日本学術会議・哲学委: “原発災害をめぐる科学者の社会的責任”公開シンポジウム

9/18 日本学術会議・哲学委員会 公開シンポジウム 「原発災害をめぐる科学者の社会的責任 ~科学と科学を超えるもの」  *発表者のお名前の前に語句があるとき、その語句は発表者資料の見出しです *メモ書き・発表者資料からの書き起こし。講演内容の文責は私にあります
科学技術政策 島薗進 日本学術会議 唐木英明 リスク・コミュニケーション 小林傳司 原子力政策 押川正毅 原発 鬼頭秀一
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  • ala @w_ala 2011-09-19 01:42:58
    9/18 日本学術会議・哲学委員会 公開シンポジウム「原発災害をめぐる科学者の社会的責任 ~科学と科学を超えるもの」 13時~17時30分 主催:日本学術会議哲学委員会・日本哲学系諸学会連合・日本宗教研究諸学会連合
  • 司会 金井淑子(立正大学文学部/倫理学)

    13:00~13:10 開会挨拶 野家啓一(東北大学理事、日本学術会議哲学委員会委員長/哲学)

    13:10~15:10 報 告(各パネリスト20分)
    唐木英明(元東京大学アイソトープ総合センター長・獣医薬理学)
    林傳司(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター/科学哲学、科学技術社会論)
    押川正毅(東京大学物性研究所/理論物理学)
    鬼頭秀一(東京大学新領域創成科学研究科/環境倫理学)
    島薗 進(東京大学人文社会系研究科/宗教学)

    15:10~15:30 休 憩

    15:30~16:50 全体討議

    16:50~17:00 閉会挨拶  丸井浩(東京大学人文社会系研究科、哲学委員会副委員長/インド哲学)

