何度も思ったけどけして口には出せなかった想いがタイトルに…「母親になって後悔してる」レビュー
- Shinchosha_mtm
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【本日発売】 『母親になって後悔してる』 (オルナ・ドーナト/鹿田昌美訳) 子どもを愛している。 それでも母でない人生を想う。 イスラエルの研究者が、社会に背負わされる重荷に苦しむ23人の母親にインタビュー。切実な思いに世界から共感が集まった注目の書! shinchosha.co.jp/book/507271/
2022-03-24 16:25:21思わずぎょっとしてしまうタイトルだけど……
タイトル見て「え、それ言って大丈夫なのか?でも誰かが言わないとな…」と思った「母親になって後悔してる」を今から読む。 出産適齢期の範囲内とされる年齢の女として読むしかない。 私は産まないと決めてるから比較的気軽に読める気がする。 pic.twitter.com/gijfwjx0pT
2022-03-25 23:10:23「母親になって後悔してる」 嗚呼…。子どもたちが可愛いのとは別の次元で何度も思った…。嗚呼、口には決して出せなかった想いがタイトルに…。読む。読むぞ。
2022-03-25 15:24:32「産むんじゃなかった」「母親になって後悔してる」母親がこれを言うのは超々々禁句、小声でも言ったら最後子供は絶望し家庭は崩壊し海は割れ空は崩れ母親は地獄に落ちるレベルの社会で母親やるのがしんどくないわけない。母親だって人間よ。(←このレベルで地獄落ち認定してくる人もいるぞ!)
2022-03-26 11:01:20「母親になって後悔してる」は危険思想、これを言っても法では裁かれないが情の名のもとに裁かれ母親失格の烙印を押され地獄行きになるので言うことはおろか思うことさえ私たちは禁じてる。そんな言葉が本のタイトルになって書店に並ぶなんてとんでもなく過激で胸がどきどきする。
2022-03-26 11:04:38はあ、わかる。わかりみ本線日本海。ああああ、どうしたらいいのやこの気持ち pic.twitter.com/gXmIlAvwus
2022-03-25 14:09:08この書籍には議論を呼び覚ますだけのパワーがあることは確か。なぜこのタイトルに心が騒ぐのか。そこを考えてみたい。ちょっとだけ昼寝するけど
2022-03-26 12:05:37(引用) これまで見てきたように、母になったことを後悔するという感情的なスタンスは、信じがたいと見られがちで、病気をうたがれることさえある。したがって、女性に母になったことを後悔する理由を尋ねる人は、公然とまたは潜在的に、
2022-03-26 16:57:43ある種の大惨事が家庭で起こっているに違いないと思い込む傾向がある。それ以外に、母になって後悔しなければならない理由が見つからない、ということだ。 (引用おわり)
2022-03-26 16:57:44よくよく考えてみると、心から傷つき、落胆するような言葉を突きつけられるのって、ほとんど子育てに関してなんだよね。そんな経験、母になるまでなかったもんな。絶望だよ。わかっていたことだろ、そんな言葉は知らない人からも飛んでくるからね。なぜそうなるのか考えたい……今日はもう寝るけど
2022-03-26 17:04:23オルナ・ドーナト『母親になって後悔してる』読了。 このタイトルにドキッとしたわけだが、ドキッとしたこと自体が社会によって作られたものであるということに気付かされたことが新鮮だった。そして、母親も母である以前に(前提として)一人の人間であるということを改めて確認しなければならない。 pic.twitter.com/4PIkCGxHOT
2022-08-25 12:07:05「母親になった後悔」と「子どもを産んだ後悔」は別
翻訳の際もそこを混同しないことが重要だったとのこと(インタビュー参照)
【取材しました】 『母親になって後悔してる』翻訳者の鹿田昌美さんにお話を聞きました。 母になって後悔してるという人が叩かれる風潮、自分はあまり感じないけど、母親になると主体的に生きられない世の中だよなとは思うので、なるほどと思うところもたくさん。 e-aidem.com/ch/listen/entr…
2022-08-17 20:30:01『母親になって後悔してる』ちまちま読み進めている。出産も育児もしてないけど「わかる」の連続。「子ども本人を愛しているのと母親になった後悔は別である」という意見、私の中に漠然とある「育児はしてみたいが母親(の規範を強制される立場)になりたいわけじゃない」という感覚を呼び起こす。 pic.twitter.com/3pTyvgLOzb
2022-04-01 19:15:0486.母親になって後悔してる タイトルは強烈だが、主題は母親に対する社会規範アップデートの要求。結論は「母になったことの後悔」と「子供の存在への否定」を切り分けて下さい、というもの。賛否両論あって然るべきだがこれほど周囲に読んでほしいと思える本も珍しい。 amzn.to/3JBcxW0
2022-08-07 17:02:22「母親になって後悔してる」、タイトルはぎょっとするけど母親にだけ課される異常な理想像が「普通」になっていること、女性は母親になるかキャリアをとるかしか存在を許されない現状、母親になったことへの後悔と子どもを尊重する気持ちは共存できること、などについて書かれていて良い本だった
2022-08-28 00:07:17りゅうちぇる達の話を聞いて、ちょっと話違うかもだけど「母親になって後悔してる」を思い出した。実子の親になったことではなく、「母親」になったことを後悔してると。ジェンダーだけではなくて肩書きが持つ意味とか重圧って大きいよなあ
2022-08-27 00:02:46今回自分が今の我慢に気がついて言語化できたのは、多分過去にこの本に関するコラムを読んだことが大きい。 (これとはまた別の記事だった) e-aidem.com/ch/listen/entr… 妊婦生活が嫌だ!という一言では何か違う気がして、因数分解した結果がアレだった。 だってお腹の赤ちゃんは愛おしいのよ。
2022-08-24 14:21:09「母親」という肩書きの重さ
「母になることは私的な事業ではない。際限なく徹底的に公的である。女性たちは日常的に、自然かつ本能的に子育てを上手に行うツールを持っているのだと吹き込まれ、「良き女性」「良き母」と見なされるためにどのように子どもと関わるべきかを常に指示されている」(『母親になって後悔してる』P66) pic.twitter.com/rYEtPbgpRy
2022-03-28 22:30:38「女性の選択肢は母になるかキャリアを持つかの2つしかないと考えることで、母になりたくない理由はキャリアの追求以外にないと仮定することは、女性のアイデンティティの多様性を消し去ってしまう」(鹿田昌美訳『母親になって後悔してる』新潮社、P277) amzn.to/3JRv0go
2022-03-28 23:01:46『母親になって後悔してる』読み終わった。自明視されがちな女性=母のイコールを丁寧に断ち切っていく様、いかに母の振る舞いや感情が社会的に規制されてるかを明らかにし、言語化し、徹底的に母達を「感情を持った主体」として扱うよう努めている様が本当に素晴らしかった〜……
2022-03-29 02:23:27