NHK堀潤(@nhk_horijun)さんによる経産省前ハンスト記者会見まとめ

堀 潤　Jun Hori @nhk_HORIJUN

一旦離れます。きょうの午後は脱原発を訴えて経済産業省前で１０日間にわたってハンガーストライキを続けてきた 若者達の会見に行こうと思います。今日２１日が最終日。請願書を経産省に提出する予定です。ハンストの経緯はこちらのHPに　http://t.co/BUkfQvVK　　#hunst

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今、衆議院議員会館に着きました。これから、脱原発を掲げ10日間にわたって経済産業省の前でハンガーストライキを続けてきた19歳、20歳、21歳、22歳の若者達が、原発をゼロにしたいという意思を示した請願書を国に提出しここで会見を行います。　http://t.co/BUkfQvVK　

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請願書にはハンストを行ってきた４人の若者たちの他に全国の16歳から28歳まで20人あまりの名が連なっている。「私たち若い世代は原発の負の遺産をこれ以上背負いたくありません。そして最も放射能の影響を受ける子どもたち、その子たちに繋がっていく命にこれ以上の負の遺産を残したありません」

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請願書では上関原発を始めとする新規立地計画、事故の危険性の説明さえないままの再稼働、原発輸出への反対、そして原発被災者の補償、エネルギー政策の転換などを求めている。配布資料の結びは“若者の想いをより多くの方に知って頂き原発や日本の将来について考えてもらえる機会になればと思います”

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15時から請願書の提出、会見の予定だったが遅れている。提出先の経済産業省側は、会見場では受け取れないとのこと、この建物とは別棟の参議院議員会館で今若者達が請願書を手渡している模様。会見場には次々とフリーの報道関係者や賛同者が集まり、４０席程の会場はほぼ満席に。

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今、司会者であり４人をサポートしてきた「わかもの会議」という団体の19歳の女性が、自分たちの活動の信条を語っている。“「対話」で原発の賛成や反対を乗り越えたい。私たちは、原発についての教育をきちんと受けていない。対話で必要な情報を得て考えていきたい”

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4人が会見場に到着した。資源エネルギー庁の担当者に請願書を無事に渡すことができたと報告。雨に濡れ、やややつれた姿の４人の若者達。しかし、日焼けした顔でしっかりと僕たちをみつめる眼差しがとても力強い。　http://t.co/BUkfQvVK　#hunst

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米原君21歳「原発について自分の目で見て感じなければ、賛成、反対の判断ができない」関口さん19歳「事故直後はものすごく関心を持っていたのに時間が経つにつれてただ日常を過ごしていくことになっていた」山本君22歳「賛成、反対の二極だけではなく皆でとことん考える。それをやりたかった」

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記者から経済産業省の前でのハンスト、役人の反応は？という問いに岡本君20歳「皆さん仕事上の立場があるので話しかけてくる人はいなかったが請願書を出したとき資源エネルギー庁の担当者が「ちゃんと見ていたよ」と言ってくれた。心の中で何かを感じてくれていたと思う。それが一歩かなと思う」

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若者達に質問した。「皆が大切にしたい"対話"とは、今、誰が誰に、どんなことを対話する必要があると感じているのか」。今４人が一人一人答えてくれた。思わず涙が出るような、まっすぐで、まっとうで、勇気のわいてくる皆の意見だった。大事な言葉がたくさんあった。後ほどきちっとツイートしたい。

堀 潤　Jun Hori @nhk_HORIJUN

会見の内容については２１日の僕のツイートを見て下さい。http://t.co/IMvXlqN5 　若者達の言葉の中で印象的だった言葉。「対話をすることで原発の賛成、反対を乗り越えたい」「自分たちで行動するで原発を知りその判断としたい」台風の対応でツイートが途中だったので続きを。

堀 潤　Jun Hori @nhk_HORIJUN

皆さんに紹介したい写真を一枚。台風１５号が列島を直撃した２１日。１０代から２０代の若者４人が“脱原発"を掲げ経済産業省の前で１０日間に渡って行ったハンストを終え会見を行いました。そこでの若者達の発言に涙がでる思いでした。　 #hunst http://t.co/UcEdje9H

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堀 潤　Jun Hori @nhk_HORIJUN

写真が見られなくなっていたのでupし直しました。彼らが考える対話とは何なのか聞いてみました。「皆が言う、今必要な"対話"とは、誰と誰が、どんな事について話しあう事だと考えていますか？」　４人の答えを続けます。　#hunst

堀 潤　Jun Hori @nhk_HORIJUN

関口詩織さん19歳「色んな人たちの考えを変えたいという思いが強かったけどそれは思いあがりだった。伝え易い人にばかりに話しかけ、それで対話をしていた気になっていた。相手の気持ちを考えず自分のことばかり考えていた。隣の人と信頼関係を築くこと。それが対話だと気がついた」 #hunst

堀 潤　Jun Hori @nhk_HORIJUN

米原幹太さん21歳「スーツや制服を脱いだところで自分の思いを伝えられる関係を広げたい。僕は旅をするのが好きで人々とよく話をする。痛感するのはこちらから動かないと心を開いてはもらえないこと。対話をしようと自分で動くこと。それは日本にとっても今とても大切なことだと思う」 #hunst

堀 潤　Jun Hori @nhk_HORIJUN

岡本直也さん20歳「上関でも30年間対話がなかった。体を張って30年間戦ってきた人もいる。分断されてしまった。お金がおりてくるだけでは産業は興きない。経産省のような原発の根幹に関わる人達との対話も必要だ。そして身近な人達との対話も必要だ。自分で行動し関心を広げたい」 #hunst

堀 潤　Jun Hori @nhk_HORIJUN

山本雅昭さん22歳「対話とは本気で相手の声を聞くこと、本当の胸の内を打ち明けることだと感じた。個人の思いを伝えるのは怖い。近い人であればなおさら恥ずかしいし馬鹿にされるのではと怖い。でも伝えられたらほっとする。そういう機会を自分が行動して周りから増やしていきたい」 #hunst

堀 潤　Jun Hori @nhk_HORIJUN

「原発に反対か賛成か」それを決める前にまずは自分で知ろうと行動し多くの人たちと話をしたかったと訴えた４人の若者達。一方的な情報ではなく自分で考えられるよう対話を広げたい。彼らは今後もそれぞれの持ち場で活動を続ける。それは何故か？答えに澱みがなかった「なぜなら命の問題だからです」。