（元）名古屋大学工学研究科（旧）助教授　玉置　昌義( @Dr_Head_TMI )さんの呟き４( for #genpatsu )

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

（時事）「「空洞化対策　６重苦の解消が最優先だ（産経ニュース　9月26日）」。政府が超円高対策の中間報告をまとめた。企業が生産拠点を海外に移転する「産業空洞化」の回避に力点を置いているものの、企業の国内立地を促す補助金の拡充などのカンフル剤的なバラマキが中心を占めており、

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

（時事）抜本対策には程遠い。具体的な課題は既に明らかだ。財界や企業経営者たちは、円高に加え、高い法人税率、自由貿易協定の立ち遅れ、電力不足、製造業の派遣労働禁止、温室効果ガス排出量の２５％削減目標を「６重苦」として、その是正を切実に訴えている」。財界や企業経営者たちは自立しよう。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

（時事）「「税制と階級闘争：金持ち狩り（The Economist　9月26日　英エコノミスト誌　9月24日号）。富裕層は今よりも多くの税を負担する必要がある。だが、富裕層の増税には良い方法と悪い方法がある」。 仏・伊・英・米では増税法が工夫されようとしている。拾い出してみよう。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

（時事）「・財政是正の負担を負うべきなのは誰か。・富裕層への報復は課税の理由としてはお粗末だ。・赤字解消のための富裕層への増税は「階級闘争ではない」。・グローバル化により、勝者はさらに大きな富を手にするようになっている。・歳出削減の負担は、裕福ではない層の方に偏ってかかる。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

（時事）　・歳出削減と増税を、たとえば４対１とする、比率を入れるのは、興味深い。・相続税・固定資産税へと重心を移すことが選択肢の1つになる」。「給料と資本にかかる最高税率が等しく、ほぼすべての控除が廃止された税制を想像してみてほしい。所得税の最高税率を大幅に引き下げることも

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

（時事）　可能になる。経済の活力を損なわずに、全体として富裕層からの税収を増やすことができる」。さて日本は？　「富裕税として強制的な課税か、お金持ちの「徳」として「国への寄付」か。東日本大震災・福島原発事故災害を「千載一遇のチャンス」として捉えるならば、選ぶ方は決まっていよう」。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

（時事）「大震災、幻想に亀裂。」（ニコニコニュース・オリジナル　9月26日)(勝手な組み換えあり)。「3月11日の東日本大震災以降、ちょっと危機的な状況がきたとき、"タメ"　の部分がないことが露呈した。“貧しいってことは危険だってこと”。貧しくても楽しむライフスタイルではなく、

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

（時事）“ネットを見れば無料エンターテイメント”などと自分を繕って、貧しくても楽しまなくてはならない状態になっていた若年層・ひょっとしたら子供から老人まで」（東浩紀氏））。「俺は好きでやっているからいいんだよ。ほっといてくれ。そういうことにしないと、キツくて、もたない。」と老人も

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

（時事）　貧困を是と受け入れざる得ない。（雨宮処凛氏）」。・・。ニコっと笑って、「仮面」を切り剥がされる、震えるような感覚を覚えた。「TWITTERと自産自消菜園」の定年隠居・年金生活。「平成を昭和」に置き換えた生活を楽しむと自負した私も、只の"嫌消費"に追い込まれた自嘲だった、

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

（時事）　と我に返った。この半年間の自分を急に、冷やかに、冷静にと云いたいが、見つめさせられた。原発事故・科学的技術主義論、DAY-TRADER・科学的資本主義論の虚実性が抉り出されるたようだ。・・。それでも、続けるしかない。『貧困の哲学』も『哲学の貧困』も甘んじて受けながら、

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

（時事）　「原発ルネサンス」へのコペルニクス的転回を求めてツイートを発信する。この半年余り、３２００を超えるツイートをその瞬間の理解と思い、提案を小言としてで発信し続けた。あちこちの専門学会発表される成果は、私の「小言」を「確信」に仕上げてくれる。お返しするシリーズに入ります。　

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

（試論_序）　科学的技術主義・原発事故の小言を、半年間の日本中の研究成果を借用し、間違いは間違いと率直に受け入れて足固めをしつつ、今一度、原発問題に踏む込むことにします。「原発試論、あるいは原発私論」シリーズとして挑戦します。１カ月程度の長丁場を覚悟していますが、無事完成したい。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

