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振りとか庭球とか無双とか。相変わらず夢もカプもごった混ぜ。
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  • 椎葉 @siiba66 2011-08-23 00:07:35
    【俺のことどう思ってる?@achuuuu8】「ねえ、」向けられた真摯な言葉と、普段とは違う真っ直ぐな視線に動けなくなった。とん、と顔の横についた、大きな手。野球をしているからだろう、その掌は存外大きい。「どう、って――」「答えるまで逃がさない」たった二文字を告げるまで、あと5秒。
  • 椎葉 @siiba66 2011-09-25 18:13:16
    @_meritter】「丸い」「丸井!」「耳聡いのう。そのポッキーよこしんしゃい」「はぁ?なんで!」「腹減ったナリ」「意味わかん、って勝手に持ってくなっつの!」「それ以上食うと太るぜよ、デブン太」「お前もうちょっとまともに俺のこと呼べねえのかよ!」――そんな休み時間の日常風景。
  • 椎葉 @siiba66 2011-09-25 18:16:56
    @achuuuu8】「こーすけ!日曜日休みでしょ、デートしよ!」「いーけど」「やった!じゃあ12時に駅前ね!」ぱたぱたと彼女が走り去った後、泉は机に突っ伏した。「どーしたのお前」「別に」「耳赤いけど」「うるせ」――今日こそ自分から誘おうと思ってたのに、なんて言えるか、馬鹿。
  • 椎葉 @siiba66 2011-09-27 17:47:40
    @Hibiki0510】「公績様!」近づく軽い足音は、自身付きの文官のもの。振り向けば、その両手には山盛りの、「菓子?」「周瑜様に頂いたんです」その笑みにふと苛立つけれど、彼女は気づかぬまま。「公績様のお好きな物を頂いてきましたから、召し上がって下さいね」そうして俺の心を絆す。
  • 椎葉 @siiba66 2011-09-27 17:56:03
    @e_reality】どうしてこんなに必死なのか、自分でも分からなかった。乱世に身を立てたくて?歴史に名を刻みたくて?――ううん、きっと違う。「大丈夫か?」「平気です!」いつだってそう気遣ってくれる、果てない重圧を背負うこの人の助けになりたかった。少しでも、傍にいたかったんだ。
  • 椎葉 @siiba66 2011-09-28 19:13:07
    @m10mkm】彼はいつだって一生懸命だ。こんな時でさえ。否、こんな時だからこそ、だろうか。「だから、――その、つまり」何度か深呼吸をして、――真っ直ぐに見つめる視線からは逃げられない。「すき、だよ」その一言は、何より確かに私の心臓を貫いた。
  • 椎葉 @siiba66 2011-09-29 00:08:51
    @ricomica】「滝さん、何か欲しいものないですか?」図書館で偶然捕まえた彼に、そう尋ねてみる。「誕生日の調査?」元より隠す気のない質問の答えは、何だか誤魔化されているような。それを重ねて問えば、彼は相変わらずの優しい笑顔で。「ないけど…そうだな、当日は一緒にいてくれる?」
  • 椎葉 @siiba66 2011-09-29 21:55:51
    @kiyo_mr】一度意識し始めるともうだめだった。まっすぐに顔を見るのが難しくなって、でも他の部員と差をつけるわけにいかないから必死で平静を取り繕って。青春してるなあ、とすれ違いざまに先生に呟かれたのにはもう本当にどうしようかと思ったけれど、それよりも困っている、そんな現状。
  • 椎葉 @siiba66 2011-09-29 22:18:36
    @ricomica】「元希!」咎めるように呼びかけてみれば、あからさまに嫌そうな顔をされた。怒られる理由が思い当たりすぎるのだろう、追い払うような仕草をされても、そんなの慣れっこだ。「ちゃんと話聞きなさい」「あーもう、うるせぇ」手を引く私と、逃げる彼と。そんな、いつもの風景。
  • 椎葉 @siiba66 2011-09-29 23:23:14
    @yuko_shina】野球に懸けてる思いだとか、その為に犠牲にしてきたものだとか、彼はあまり語ろうとしない。代わりに試合の前日はいつも必ず私の手を握り締める。痛いくらいに強く。「…明日、応援行くね」「…おう」そこに込められた想いは知らなくても、ただ傍に在るだけでいいのなら。
  • 椎葉 @siiba66 2011-10-01 19:58:48
    ①キッチン、深夜、林檎 ②テレビ、クッキー、キーホルダー ③てのひら、電話、赤い靴 ④学ラン、電車、セーラー服
  • 椎葉 @siiba66 2011-10-01 20:05:10
    【①】目覚めたのは深夜だった。携帯で時間を確認し、身体を起こしてみればもう眩暈も悪寒もない。どうやら風邪はほぼ治ったようだ。そして長く眠っていた所為で覚えた喉の渇きにキッチンへ向かうと、其処には覚えのない剥いた林檎と見慣れた文字の手紙。彼女の残したそれに、ふと笑みが零れた。
  • 椎葉 @siiba66 2011-10-01 20:09:28
