ガガガ大賞受賞作『わたしはあなたの涙になりたい』はライトノベルとして出すべきではなかったのか

龍聖 @ryusei8035

多分、近日中に上がる作品は微酷評っぽくなるかもしれないのでご了承ください。 皆さんがかなり絶賛されている作品でしたのでこういった意見もあるのかな〜くらいで流していただければ幸いです。 正直、私が言語化できる範囲で書く感想なので割と感覚的な部分もあるので論理的な思考ではないかもしれ

龍聖 @ryusei8035

ませんが、色々な意見があるってことで参考程度になればなと思います。 正直、感想自体もあまり纏まっておらず、皆さんが盛り上っている中で水を差すような形になってしまうのでツイートするか迷いましたが、自分のスタイルを貫いてみます…笑

龍聖 @ryusei8035

#龍聖の感想⚠️ネタバレ注意。読了！ 『わた涙』読了。 貴方に感動を。豊かな読書体験を。 面白い作品ではありましたが自分はそこまで刺さらなかったです。その理由如何に書いていきますので、最後まで読んでいただければ幸いです。 ↓ pic.twitter.com/D5WOttKPOe

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龍聖 @ryusei8035

まず、この手の感動系作品、特に若干BADエンドよりの作品は所謂ライト文芸と言われるジャンル（定義は曖昧で我々が勝手にそう読んでいる）スターツ文庫やメディアワークス文庫よりの作品な気がした。私はライトノベルに求めている作品は2次元よりの作品なんですよね。頭おかしいと思われるほどの ↓

龍聖 @ryusei8035

妄想を詰め込んだ作品を求めているんですよね。だから、ガガガの文庫においてこの作品が出たのが違和感あるんですよね。まあ、ラノベの出版社で出すとしたらガガガか講談社くらいな気はしますが。で、これが一般文芸の出版社で出たものなら普通に自分も受け入れられる作品なんですが、ラノベの出版 ↓

龍聖 @ryusei8035

社で刊行されていてるという点がまず、自分の中では納得がいかなかったです。（※ものすごく偏見が入っており、統計的なものは何もないです。） 私はライト文芸の作品はそこそこ（30〜50）もしかしたらもっと少ないかも、一般文芸は（4桁）は読んでいるんですが、そうするとこの手の作品は ↓

龍聖 @ryusei8035

割とあるんですよ。ラノベ読者（普段一般文芸に一切触れない人）からしたら新鮮で素晴らしいという評価が多かったのではないかなと勝手に思っています。 勿論、この作品を酷評したい訳ではいないのですが、この手の作品を読むなら自分はスターツ出版から出ている作品を手に取るかなという話です。 ↓

龍聖 @ryusei8035

主人公が病気持ちで、ヒロインも同じ病に罹って主人公が哀しみと痛みを背負って、尚ヒロインによって再び立ち上がる。そんな設定はちょくちょく見かけます。まあ、ネタ被りは正直仕方ないのでそこまで異論はないのですが、新鮮味はかなり薄かったです。ヒロインはものすごく可愛く描かれて ↓

龍聖 @ryusei8035

いて、魅力が詰まっていたのですが、主人公が、あまり好きになれなかった点もこういった微妙な感じの感想になっている原因かもしれません。 で、ここからは感覚的な部分の話になってくるのですが、私は短章こどに区切られてる作品があまり得意じゃないです。まあ、この作品においては時系列を ↓

龍聖 @ryusei8035

分ける関係上、やむを得ないのかなとは思いますが。それもあいまってか、あまり地の文が入ってこなかったんですよね。だから作者さんの力が大いに発揮されるところが自分の好みとは合わなかったのかもしれないです。 ↓

龍聖 @ryusei8035

グダグダ書いて若干酷評気味になっていますが、（ある程度の）面白さは感じています。要点をまとめます。 •出版社に疑問 •作者の地の文が自分にハマらなかったかもしれない •設定的にもっと丁寧な描写が欲しかった •ラノベという媒体においては求める要素ではなかったかも（この手の作品が ↓

