青年×少女ったーの結果

創作渚 @nagisa_c

a_nagisaは医者で無口な青年と読書家で他に好きな人が居る少女で、青年が少女に押し倒されている場面を描いて下さい。 http://bit.ly/kZOCxy 　5ツイート分垂れ流すよっよー　無口じゃないし少女の気がしないけどきにしたら負けだ

創作渚 @nagisa_c

「――『事実は小説より奇なり』、なんて言うのは本当みたいね」ぽつりと呟き、少女の冷めた黒い瞳が見つめるのは、癖毛がちな青年。少女の長い艶のある黒髪は白いシーツに広がり、綺麗なコントラストを生み出している。「医者がこんなことしていいの？」

創作渚 @nagisa_c

「……医者だとか以前の問題として、よくないな。年齢的に」どこか他人事の様に尋ねる押し倒されている少女に、低い声でぼそりと答える押し倒している青年。清潔且つ禁欲的な白い病室で広がるその風景はどこかずれて、本人達の空気もあっていやらしさは欠片もない。いっそ笑える光景かもしれない。

創作渚 @nagisa_c

「だったらどいて欲しいのだけど。本を読んでる最中だったし」「それは出来ない相談だ」ちう、と少女の額に口付けが落ちる。「ナースコール押すわ」「押せるものなら」直後少女の足が振り上げられ青年の鳩尾に吸い込まれるように入った。「――っ」「急所じゃなかっただけありがたく思いなさい」

創作渚 @nagisa_c

身悶える青年の拘束から逃れ、ベッドを降りて落としてしまった本を回収して、部屋の扉に手をかける。「言ったでしょう、私の恋人は本なの。惚れさせたかったら、まずは薬品じゃなくてインクの匂いをつけてきなさい」その言葉が終わると同時に、少女は部屋から出て行ってしまった。

創作渚 @nagisa_c

部屋に残された青年は、痛みを堪えるようにベッドに蹲ったまま。「……医者でなければ、君と出会えなかったのにな」誰にともなく零して。「どうせ救えないのなら、いっそ」自嘲気味に微笑した。「医者を辞めるのも、悪くないのかもしれない」少女の余命は一ヶ月を切った。覆せる技術は今の所、ない。

創作渚 @nagisa_c

a_nagisaは未亡人で睡眠不足な青年と無口で好奇心旺盛な少女で、二人がキスしている場面を描いて下さい。 http://t.co/r284VScx 　　これ垂れ流すよう　7ツイート分

創作渚 @nagisa_c

あんまり無口じゃねーんだけどね

創作渚 @nagisa_c

愛する人が結婚式の当日に亡くなった。放心したまま葬儀も通夜も過して、今まで暮らしていたマンションに戻るも、思い出が詰まりすぎてて、眠れないレベルで。そんな理由で眠気と共に実家に戻ってみれば、自分に妹が出来ていた。「は？」「あんまり苛めてやるなよ」「いや苛めねぇけど……」

創作渚 @nagisa_c

再婚した、とは聞いていたが十以上も違う連れ子がいるとは。新しくできた妹は知識に貪欲で、色々なものに興味を示しては親父や俺に尋ねてきた。「たけのこ族って、何？」「え、筍？」ただ、口数が少なく、また疑問に思う内容が突拍子もない上にいきなり切り出してくるから、戸惑うことが多いけど。

創作渚 @nagisa_c

ある日体にかかる重みで目が醒めて、こちとらあの日から眠りが浅いんだよ寝かせろよと眼を開けると、馬乗りになった妹が目の前にいた。「何してんの妹よ」「……キスって、どんな？」朝からなんて体勢でなんてこと聞いて来るんだこの妹。顔はいつもの無表情の鉄仮面。なんでまたそんなことを。

創作渚 @nagisa_c

「朝っぱらからなんだよ」「母様が、大人になったらわかるって。でも私今知りたい」あー、朝からいちゃついてた両親のキスシーンでも見て好奇心が刺激されたのかこれ。少しは自重しろよあの再婚カップル子どもの前で。「なんで俺に」「さっき言った」あーそーでしたね他に聞ける人がいないんですね。

創作渚 @nagisa_c

「義兄様も大人。だから、知ってるはず」「そりゃまあ知ってるけど」どんな、なんて言われても困る。でもだからってこの好奇心の塊の妹様を退ける方法を俺は知らないしっていうか寝たいし眠たいし。あー、一つ簡単な方法を知ってるがこれ倫理的にいいのか。いいか、外国じゃよくあるしここ日本だけど。

創作渚 @nagisa_c

「んじゃもうちょいこっち寄れ」「ん」ずいずいと素直に前進してきた頭を右手で引き寄せて唇を合わせて。「ん、むむ」見開かれた眼に俺の眠たげな顔が映る。すぐに離して右手をデコに移動させてぐい、と押しのける。「はい、こーゆーこと。満足した？」「……」妹様、硬直。驚いた顔って珍しい。

創作渚 @nagisa_c

「んで、感想は？」「……馬鹿」「へーへー。んじゃ俺まだ惰眠貪るから」ごろんと寝返りを打って上にいる妹を落として、頭から毛布を被る。「待って」「待たない寝るおやすみ」「よくわからなかった」「馬鹿って言ったの何処の誰だよ」「突然禁止」「続きは大人になったらね」あー、義妹可愛い。

創作渚 @nagisa_c

a_nagisaは聖職者で関西弁の青年と金髪で音楽院に通う少女で、青年が少女を押し倒している場面を描いて下さい。 http://t.co/VfQ57TfC5U

創作渚 @nagisa_c

「Hey，エセ神父」通る、透るソプラノの軽い言葉が、昼下がりの教会に響く。「なんや嬢ちゃん」応えるテノールはまだ若い。「何昼間っから盛ってんだこのLolotacomplex」ステンドグラスからの光を受け輝く金髪は、今は床に広がっている。それは宛ら、天使の羽根に見えて。

創作渚 @nagisa_c

「いやあ、こないなところに学校サボって歌っとる天の御使い様がいらっしゃったもんで、悪い奴に捕まる前に保護しとかんと思ってな」勢い余ってしもうたけどな、と神父が笑えば、お前が悪人だろと少女が悪態をついた。

創作渚 @nagisa_c

テノールとかてきとうにいったけどよくしりません！

創作渚 @nagisa_c

a_nagisaは軍人で過去を引きずっている青年と赤毛で甘いものが好きな少女の日常の一コマを描いて下さい。 shindanmaker.com/130224

創作渚 @nagisa_c

退役し、独り身には有り余る金と使い道のない時間を目の前に、亡き母を思い出しなんとなしに始めた拙いお菓子作りは、戦時中に乏しかったこともありつい熱が入り込んで、気付けば近所の子どもが集りにくる程度には上達していた。「今回は何作ったのー！」「お邪魔しますぐらい言えクソガキ」

創作渚 @nagisa_c

中でも顕著に訪れていたのが隣に住む赤毛の少女で、焼けた匂いを嗅ぎつけてはダイエット中だなんだとほざきながらそれはそれは美味しそうに頬張っていく。一生懸命一心不乱に貪るその姿は、戦時中だった頃の名残であり、自分には隊で飼っていた犬を思い出す姿でもあり、