7/1-7/31:㊩molbio08さんのログ: 今回のパンデミックにどう取り組んでいかなければならないのか。

7/1-7/25:㊩molbio08さんのログ: 7月分 読みにくくなると思うので、デコは控えめにしました。 mRNA型生物製剤によって、肝臓、副腎、卵巣そして血管内皮細胞などに導入された1メチルシュードウリジン化されたmRNAが 長い寿命を持つものと推定できる7/3
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molbio08 @molbio08

専門分野は分子腫瘍学・分子生物学。抗体を活用した研究を行ってきました。腫瘍免疫は重要なテーマなので免疫学も守備範囲。大学で教えています。

7/2 ブースター接種者ではウイルスの消失が遅れる

関連資料をリンク。
感染における培養可能なウイルスの放出期間

molbio08 @molbio08

興味深い内容です。ブースター接種者ではウイルスの消失が遅れる。その理由はなんでしょうか?ブースター接種推進が感染拡大の誘因であることを示しているのでは?免疫抑制がmRNA型生物製剤の主作用か?いろいろ考えさせられる記事です。 twitter.com/ichudov/status…

2022-07-02 04:05:26
Igor Chudov 🐭 @ichudov

A study found that boosted people, like Dr. Fauci, are the SLOWEST to clear Sars-Cov-2, with 31% still carrying replication-competent virus on Day 10.(only 6% of unvaxed do) They are the superspreaders! This is also why Paxlovid causes rebound for them. igorchudov.substack.com/p/study-booste…

2022-07-01 07:58:33
リンク New England Journal of Medicine Duration of Shedding of Culturable Virus in SARS-CoV-2 Omicron (BA.1) Infection | NEJM Correspondence from The New England Journal of Medicine — Duration of Shedding of Culturable Virus in SARS-CoV-2 Omicron (BA.1) Infection 1 user 2689

7/3 スパイクを含むエクソソームによって免疫された可能性

6/25のtwについた7/2のコメ:

molbio08 @molbio08

@Chami724 感染された方ではN抗体及びS抗体ががプラスになりますがS抗体よりもN抗体の方が低下速度が低いようです。非接種でS抗体だけ検出されているのはスパイクを含むエクソソームによって免疫された可能性があります。次のスレッドで紹介予定の論文では接種者由来のエクソソームでマウスの免疫実験を実施。

2022-07-03 03:15:38
molbio08 @molbio08

@Chami724 その結果、抗体が誘導されています。シェディング被害者の抗体検査を行うことが必要ですね。S抗体だけが検出されるようだとシェディングが実際におきているエビデンスになると思います。次のスレッドはスパイクが体内で生産される期間についての考察の予定です。コメントありがとうございました。

2022-07-03 03:18:46

シェディングについて(二回目のスレッド)

molbio08 @molbio08

シェディングに関する発信の二回目です。今回はmRNAの持続時間、スパイクタンパク質の持続時間について考えてみたいと思います。このmRNA型生物製剤の接種が始まった段階では、mRNAは不安定な物質であり細胞内ではすぐ分解されてしまうのだから長期的な副反応など考える必要がないと多くが発言。

2022-07-03 05:01:55
molbio08 @molbio08

いわゆる専門家と呼ばれる方たちは異口同音にこのようなことを主張していました。すぐ壊れてなくなるから安心して接種してくださいと言っていました。もしも細胞に導入されたmRNAが通常のmRNAと同様にすぐ壊れてなくなってしまうのであればシェディングについて議論する余地はなかったことでしょう。

2022-07-03 05:03:01
molbio08 @molbio08

遺伝子情報が細胞内で発現する仕組みは中心命題あるいはセントラルドグマとよばれます。中心命題という大げさな名前がついている理由は、これが分子生物学の中核をなす概念だからです。DNAに記された生命の設計図は最初にmRNAにコピーされ、コピーされた遺伝情報は核から細胞質に移動してそこで翻訳。

2022-07-03 05:04:18
molbio08 @molbio08

翻訳された結果タンパク質が合成されます。細胞内には主要なRNAは三種類あります。転移RNA(tRNA)、リボソームの構成要素であるrRNAそしてmRNAです。タンパク質合成で活躍するのがリボソームと転移RNAです。貼り付けた模式図の緑で示されているのがtRNAです。 pic.twitter.com/fDm3gTBJDk

2022-07-03 05:07:50
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molbio08 @molbio08

tRNAは、ひっくり返しただるまのような形で書かれているリボソームと連携して、アミノ酸を運んできて遺伝暗号に従って次々とアミノ酸を連結してタンパク質を合成する反応を行います。tRNAとrRNAは安定にしておく必要があります。タンパク質を合成する反応において重要な役割を担っているからです。

