クリスチャンは、棄教後、どうなるか...コミュニティと縁を切るということ

山口貴士 aka無駄に感じが悪いヤマベン @otakulawyer

信教の自由は、「何人」（信仰を持たない人を含む）にも保障されており、宗教団体や信者だけに保障されるものではなく、信仰するしないを自分で決める宗教的な自己決定権も含まれる。信仰というのは非信者にとっては、本質的に不合理、検証不可能なものであり、事後的に検証が困難である。

山口貴士 aka無駄に感じが悪いヤマベン @otakulawyer

信者になった場合、宗教と個人との間には、関係が現世に留まらないだけ、究極の強者弱者関係が存在するようになる。事後的な離教は難しい。特に、離教を困難にする教義が含まれる場合にはなおさらである。故に、入信する前の個人の宗教的な自己決定権を守るため、正体を隠すなどして、宗教性、教団名、

山口貴士 aka無駄に感じが悪いヤマベン @otakulawyer

教義、信者としての基本的な戒律・義務・負担、信者の生活の実態、一般的な社会生活への影響などの情報を開示せず、あるいは、心理的に圧迫、あるいは、欺瞞的な説得を行い、自分の行おうとしている選択の意味を自覚できないまま、組織（教義）に引き込んで、容易に離脱できない状態を作ってはならない

山口貴士 aka無駄に感じが悪いヤマベン @otakulawyer

というルールであれば、教義の内容に踏み込まずに、個人の宗教的な自己決定権を守ることが出来る。

小菅 信子 Nobuko M KOSUGE @nobuko_kosuge

「信教の自由は、『何人』（信仰を持たない人を含む）にも保障されて」いて、「信仰するしないを自分で決める宗教的な自己決定権も含まれる」。これ、とっても大事だと思っています。 twitter.com/otakulawyer/st…

小菅 信子 Nobuko M KOSUGE @nobuko_kosuge

私、英国で、第二次世界大戦の従軍者で戦後キリスト教を捨てた人たちに何人か会いました。「戦後和解」に尽くした立派な人たちでした。そのなかには、自分が死んだあと誤解を招かないように、「無神論者」である旨を含めた遺言を残した人たちもいました。 twitter.com/nobuko_kosuge/…

小菅 信子 Nobuko M KOSUGE @nobuko_kosuge

彼らは地獄を見たんでしょうね。神の愛を信じられなくなった。キリスト教文化圏で棄教すると、教会のコミュニティから離脱することになり、「絆を断つ」ことになるので、大変な決意が必要だったと思います。 twitter.com/nobuko_kosuge/…

小菅 信子 Nobuko M KOSUGE @nobuko_kosuge

「なあに、あの人、教会に行かないの？　いやねえ」みたいな。そういえば、プライベートエディションの手記にもしばしばあります。 twitter.com/nobuko_kosuge/…

小菅 信子 Nobuko M KOSUGE @nobuko_kosuge

幼児洗礼だと、ゴッド・ペアレンツ（ゴッドファーザー＋ゴッドマザー）を選びます。成人洗礼でも選ぶことはありますが、乳幼児にとってのゴッド・ペアレンツって両親が何かあった時の後見人です。伯父伯母（叔父叔母）が引き受けることが多いです。だから棄教するということは、

小菅 信子 Nobuko M KOSUGE @nobuko_kosuge

親だけでなく、一家のきずなを断つということに。 ちなみに、映画「ゴッド・ファーザー」だとマイケルがあの赤ちゃんの親代わりになる（という悲劇）。