『シゴフミ』の“設定資料画稿”や“場面写画像”

小倉信也 @ogu_tan

☆EMOTION the Best『シゴフミ』DVD-BOX 発売記念企画☆シゴフミ#1“コクハク”、#2“ロケット”での設定について、これからお話します。●この作品に携わる切っ掛けは、'07年1月末、大河内さんからの連絡でした。 #shigofumi

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●脚本の大河内一楼さんはアニメ『プラネテス』で一緒でした♪　だから、また大河内さんに誘ってもらえて一緒に仕事できるのは嬉しいし、何 より楽しそうですよね♪ #shigofumi

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●で、当時、大河内さんは大人気の『コードギアス』で忙しいはず!?　しかし、この件は『コードギアス』とは別の作品企画についてなのだそうです。ものすごく興味深いです！(笑) #shigofumi

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●彼の最初の話では、「『シゴフミ』という、死後の世界から、生きている人に 手紙が届くという１クールのアニメを作ることになったのですが、その１＆２ 話（前後編なのです）に、手作りロケットが出てくるんです」と言う概要！ なんか面白そうな感じしますよねぇ♪ #shigofumi

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●それで「その１＆２話(前後編なのです)に手作りロケットが出てくるんです。『プラネテス』の九太郎くんみたいに、ロケットを自作している男の子が出てくるので、そのへんの設定やアイデア出しについて協力していただければ…」と大河内さん。なるほど、それでか♪(笑) #shigofumi

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●とは言え、少し困ったのも確か。『プラネテス』の九太郎くんのロケットは、舞台設定が 2076年で高校生が打ち上げてもある程度は許せるかな。でも、現代に近いこの『シゴフミ』の作品の世界観に合わせるとなると、その説得力の部分を設定で補完する作業、ということか…。 #shigofumi

小倉信也 @ogu_tan

●あれこれ調べてみると、海外、特にアメリカでは“モデルロケット”を週末の度 に打ち上げる文化が確立されている。 #shigofumi

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さすが、毎週末打ち上げてる連中のロケットは本格的！ #shigofumi http://twitpic.com/1jl27k

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●この中でもハイパワーモデルロケットが、まさに今回の翔太くんのロケットのイメージかなぁ、と想定してみる。そんなハイパワーモデルロケットを扱う雑誌まである。 http://www.modernhpr.com/ #shigofumi

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●その当時【イギリスの学生が自作の宇宙船で撮影】した高高度からの“地球” の画像がネットで公開。 http://www.srcf.ucam.org/%7Ecuspaceflight/nova1selected/index.html #shigofumi

小倉信也 @ogu_tan

●けれど、宇宙船というより成層圏用気球というの正解。それでも、翔太ならこんな画像を自分のロケットから中継されたら、さぞ嬉しいだろうと想像してみる。 #shigofumi

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●日本にも『日本モデルロケット協会』という団体があります。 http://www.ja-r.net/ 　“特定非営利活動法人”で、競技大会を主催したりとか、モデルロケットについての各種規定を設けて普及活動しています。 #shigofumi

小倉信也 @ogu_tan

☆EMOTION the Best『シゴフミ』DVD-BOX 発売記念企画☆シゴフミ#1“コクハク”、#2“ロケット”での設定解説。つづく第二通目。◇前回は“翔太のロケット”の設定準備に関するツィートでした。 #shigofumi #concept/01~02/

小倉信也 @ogu_tan

◆『シゴフミ』の舞台設定はほぼ現代の架空近郊都市“かもめ市”。町並みも私たちの日常と同じ。 ここでは“異質”な存在は“フミカ”に付帯するモノのみのはず。翔太に関わるモノも同様に日常感覚のある設定にする必要性がある。 #shigofumi #concept/01~02/

小倉信也 @ogu_tan

◆翔太のロケットについても同様で、ちょっと努力すれば(例えば東急ハンズやDIYショップなどで購入すれば)入手可能な材料で出来てる“自作ロケット”って感じに見えればOK！ってルックスの設定がマストかな。 #shigofumi #concept/01~02/

小倉信也 @ogu_tan

◆“DIY”感覚あふれる“自作ロケット”って設定のコンセプトは、高校生の翔太の工作技術でも可能という点で説得力があるだろうなぁと。そうすれば『プラネテス』の九太郎くんのロケットとは、確実に違うルックスのモノになるはず。 #shigofumi #concept/01~02/

小倉信也 @ogu_tan

◆翔太の工作技術は、基本、わたしの高校時代の工作能力を基準に考察！(苦笑) また会社勤め時代には様々な造形技術に触れたので、それらの知識も投入して設定。 翔太はかなり実行力のある子の設定ですね。 #shigofumi #concept/01~02/

小倉信也 @ogu_tan

◆経験から言って工房で工作できる限界のサイズは“八尺(約2.4m)”くらいまで。まぁ実在するアメリカのハイパワーロケットたちも大体そのくらいかな。それより大きい規模の機体もあるけど、機体規模の参考の一つの目安にはなる。 #shigofumi #concept/01~02/

小倉信也 @ogu_tan

◆しかし、翔太くん本人はロケットを「衛星軌道まで到達させる」気でいるよなぁ。じゃあ、マジで“衛星軌道”まで打ち上げるには、どのくらいの機体規模が必要なのか？ #shigofumi #concept/01~02/

小倉信也 @ogu_tan

◆一応、衛星を軌道に投入した最小限の規模を探るため、国立科学博物館へ『ラムダロケット』を探訪。こりぁデカイ！ #shigofumi #concept/01~02/ http://twitpic.com/1kxhbi

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◆10mはある『ラムダロケット』みたいな巨体では、翔太が単独で工作するのは無理！せめて全長3mくらいには機体規模をコンパクトにしたい。 #shigofumi #concept/01~02/

小倉信也 @ogu_tan

◆また技術的な面でも、『プラネテス』の九太郎のロケットで使った“液酸液水型”とは違う形式の採用を検討。つまり“固体燃料”型ロケットエンジンにしようと、思案してたのもこの頃。 #shigofumi #concept/01~02/

小倉信也 @ogu_tan

◆あと大河内さんの脚本で、ストーリー的に何かしらかのトラブル要因も仕込む必要性もある。ロケット本体よりも“打ち上げ”のプロセスに何か仕掛けるか？　と、脚本会議に参加してた時にイメージ。宿題にしてもらう。 #shigofumi #concept/01~02/

小倉信也 @ogu_tan

◆次の脚本会議の前日にイメージまとめ描きだす。発射台や打ち上げプロセスもこの時点で固める！ #shigofumi #concept/01~02/

小倉信也 @ogu_tan

【注意】ここで掲載の『シゴフミ』の“設定資料画稿”や“場面写画像”は「無断転載厳禁」です！これらの画像は製作のバンダイビジュアル・J.C.スタッフ・ジェンコ、各社の許諾の下に掲載しています。 #shigofumi #concept/01~02/