    【②】「あ、またやるんだ」付けっぱなしだったテレビCMに、ふと彼女が呟いた。何かと見れば、毎年恒例らしい、紅茶のオマケ。今年はキーホルダーのようだ。「ほんと好きだな、お前」「だって可愛いもん。…あのクッキーの、欲しい」呆れた声も効果なし。うっとりと画面を見つめる彼女に苦笑した。
  • 椎葉 @siiba66 2011-10-01 20:12:24
    【③】「女の子じゃないのにねえ」私の台詞に、彼の怪訝そうな声がする。国際電話はもう、何度目になるだろうか。「だって赤い靴を履くのは女の子なのよ」くすくすと笑えば、漸く理解したような相槌が聞こえた。彼は連れ去られたわけではないけれど、あの大きな優しい掌が恋しい日だって、あるのだ。
  • 椎葉 @siiba66 2011-10-01 20:17:18
    【④】学ランにセーラー服、所謂制服。通り過ぎれば眩しい、それ。「…学生の時に出会いたかったなあ」「は?」電車を降りるなり零したのは独り言。しかし彼の耳に拾われてしまえば返答するしかない。若干の羞恥を堪えて紡ぐ声と、「制服デートって、憧れない?」「…馬鹿」案の定の答えに、苦笑い。
  • 椎葉 @siiba66 2011-10-01 22:09:27
    @achuuuu8】「あの人、凄いね」視察に一緒に来た彼女が、ぽつりと呟いた。野球にはそんなに詳しくない筈の彼女が、圧倒的なその力に引き付けられているのが何だか気に食わない。――俺が隣にいるのに、なんて言わないけど。言えないけど。「三橋だって凄いよ」代わりに、それだけを。
  • 椎葉 @siiba66 2011-10-03 17:51:15
    @m10mkm】「…景ちゃんの誕生日なんか来なきゃいいのに」呟きに、彼が片眉だけを上げた。それがまた妙に様になっていて、また腹立たしい。何をしても格好のつく男。不満をそれ以上口に出したくなくて黙り込めば、ふっと笑われる。「お前が祝わねえと意味ねぇんだよ」――ああもう、悔しい。
  • 椎葉 @siiba66 2011-10-03 17:57:53
    @20fairytale10】「手塚って可愛いよね」そう言ったら、英二が額に手を当ててきた。…熱はないですけど。「梅華、視力落ちた?」「2.0キープ中」あっさり答えれば、彼は再び怪訝そうな顔。あんなに可愛いのに。そう首を傾げたら、通りがかった不二くんが一言。「恋ボケだよ、英二」
  • 椎葉 @siiba66 2011-10-03 18:04:37
    @Hibiki0510】「忠犬、だとよ」「は?」実に楽しそうな恋人の言葉に時が止まった。忠犬?誰が?私?自分を指差せば、彼は頷いて。…言った奴シメる。眉間に皺を寄せれば、頭に彼の手が乗って。「それでこそ俺様が選んだ女だ」「…あほべ」真っ赤な顔で言っても、迫力なんて皆無だった。
  • 椎葉 @siiba66 2011-10-03 18:10:28
    @ntsn_a】「ねえ跡部聞いてよ!」「うるせぇ。どーせまた忍足のことだろうが」「そうなんだよ侑士がさあ」「よそでやれ、よそで」「なんでよー」「お前のはただの惚気なんだよ…」とかなんとか言いながらちゃんと聞いてくれる跡部は結構イイヤツだと思っている。言ってやらないけど。
  • 椎葉 @siiba66 2011-10-03 18:21:29
    @harucyaso】「はる」聞きなれた呼び声は窓の方。視線をやれば、軽く手を振る彼がいた。「サボってると跡部くんに怒られるよ?」今は部活時間中、ユニ姿がその証拠だ。「ええ匂いしてん」料理部の私も当然同じで、彼の指差す先はクッキー。「部活終わったらね」肩を竦めれば、彼が笑った。
  • 椎葉 @siiba66 2011-10-04 18:40:15
    @koko_ntdcc】近づいて、離れて、繰り返して。時間を経るごとに彼は遠くなっていく。でも、「……やっぱり、カッコいいなあ」「誰が?」「きゃあっ」不意打ちの声に、文字通り飛び上がる。さっきまでコートの中だったはずなのに。真っ赤な顔で振り向けば、彼はいつもどおりに笑っていた。
  • 椎葉 @siiba66 2011-10-04 21:13:01
    @metalwing6434】「甘い匂いする」放課後、校門で赤髪の彼に捕まった。「…ブンちゃん、犬?」呆れて言っても効果はないと知っているけど。鞄からクッキーを取り出せば、にんまりと笑う彼。それを開けようとしたところで、「あ、先輩ずりぃ!」後輩の声に、手を引かれた。「逃げろ!」
  • 椎葉 @siiba66 2011-10-04 21:15:42
    @m10mkm】今日の彼は大変だ。朝から夕、それにきっと夜まで色んな所に顔を出しては祝われている。年に一度、氷帝の王者の誕生日。学園中がお祭り騒ぎで、なんというかまあ、楽しくない事はないのだけれど。「おめでと、あとべー」今日はそう声を掛けるだけにして、部員とのお祝いはまた後日。
  • 椎葉 @siiba66 2011-10-10 23:24:57
    @yuntim 見つめる恋から少し、ほんの少しだけ前に進むために必要なこと。12月24日を目前に、小麦粉とバターをひたすら捏ねた。電子レンジを爆発させたりもしたけれど、なんとか出来上がったハート型のクッキー。「…受け取って、貰えるかなあ」小さなそれに、めいっぱいの想いを詰めて。

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