【読書メモ】～物理学者、ウォール街を往く。
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takasuka_toki
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高須賀とき
@takasuka_toki
物理学者、ウォール街を往く。―クオンツへの転進 http://t.co/31FlZsKA 純粋数学と物理とかの道に行こうと思う人は前半部は必読でしょう。これからちょいとメモを投下する。
2011-09-27 15:19:05
高須賀とき
@takasuka_toki
私はコロンビア大学で出会った教授たちや学生たちの運命から一つの教訓を得た。最終的にはその人の性格とチャンスが、少なくともその人の才能と同程度の役割を果たしていたということである。運とは粘り強さ、すなわち完遂する能力と組み合わされた時、大変大きな役割を果たすのである。
2011-09-27 15:21:57
高須賀とき
@takasuka_toki
似たような構成要素が数多く凝集すると、それらの全体的な反応は新しく予期せぬ特徴を持つ可能性がある。水の一滴は瞬間的に凍結することで水の分子が単体ではなりえない個体になる。興奮の波及効果あるいは期待による静けさは群衆を席巻することはできるが、個人に対してはそれができない。多は異なり
2011-09-27 15:26:28
高須賀とき
@takasuka_toki
物理学の院生は彼らのアイデンティティが論文によって左右される状況下で社会生活を続けるうちに、他の職業（教職、実業界、あるいはまったく別の職業に就くことも含め）を蔑視するようになる。 このような道へ進む者たちを見下す時に我々が感じた自己嫌悪感は【恥とは自尊心を包み込むもの】と表せる
2011-09-27 15:32:25
高須賀とき
@takasuka_toki
ゲーテは自然に関する我々の知識の描写が芸術であるべきだと信じていた。私は計量ファイナンスにおいて何ができるかをゲーテ流に考えるのが好きだ。
2011-09-27 15:52:11
高須賀とき
@takasuka_toki
観察対象を描写する際には、美しくかつ誠実におこなうように努力をしている。近似的な法則やパターンを直感的に見つけ出し考察し構築にかかわり、理解を生み出すために芸術と科学を融合する。
2011-09-27 15:52:18
高須賀とき
@takasuka_toki
我々は直感や科学に関する知識、教授法を利用して人間の世界の案内図を定性的にはどのように考えるべきか、そしてその後に一定の限界の下に、定量的にはどのように考えるべきかを描き出すのである。それによって他人の考え方に影響をおよぼしたり、また他人の考え方から影響を受けたりすることができる
2011-09-27 15:46:56
高須賀とき
@takasuka_toki
いかなある分野においても新発見を目指すならば何年かの思索の年月が必要であり、最初は間違ったことから初め、袋小路をさまよい、溝に落ちたりしながら、そこから這い出してきて再び進み続けなければならない。
2011-09-27 16:02:14
高須賀とき
@takasuka_toki
物理学者、応用数学者およびエンジニアは自分自身の学説を展開し、自分自身の数学を遂行しそしてプログラムを書いた。つまり割にはあわなくても自分のことは自分でやる、という文化を持ち合わせていた。これは誰かを雇用する際の基準となる。
2011-09-27 15:41:48
高須賀とき
@takasuka_toki
かつてノーベル物理学賞を共同研究でとった李と楊が対立しているのを見て、ノーベル賞や未来永劫におよぶ栄誉をもってしても虚栄心と競争心を乗り越えるのには不十分であるということがわかったのは残念であった。
2011-09-27 15:35:20