2022-07-03 05:11:00
molbio08 @molbio08

これらの二種類のRNAが不安定だと翻訳反応が途中でストップしてしまい異常なタンパク質ができることになります。この事態を避けるためにtRNAとrRNAは安定化されています。それに対してmRNAは不安定であるべき存在です。mRNAが安定だとタンパク質の合成量のコントロールができなくなるからです。

2022-07-03 05:14:34
molbio08 @molbio08

mRNAが安定で細胞内にずっと存在し続けると延々とタンパク質が合成されることになり細胞が破裂するような事態さえ考えられます。例えば、受精卵から個体ができあがる過程では、必要なタンパク質を必要な時期に必要な量だけ合成しなければならないことがわかっています。

2022-07-03 05:16:47
molbio08 @molbio08

生物が正しく個体を形成し、体の機能が正しく保たれるためには遺伝子発現制御、つまりmRNAの合成量を制御することでタンパク質の生産量を精密に調節しなければなりません。mRNAが安定だとこのしくみが機能しなくなるわけです。今回のmRNA型生物製剤ではどうか。実はこれが大きな問題なのです。

2022-07-03 05:18:54
molbio08 @molbio08

通常であれば不安定のはずのmRNAを安定化したのが今回のmRNA型生物製剤!RNAを構成する4種類の塩基のうち、Uつまりウリジンをシュードウリジン化してあります。それも単なるシュードウリジンではなく1メチル-シュードウリジンを使用しています。1メチルシュードウリジンはtRNAにも含まれています。 pic.twitter.com/z5GoD0JmhC

2022-07-03 05:20:51
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molbio08 @molbio08

tRNAの安定性を高めるために一部のウリジンがシュードウリジンを置き換わっています。ここで気がつくのはtRNAでは全てのウリジンがシュードウリジンに置き換わっているわけではないということです。tRNAの模式図を貼り付けておきます。図で、ACGUではない見慣れない記号がシュードウリジンです。 pic.twitter.com/to6SwbqSJE

2022-07-03 05:23:17
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molbio08 @molbio08

tRNAを安定化するには部分的にウリジンをシュードウリジンに置換するだけで十分。ところが、mRNA型生物製剤では全てのウリジンが1メチルシュードウリジンに変換されています。そのため、mRNA型生物製剤で細胞内に導入されたmRNAの寿命がどのくらいあるかは全くの未知数です。note.com/hiroshi_arakaw…

2022-07-03 05:25:15
リンク note(ノート) ブレーキの無いRNAワクチン|荒川央 (あらかわ ひろし)|note ファイザー、モデルナのコロナワクチンはRNAタイプです。ワクチンに使われるスパイクタンパクは本来人体への毒性の高いものですが、実際に遺伝子やアミノ酸配列の上で毒性を下げる工夫が取られていないのか、そしてその毒性を制御するためのセーフティガードの仕組みは組み込まれていないのかを遺伝子配列から確認してみました。 どちらのワクチンもmRNAの構造をしています。スパイクタンパクの遺伝子が主役であり、遺伝子の安定化や翻訳効率上昇のための工夫は見られます。ファイザーのコロナワクチンの場合には、始点にキャップ構造があり 21 users 673
molbio08 @molbio08

荒川先生のNoteを貼り付けておきました。参考になると思います。細胞に導入されたmRNAは完全にシュードウリジン化されていますのでtRNAの例から考えるとかなり長期間細胞内で維持されるものと考えるべきでしょう。細胞分裂が盛んな組織であれば細胞分裂にともなってmRNAは薄まっていくでしょう。

2022-07-03 05:27:43
molbio08 @molbio08

一方で、細胞分裂の頻度が低い組織では安定化されたmRNAはずっと高いレベルに保たれると考えるべき。心筋や神経系の細胞は細胞の代謝回転速度が低いため、心筋炎が重大な副反応として生じることがこれで理解できそうです。神経系へのダメージも同様でしょう。自然の摂理に反する手法を使用している!

2022-07-03 05:29:55
molbio08 @molbio08

mRNA型生物製剤によって、肝臓、副腎、卵巣そして血管内皮細胞などに導入された1メチルシュードウリジン化されたmRNAが長い寿命を持つものと推定できることは理解できたものと思います。mRNA型生物製剤のゲノムのへの組み込みの可能性もあり得ますが、今回はその点については議論しないことにします

2022-07-03 05:31:49

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