- sibarunokisimus
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きっかけとなったツイート
終戦の日だからこそ聞きたい。 憲法9条を変えるな、自衛隊は違憲だ、日本はいっさいの武力を持つな、という方に伺います。 仮に外国から「国民の命は保証するから国土と主権を渡せ」と言われたらどうするべきだと思いますか?
2017-08-15 11:07:46若林宣氏のツイート
こんな設問が流れてきたのだけれども、第二次大戦で政府がドイツの占領を受け入れながらも非武装の市民による民主的抵抗が根強く続けられたデンマークの例などを知った上で聞いているのだろうか。そうでないとすれば少しは真面目に世界史やれとしか思えないのだけれども。 twitter.com/keiichisennsei…
2017-08-16 02:22:38@sibata11 あのですね、それによってユダヤ人の移送を阻止したり、占領当局の意を汲む政府に抵抗する教職員の命と地位を守り通したりと、守られたものが多いのですよ。間接統治を逆手に利を引き出す民主的抵抗の継続というのは焦土戦術よりも困難なのですがやり遂げた実例がこのようにあるという話です。
2017-08-16 18:54:19@t_wak でも、それは国ではなく市民がやらないといけない状況に陥ったんですよね?そんな状況にならないようにするのが国の責任なんじゃないでしょうか?「市民が守った」は美談ですけど、そんな責任や苦労を最初から一般市民に押し付ける方法を前提として話すのはおかしいと思うのですよ。
2017-08-17 07:48:59@sibata11 当時デンマークは、ドイツ軍に軍事力で抵抗し切ることは不可能と考えられました。その場合より酷い状況となることが予想されたので、政府の責任としてそれを回避すべく保障占領を受け入れたのです。
2017-08-17 15:08:05@sibata11 「敵」は、国内にもいました。ファシストです。彼らは占領者であるドイツに通じ、政権を手にするや自国民への圧政を目論みます。保障占領・間接統治という形態が幸いしたという事情もありますが、デンマーク市民は、近代における「市民」として為政者と占領者に抵抗し、多くの命と財産を守りました。
2017-08-17 15:15:58@sibata11 近代に於いて「国家」と「市民」は相互に孤立し分断される関係にはありません。また占領の受け入れは、まったく無責任になされるものでもありません(1945年の我が国を見よ)。さらに申せば市民社会に対する個々の市民としての責任もありましょう。「負けたらすべて終わり」こそが無責任なのです。
2017-08-17 15:23:55@sibata11 他者による占領を恐怖として煽りながら(無論それは恐怖を伴うものなのですが)、その一方で、占領下に於いてなされるべきであろう抵抗や、また恐怖の回避について全く一顧だにしない、過去の事例に学ぶところが欠片も無いというのは、それこそ無責任かつ不誠実な態度であると私は考えております。
2017-08-17 15:27:11@t_wak @sibata11 失敗して逮捕されたら処刑されるリスクがあり、殆どの欧州人は傍観者でしたってユダヤ人が言ってますけど、それを伝えない事の何処が誠実なんですか? ushmm.org/outreach/ja/ar… 「抵抗手段はあるぞ、デンマークに続け!」は軍国主義者のプロパガンダと同じ構造では(苦笑
2017-08-19 01:17:57@t_wak @satoshin257 「非武装の市民による民主的抵抗が根強く続けられた」その民主的抵抗でドイツから独立や自治を勝ち取ったわけじゃない。それに国ではなく市民が抵抗活動しないといけない状態に陥る事が異常事態じゃないみたいな言い方でおかしくないか?
2017-08-16 10:51:56Yuni Ageha 氏のツイート
デンマークがナチスに四時間で降伏しヒトラーのカナリアと言われても多大な被害を受けなかったには理由がある。デンマークがヒトラーの崇拝するノルマンの国だから。またデンマークは優生学の研究に大きく貢献し、ナチスの役に立ってたから。その辺の事情を知らない奴が、こう言うバカなことを言い出す twitter.com/t_wak/status/8…
2022-08-13 14:03:4720世紀は優生学、あるいは、優生学に基づく思想が導入された時期である。北欧においては、デン マークを初例に、スウェーデンとノルウェー、続いてフィンランド、アイスランドでそれぞれ断種法 が制定された。そして、これらの国々では性別や障害種に多少の差はあったものの、断種の実施がか なり多くなされた。
特にデンマークは、人口比率では断種実施が世界有数の国の一つであった。また、ヨーロッパにお いて初めて断種法を制定した国であり、デンマークにおける断種法が他のヨーロッパ諸国の断種法制 定に与えた影響は大きいと考えられる。
参考
北欧は優生学への傾倒が最も強かった国々で、デンマークの研究者たちは戦前、人間の知能を計測する機械などを多く作っていた。言うまでもなく有色人種の「劣った知能を計測し」「優れた白人が彼らを統治し支配する」為。それらの道具が、ナチスの基礎を作った。デンマークでは、有名な話。
2022-08-13 14:07:44スウェーデンの断種法(正式名「特定の精神病患者、精神薄弱者、その他の精神的無能力者の不妊化に関する法律」)は、「国民の家(folkhem)」を標語に、福祉国家の確立を訴えたハンソン社民党政権下で、一九三四年五月に制定された。ナチス・ドイツが断種法を制定した翌年のことである。この法律によって、法的に有効な同意能力が期待できないとされた精神病患者、知的障害者などに対する不妊手術が合法化された。
デンマークはスウェーデンの助けを借り、国内の99%のユダヤ人救出に成功したが、デンマークがもしギリシャやポーランドやチェコ、リトアニアのように「ノルマン民族でなかったら」デンマークのユダヤ人は、それらの国々と同じく70~90%殺されていただろう。
2022-08-13 14:11:33デンマークのユダヤ人も500人ほど強制収容所に連行されたが、チェコやギリシャから来たユダヤ人とは扱いが全く異なり、母国からの差し入れは食糧でも酒や煙草でも何でも受け取れた。チェコやギリシャのユダヤ人女性囚人の中には、デンマークのユダヤ人に体を売り食糧と替えて貰おうとした者もあった。
2022-08-13 14:15:53そこまでしても、チェコやギリシャのユダヤ人たちは、結局最終処理施設へと連れて行かれて消えた。 一方。デンマークのユダヤ人は衰弱等で命を落とした51人を除き、無事に生き延びて戻ってきた…
2022-08-13 14:21:54スウェーデンやノルウェーで行われていたサーミ人差別を扱った映画「サーミの血」。 ここにも脳を測る器具や検査が登場するが、これらはデンマークも含め北欧では活発に研究され、ナチスの唱える優生学に大いに箔を与えた。デンマークはその研究に貢献した「カナリア」だ。 youtu.be/mzAQKBULf74 pic.twitter.com/XwOWaFbygl
2022-08-13 14:32:19若林宣氏はデンマークを例にあげ、降伏こそ平和への道だというが、降伏した場合の選択肢は二つ。ポーランドやギリシャやリトアニアのように徹底的に蹂躙されるか、デンマークのように、残虐な独裁者に協力し、間接的に他の弱い国々や民族の蹂躙に加担するか。
2022-08-13 14:37:50