バスケWC予選 日本vsオーストラリア 2022/7/1をレビュー

①Dunker Spotを適切に使えていない ②Weakside Diveを使えていない。 ③Match Up Makingを遂行or利用出来ていない
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Modern Basketball Tactics Research (MBTR) @MBTResearch

2022/7/1 バスケWC予選 日本vsオーストラリアにコメント youtu.be/Lo0cYlOs18Y アジアカップ準決勝のJPN vs AUS は見れてないけど、この試合を見る限り、勝つチャンスが本当にあったとは正直思えないくらい差があるように思えた。 本当に惜しい試合だったんだろうか......。

2022-08-07 08:39:54
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日本のvs Slow MUMで、JPN#45 vs AUS#7の形なのは良いんだけど、JPN#91とJPN#3の位置取りがおかしい。 少なくともどちらか(出来ればJPN#91) がDunker Spotに立たないと、外に立つ人数が多すぎると却ってドライブしにくいし、中へのFeedへの怖さがない分、DF側が守りやすくなる。 pic.twitter.com/stkRaB759t

2022-08-07 08:55:05
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関連note記事: twitter.com/MBTResearch/st…

2022-08-07 08:55:22
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5 Outは良いスペーシングなのか? ①5 OutのPit Fall|現代バスケットボール戦術研究 @MBTResearch #note note.com/mbtresearch/n/… 定期マガジン第14回 昨今、肯定的に言及されがちな5 Outに関して、あえてその”弱点”について整理しました。

2022-06-17 13:19:51
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5 Outは良いスペーシングなのか? ①5 OutのPit Fall|現代バスケットボール戦術研究 @MBTResearch #note note.com/mbtresearch/n/… 定期マガジン第14回 昨今、肯定的に言及されがちな5 Outに関して、あえてその”弱点”について整理しました。

2022-06-17 13:19:51
リンク note(ノート) 5 Outは良いスペーシングなのか? ①5 OutのPit Fall|現代バスケットボール戦術研究 こんにちは、現代バスケットボール戦術研究(MBTR) @MBTResearch です。(ブログ / togetter/YouTube) [ ※これまでの記事はマガジンから→「現代バスケ戦術研究ノート」、「プレイブック・マガジン」 「バスケットボール・ドリルまとめ」 ] 今回はマガジン第14回として、5 OutスペーシングにまつわるPit Fallについて論じていきたいと思います。 全ポジションに一定以上のアウトサイドシュートの能力が求められるようになり、4〜5番にも適宜のPopないしCornerやSlot
リンク note(ノート) 5 Outは良いスペーシングなのか? ②Pit Fallへの対策|現代バスケットボール戦術研究 こんにちは、現代バスケットボール戦術研究(MBTR) @MBTResearch です。(ブログ / togetter/YouTube) [ ※これまでの記事はマガジンから→「現代バスケ戦術研究ノート」、「プレイブック・マガジン」 「バスケットボール・ドリルまとめ」 ] 前回は5 OutスペーシングにまつわるPit Fallについて論じました。5 Outは(意外にも)ドライブによる展開を難しくし、またローテーションによって封殺されてしまう可能性があります。 上記に対して今回はマガジン第15回として、5 Ou
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Hand-offからのMUMで、AUS#13を外に引き出しつつ、JPN#3をSealさせたまでは良いが、vs AUS#13で行くなら、JPN#3はDunker Spotに立たせるべき。 とかく日本代表は、vs Slow MUMの局面などをはじめとしてDunker Spot Spacingが極端に少ない。 結果、続発するドライブスペースも潰してしまったり、、、。 pic.twitter.com/RJ9oMAzQfM

2022-08-07 09:09:44
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このMUM後のJPN#3の位置もおかしい。 JPN#45 vs AUS#13のvs Slow MUMに合わせて、JPN#3はvs AUS#9の形を活かしつつ、Dunker Spot SpacingからのOffensive Glassが正道のはず。 vs Slow MUMの利点の一つは、Rim protectorを外に引き出してOREBの有利を作ること。日本代表はそれを全く使えていない。 pic.twitter.com/puVjt0refS

2022-08-07 09:15:52
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このシーンは、日本代表がDunker Spot Spacingを使えていない/使う気がないのを象徴する場面。 これはJPN#88のパスミスでもなければ、JPN#3のレシーブミスでもない。 使うべきDunker Spot Spacingの利用を、チームレベルで共有できていないという戦術的背景から生まれるターンオーバーと思う。 pic.twitter.com/qMy3NyqreN

2022-08-07 09:20:22
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一方で、AUSのSplit vs Hard-ShowからのDunker Spot Feed 正直、Dunker Spot Spacingの十分な利用を避けて上のレベルでバスケをするのは難しいというか、ほぼ不可能だと思われる、 pic.twitter.com/K4oTiHeeeY