試論_序_１　まず最新研究報告引用から。「福島第一原発：汚染水３月２６日から流出（毎日jp　9月26日）。東電福島第一原発事故で発生したCs-137などの放射性物質を含む汚染水は、３月２６日に海への流出が始まり、４月中旬頃まで原発近くの沿岸に高濃度で留まった後、海の渦に流されて

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

試論_序_2　拡散したとの解析結果を、電中研の津旨上席研究員らが２５日までにまとめた」。・・。小言「（NUK_Q&A_18_3-4　2011-03-27）もう２号機は事態の進行を見守るのみ。両建屋から放射性物質漏えいを防ぐ最低作業だけに限定しよう。大惨事への道を防ぐ唯一の方策は、

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

試論_序_３　陸地には万里の長城を、海には干拓堤防を」。「（NUK_FP_4_G2_7　2011-04-01）２号機周りの放射性物質の量ですが、地下の破壊の強度からすると、隙間は数えきれないほどあるはずです。現在の汚染検出レベルはほんの序の口、今後も隙間流出でジワジワと増え、

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

試論_序_４　桁違いのピークを迎えることを恐れています。これが私の杞憂で間違っていれば幸いです」。・・。小言を支える説の研究成果が出てきました。３月２７日から４月１日の小言を云っているときに、もう流れ出し始めていたことになります。残念ながら、今もって、［海江田堤防」は未着工です。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

試論_序_５　原発事故の検証、「事故機廃炉」実機模擬の浜岡原発に関わる記事引用から。「＜浜岡原発＞「永久停止」を決議　静岡・牧之原市議会（毎日jp　9月26日)。政府の要請を受け運転停止中の中部電力浜岡原発から半径１０キロ圏に位置する同県牧之原市議会は２６日、「確実な安全・安心が

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

試論_序_６　担保されない限り、永久停止すべきだ」との決議案を賛成多数で可決した。西原茂樹市長も本会議で「直下型の東海地震が起きる可能性が高く、永久停止は譲れない」と表明した。県、御前崎市など中電と安全協定を結んでいる地元５自治体の中で「永久停止」の意思表明は牧之原市が初めて」。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

試論_序_７　小言から「シンセイ_329-332　「浜岡原発「永久停止を」＝30キロ圏の住民提訴―静岡地裁支部（時事通信 5月27日）。中電浜岡原発の運転が命と暮らしを脅かすとして、同原発から30キロ圏内の住民35人が27日、中電を相手に3～5号機の永久停止を求める訴訟を静岡地裁

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

試論_序_８　浜松支部に起こした。今回の訴訟の契機になった福島第一原発事故、技術的視点を通して、なるべく広く見続けてきた私なりの蓄積を引き続き追求するとともに、浜岡訴訟を第２部に位置付けて、幾らか技術至上主義の立場をとって、原子核工学老学者として見守り、口も出したいと思います」。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

試論_序_９　「原発停止・廃止」の声が、地方自治体・周辺市民から公的な２つの手続きをとって動き出しました。私企業中電としては、どういう対応に迫られるでしょうか？　国さえ承認してくれれば、福島の二の舞を覚悟してまで、言い換えれば経営破綻をも覚悟してまで、運転再開を強行できるのか？　

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

試論_序_10　科学的技術主義・原発論だけでは語れない部分も、Web上の情報を入手して議論を試みてみたい。Web記事の中で大きすぎて扱えなかったシリーズものから手を付けます。8 月28日、三重県御浜町で、「原子力発電の仕組みと問題・課題ー３月1１日の福島第一原発の事故を受けてー」

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

試論_序_11　と題して小講演をさせていただきました。その際、主催者の方と、あの山の向こうの”玉置神社は、「大峯奥駈道」の道上にあり山伏の往来も盛んでした。玉置神社を含む「大峯奥駈道」は2004年7月に「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産に登録されました”と歓談。

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

試論_序_12　その後の9月、台風と豪雨で大惨事、ご冥福とお見舞いを申し上げます。黙とう。・・・。その三重県の原発。「原発撤退へ 立地拒否した町で　三重県０基 たたかい半世紀　住民投票圧勝 漁協決議 全県にビラ（しんぶん赤旗　８月19日)：芦浜のたたかい、海山の住民投票の勝利は、

玉置　昌義 @Dr_Head_TMI

試論_序_13　まさに１９６３年以来の県民のたたかいの集大成でした。三重県民は県内への原発建設を１基も許してきませんでした。原発推進派のすさまじい札束攻勢や嫌がらせを乗り越えて２０００年に立地計画の「白紙撤回」を勝ち取った芦浜（旧南島、紀勢町境）の闘いが記憶に新しいところですが、