
江口聡氏による小宮友根『実践の中のジェンダー』のランニングコメンタリー
江口聡氏(@eguchi1965)が小宮友根氏(@frroots)の新著『実践の中のジェンダー』を読んで呟いたランニングコメンタリーのまとめ.
世間的に知られた哲学者が異分野の本を読む際に初見でどの様なあるいはどの程度のことを考えながら読んでいるのか知ることができる.
※参考※
EMCA研究会の著作紹介ページへのリンク >
http://emca.jp/books_2011komiya.php
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わーい、いただきましたー。 ありがとうございますー。 実践の中のジェンダー-法システムの社会学的記述 by 小宮友根 http://t.co/iR3vsjIz
2011-09-27 10:15:00
p. ii。小宮先生が「社会的性差」を*事実概念*として使うことに注意しておかないとあとで混乱するかもしれんね。事実概念、事実概念。OK。
2011-09-27 10:21:40
「「ジェンダー」という概念は「社会的性差」のことだと言われつつ、同時にそれとは異なった規範的な何かを指し示すための概念としても用いられる。」p. ii。
2011-09-27 10:24:01
「言われつつ」と「同時に」が気になる。「社会的性差という事実的概念だと(誤って)言われているが、*実際には*規範的な概念として使われている」ってことかな。
2011-09-27 10:25:12
「ジェンダー」という概念が事実的概念として使われることもあれば、規範的概念として使われることもある、ということかな。それならもちろんOKだけど。
2011-09-27 10:26:25
あれ、「ジェンダー」でいいのかな。「男らしさ」が事実的にも規範的にも〜ならわかりやすいけど。「ジェンダー」という語そのものが規範的でもあり事実的でもあるのかな。
2011-09-27 10:27:27
「ジェンダー概念」がジェンダーという概念を指しているのか、「男らしさ」「女らしさ」といった諸概念の集合を指しているのかわからん。
2011-09-27 10:28:38
エスノメソ系列の人は、わりと自明なことをくだくだ言う傾向があるので注意が必要なんだよな。まあでも自明なことをはっきりさせることはよいことである。
2011-09-27 10:47:03
一昨日のワークショップ聞いたときに思ったんだけど、おそらくバトラー先生がメルロポンティがどうのこうの言ってるやつ、そういうのに関する真面目な研究の元ネタがどっかにあんだよな。おそらく文献表には載ってるだろう。面倒だから確認しない。
2011-09-27 10:50:45