龍聖 @ryusei8035

嫌いなわけではない。むしろ好きだがラノベを買ってまでこの手の作品を読むなら出版社を変えるよねって話） •それなりにライト文芸を読んできた中ではズバ抜けてるようには感じれなかった（※これも完全に個人的意見） •主人公があまり好きになれなかった点 まとめるとこんな感じかもしれないです ↓

龍聖 @ryusei8035

で、何よりも最も大事な点があって。 それが泣けなかったんですよ。他作品と比較するのは失礼なので作品名はあげませんが、方出版社における作品は情緒をグチャグチャにされて3日間はその作品が頭に残って引っ張られるくらい感動したのですが、読了後に虚無感しか残らなかったという点が自分にとっ ↓

龍聖 @ryusei8035

は1番消化不良だった原因かもしれません。全てこれは個人的意見であり作品を叩くつもりもないです。自分が合わなかった理由を探してあげてみただけです。作品なので色々な意見が出るはずです。なので、こういう意見もあるんだという参考程度に思っていただければ幸いです。作品は悪くない。 ↓

mizunotori @mizunotori

ラノベを指して「一般文芸っぽい」と言うときだいたい「泣ける青春小説」という意味になるのけっこう不思議だよな。

独立法人スーパー人類捕食怪獣研究所 @nyapoona

『わたしはあなたの涙になりたい』、震災や侵略戦争といった巨大な破壊の力やキラキラ難病といった喪失をドラマツルギーとして仕立て上げることの残虐さを表現しつつ、一方でフィクションの持つ救済の力を描き上げた歪で異形で新人賞でしか出せないSFです

独立法人スーパー人類捕食怪獣研究所 @nyapoona

『わたしはあなたの涙になりたい』の作者が伊藤計劃の影響を受けてSFの素養があるのは作中のオマージュ要素から明らかなんだけどテーマ性やギミックの面で斜線堂有紀から影響を受けているのもわかる

独立法人スーパー人類捕食怪獣研究所 @nyapoona

『わたしはあなたの涙になりたい』、これで泣いた！とか言う層より『ほねがらみ』とか読んでる層にリーチする作品だと思っていて、それはやっていることが『ほねがらみ』と同じだからですね

独立法人スーパー人類捕食怪獣研究所 @nyapoona

『わたしはあなたの涙になりたい』はどう考えてもほねがらみやエルピスを読んでる層に刺さるからガガガ文庫で出したのは正しい

熊猫ルフォン@小説 25/113 @pankumaneko

わたしはあなたの涙になりたい 六章まで読みました。 ……これは、次元が違うな、と。 とてもライトノベルとは思えない。 ガガガの大賞、このレベルじゃないと受賞できないのかと、半分絶望してる。 でも、すごく琴線に触れてくる小説で、この小説と出会えて本当に良かったと思える。

グリーヴァ @Griever_mb

ガガガの受賞作どっちも青春感動系であんま食指が動かない 設定的にも一般文芸でよく見るタイプの話だから、もうちょっとぶっ飛んだ設定をラノベには求めてしまう

京極和之介 @siguma768

わたしはあなたの涙になりたい 消費される感動とそれらを装飾として送り出す作家の"祈り"の物語だってのは良いんだが、飛び道具に頼ってメタフィクションで"泣き"をやろうとしてるせいで肝心の部分が損なわれている pic.twitter.com/NzyCzyvuXd

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京極和之介 @siguma768

わたしはあなたの涙になりたい、読者や物語(テーマ)に真摯であるのは良いが「キャラクターはテーマに先立つ」のが難病モノの真摯さだと思ってるのでキャラを駒として扱ってる感じがどうもね

ひとり【ラノベレビュー】 @yukkuri_ranobe

｢わたしはあなたの涙になりたい｣読了 ライトノベルらしいか？といえば首を捻らざるを得ない。 そんなこの作品に大賞を授与し、"ライトノベル"として世に送り出してくれたことに感謝したい。 時流や嗜好に囚われず、この美しい物語を手に取っていただきたい。 この物語が、より遠くまで届くように↓ pic.twitter.com/wbQr8xMPn6

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