2022-08-07 09:26:22
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他にも日本代表で気になったのは、Weakside Diveの少なさ。 例えば、これはJPNのPost Split Grenade DHOからのShort Rollの場面だけど、JPN#39がTough 3ptを決めたから良かったものの、普通はCorner Tag Diveで崩しに行くべき場面でしょう。 pic.twitter.com/fO80lI5ZPV

2022-08-07 09:48:20
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Short Rollに合わせてTag Diveというのは、例えばこういったプレー: Tag Diveをケアさせて、アウトサイドをOpenにするという構図も作りやすい。(※発展的な話だが、この発想だと、コーナーにPF、ウィングにSGを最初に置くというオプションが出てくる) pic.twitter.com/DagpTH3cMz

2022-08-07 09:56:01
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ここもJPN#1とJPN#43のDrag → Reject Driveまでは良いんだけど、JPN#16はCorner Dive vs Helpすべきということになる。 DFがCorner Diveをケアしてくるなら、それはそれでJPN#39のアウトサイドがOpenになって美味しい。 pic.twitter.com/GKUci2LSnx

2022-08-07 10:02:47
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Corner Dive vs Helpといえば、例えばこんな感じ↓ 動画例にもあるように、Side PNRからのReject Driveに合わせてのCorner Dive vs Helpというのは割と鉄板パターン。Corner Dを引き出しやすい形なので。 pic.twitter.com/owAT1SphO4

2022-08-07 10:07:36
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ここもDrag → Short Rollに合わせて、JPN#88のTag Dive(とJPN#16のCorner Drift)が欲しかった場面。(もちろん、JPN#21のC&Sでも全く悪いわけではないのだが......) pic.twitter.com/H3FcisC6GS

2022-08-07 10:10:35
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ここも、決め切ったJPN#3が偉いといえば偉いのだが、やはりJPN#71のCorner Dive vs Help (とJPN#91のCorner Drift vs Rotation)を合わせる方が穏当に感じる。 Diveを合わせられていないというのは、同時にPut Backのチャンスを失っているという意味でもある。 pic.twitter.com/sFv5hAUyVy

2022-08-07 11:46:42
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これもDrag Rejectに合わせて、JPN#19のCorner Dive vs Helpと、それに合わせてJPN#3のCorner Driftが妥当。 pic.twitter.com/nD6sQGmJV3

2022-08-07 11:52:33
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Dragからvs smaller MUMにしつつBackdoorを仕掛けて、コーナーDを引き出したまでは良かったが、JPN#88がCorner Dive vs Helpをしないと形的に苦しい。 AUS#8がかなりコーナーを強くケアしてきていたので、JPN#91の45 Dive vs Rotation、あるいはCorner & 45 Both Diveも有効かもしれない。 pic.twitter.com/yXIfgb9XsK

2022-08-07 11:59:46
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45 Dive vs Rotationというのは、例えば以下のような形。 Wing DのSink & Fill (Help the Helper)によってCorner Diveのコースがなくなることはままあるのだが、その場合は45 Diveのコースが出来ているという寸法。 pic.twitter.com/ibUFoOgZzg

2022-08-07 12:10:52
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Rotationに対して、Cornerと45が同時に飛び込むBoth Diveも、構造的なOverloadを発生させるため、以下のように決まることも多い: pic.twitter.com/wSzOlAYTyK

2022-08-07 12:13:58
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これも、自分のマークのAUS#14がHelpしているのだから、JPN#91がDive、あるいはDunker Spot Spacingすべき。 JPN#19が気を利かせてCorner Ghostをtryしてくれたがタイミング的には一手遅れ。 JPN#88の45 Diveは悪くはないが、きちんとJPN#91がCorner Diveしていれば、合わせ技でもっと効いたはず。 pic.twitter.com/REe2ivj2Xf

2022-08-07 12:33:02
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他に気になった点としては、Match Up Makingの不徹底が挙げられる。 例えばこのシーン、Early Dragでせっかくミスマッチが出来たのに、それを無視?してMotionを続行。 Weaksideで攻めてる間にOff-Ball Switchされて、ミスマッチも解消されてしまった。 pic.twitter.com/RTBjNFD7QD

2022-08-07 12:37:55
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これもDragで出来たミスマッチをどちらも使わずにドライブしてターンオーバー。 例えば、vs Smaller MUMに入れるパスフェイクでDFを動かしてからその隙にDriveなどならまだ分かるが、見ている限り、vs Slowにもvs Smallerにも、どちらのMUMにも入れようとしていない感じ。 pic.twitter.com/4pJ7PqIxhs

2022-08-07 12:44:01
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これも似たシーンで、JPN#43 vs AUS#8 のvs Smaller MUMはなぜか使わずにドライブからターンオーバー。 事前のフェイクにミスマッチを利用するなどもなし。 傍目からは不思議な感じがしてしまう………。 pic.twitter.com/y5aaExcTJ5

2022-08-07 12:47:58