  • ala @w_ala 2011-09-19 01:55:54
    シンポジウム告知詳細: (日本人間工学会での告知ベースですがPDF見にくい方のために…内容一緒デス)  http://j.mp/nDL0mw  PDF(こちらは正式版) http://j.mp/pLYOa4 尚、今回の発表資料は後日公開する予定とのこと。
  • ala @w_ala 2011-09-19 02:28:39
    配付資料表紙より: 「東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故、それに伴う深刻な放射能汚染、健康被害や対処法に関する情報の不足。 日本の科学者・学会は適切な判断や情報提供など、その社会的責任を十分に果たしてきただろうか?」
  • ala @w_ala 2011-09-19 02:30:20
    「そもそも科学・学術は原子力のリスクを十分に評価し、対策をとってきたのか? 不十分であったとすれば、どのようにその責めを負うのか?」
  • ala @w_ala 2011-09-19 02:30:57
    「科学によって問うことはできるが、科学によって答えることができない“トランス・サイエンス”の領域に属する問題が増大し、社会に対応を迫っている今、自然科学者と人文学者双方の立場から、科学者の責務を問い直す」
  • ala @w_ala 2011-09-19 02:34:49
    ( じゃじゃーん、いわゆる“安全デマ・御用学者”のまるで代表として、唐木英明氏が登壇、どうしても唐木氏が集中砲火を浴びがちとなるなか、こうした場で持論展開されることに敬意を皆が払いつつ、でも皆よってたかってツッコムので、唐木氏も顔に露骨に不快感、という中々緊張感あるシンポにw )
  • ala @w_ala 2011-09-19 02:35:01
    ( では、はじまり、はじまり~ )
  • 1. 報告: 各パネリストより (20分)
  • 唐木英明氏
  • ala @w_ala 2011-09-19 02:55:27
    「安全の科学」および「先進技術の社会的影響評価」の必要性: 東京大学名誉教授 唐木英明 
  • ala @w_ala 2011-09-19 02:57:10
    ( 日本学術会議副会長、世界健康リスクマネージメントセンター国際顧問、食品安全情報ネットワーク代表者、東京大学アイソトープ総合センター元センター長 )
  • ala @w_ala 2011-09-19 03:02:57
    唐木英明氏・冒頭引用: 「科学・技術の更なる進展は、新たなリスクの出現を不可避としている。リスクに対応できる社会を構築するためには、存在するリスク把握のための“リスク指標”の構築、“安全の科学”の確立と振興および“先進技術の社会的影響評価”の制度化が鍵である」(日本の展望2010
  • ala @w_ala 2011-09-19 03:08:38
    唐木英明氏「では、リスクに対応し得る社会の構築には何が必要となるか。 リスク管理策を決定する過程においては①リスク管理はどう行われるべきかという研究、②それを助けるリスク評価の研究、③リスクコミュニケーションの研究、以上3つにより、リスクアナリシス(実務的手法)を行っていくこと」
  • ala @w_ala 2011-09-19 03:11:32
    唐木英明氏「リスク管理は政策決定者が、リスク評価は研究者に依るもの。リスク評価は科学だけに100%依拠することが大切、そうでなければその時々の国民感情などに左右されてしまいかねない。しかし科学には不確実性がつきまとう、では不要か、否、すべてが分からずともリスク評価はできる」
  • ala @w_ala 2011-09-19 03:13:39
    唐木英明氏「リスク管理とリスク評価の問題、例えばBSEの問題では、米国産牛肉の輸入の可否は、食品安全委員会のリスク評価に基づくのでなく、政治が輸入を決めた形」
  • ala @w_ala 2011-09-19 03:15:50
    リスク評価の問題点: 唐木英明氏「科学には常に不確実性が付きまとう、すべてが分からずともリスク評価は可能だが、いまの政府には、ほとんどその専門家がいない、専門家が不足している。そういう意味合いからも今回のシンポが補完し得るものになるきっかけとなればと思う。」
  • ala @w_ala 2011-09-19 04:41:08
    唐木英明氏「広島・長崎で被爆された方、たくさんの方が亡くなり、同時にたくさんの方が生き残った。生き残った方と、被爆していない方との比較において、癌の過剰症例数をみると、差異がないものもあるが、部位によっては過剰に生じたと思われるものがみてとれ、癌の確率を増やすことがわかってきた」
  • ala @w_ala 2011-09-19 04:43:59
    唐木英明氏「しかし、その過剰相対リスクは、一定の被爆量以上ではリスクが比例し高くなるといえるが、“20mSv/年”以下では、リスクがみてとれない、わからない領域」
  • ala @w_ala 2011-09-19 04:47:24
    唐木英明氏「そこでICRPは、LNT仮説(しきい値なし直線仮説)を採用、そのリスクが不明な点を“直線”、被ばく量が上がるにつれ比例するものとした。なぜなら、線の仮定をしなければ、リスク評価ができないので、そう“決めた”、実際はわからないのだけれども」
  • ala @w_ala 2011-09-19 04:51:07
    原爆被爆者の調査で明らかになったこと: 唐木英明「30歳で1,000mSvの放射線に被爆した場合、男女平均し70歳で固形癌(白血病以外の癌全体)により死亡する頻度が約1.5倍に増加。このリスクは100~200mSv以上では放射線の被爆線量に正比例するが、それ以下では不明」
  • ala @w_ala 2011-09-22 02:39:54
    論争の中心: 唐木英明氏「リスクの大きさを知ることの必要性がある。ある線量を避けるために避難するリスクもまた考え、“リスクの総和”こそ考える必要がある。逆に、現在単独の線量を避けるリスクを差し迫られているのは原発従事者だけと言える」
  • ala @w_ala 2011-09-19 04:54:31
    唐木英明氏「このリスクの総和に、科学者は答えることはできない、“決定”は国民、あるいは政治家が行うべきもの」
  • ala @w_ala 2011-09-19 04:57:17
    唐木英明氏「20mSvが、一体どのくらい大きいリスクか。癌で死ぬ人数が10,000人から1%増の10,100人になる可能性があるなら、大きなリスク。そもそも1万人という値には1%より大きい幅があるから影響が分からない程度のリスク、計算上だけなら1mSvでも2万人に1人のリスクが」
  • ala @w_ala 2011-09-19 05:11:07
    唐木英明氏「では別のリスクとの比較をすればわかりやすいか? 例えば2000mSv浴びた場合、喫煙・毎日の3合以上の飲酒、1000~2000mSvでは痩せすぎ・肥満・運動不足、100~200mSvでは野菜不足・受動喫煙のリスクと同じであると」

コメント

  • ala @ala_la 2012-05-19 20:32:49
    参考: 『学術の動向 2012年5月号 http://amzn.to/JegoGV 』、本シンポを基にした原稿掲載。 (特集趣旨・野家啓一、「安全の科学」の必要性・唐木英明、トランス・サイエンスの時代の学問の社会的責任・小林傳司、「科学的評価」は「正しい」か?・押川正毅、多様な立場の専門家の討議そして市民との対話・島薗進、プロメテウスの火をもてあそんだ人類の「再生」への困難な道のり・金井淑子、「実りある不一致」のために・野家啓一、参加者からの質問とメッセージ・丸井浩)

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