコンセンサス配列はLKFPVKという6個のアミノ酸の他にスペーサーが入ってもう二つのアミノ酸の一致が必要です。こう書くのがより正確な表現です。専門家以外には不可解な表現ですが、このような配列のルールをモチーフと呼びます。

2022-04-26 22:11:59
molbio08 @molbio08

新型コロナウイルスのORF 1abORF8の二つの部分に例の類似配列が存在しますので、その部分を取り出して、それとコブラ毒素の配列とでマルチプルアラインメントすればその類似に意味があるかどうかの答えが出るでしょう。どの程度の生物学的意義があるかはその後で考えるべきことです。

2022-04-26 22:22:13

4/28 韓国と日本を比較 

molbio08 @molbio08

ソウル大学でのレクチュアは無事完了し、こちらの先生方と新型コロナウイルスのパンでミックの今後などについて協議。ADE誘導型変異ウイルス登場のリスクなど懸念すべきことについて話し合いました。その後、ソウルから車で2時間ほどの郊外の観光地のリゾートホテルに移動。

2022-04-28 04:35:48
molbio08 @molbio08

驚いたのはウイークデイであるにも関わらずホテルの駐車場は車でいっぱいでした。地元の方に聞いたら、ようやく大幅に規制が緩和されたため皆が遠出の旅行に出掛けているということ。リゾートホテルですが、部屋はかなり広く、キッチン付きのリビングにベッドルーム二つ、バスルーム二つというもの。

2022-04-28 04:39:44
molbio08 @molbio08

こちらは桜も終わり新緑の季節です。ソウルの街は車で溢れ、観光地は観光客で溢れているといった状況です。ソウルで会った人は全員感染済みでした。全員外出時はマスクをしていますが、これでマスク規制がなくなれば完全に通常に逆戻り。アルコール濃度41%のお酒で延々と続く乾杯、焼肉とキムチ。

2022-04-28 04:48:10
molbio08 @molbio08

以前来た時には乾杯ごとにお互いのグラスを交換して返杯という習慣がありましたが、それはコロナの感染拡大でさすがに消滅しました。ソウルのホテルにしろリゾートホテルにしろ日本を超えるレベルです。バイオ医薬品の生産では日本をかなりリードしています。抗原検査キットは世界中に輸出しています。

2022-04-28 04:54:29