【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】

アニメてにをは＠石曽根正勝 @animeteniwoha

【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２７１】パン屋の店番。 ショーケースに映る通行人は『ダブラシ』効果。 pic.twitter.com/W0iJ3lRdqg

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２７２】これもジブリ飯。このころはまだシンプル。 『千と千尋の』のやりすぎ感あふれるジブリ飯と比較してみましょうか。 pic.twitter.com/eirbd3qgyJ

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２７３】食事時を忘れて現れたジジに文句を言いつつ、食事をつづけるキキ。 ナイフとフォークの使い方を丁寧に見せていますね。 もっと省略的にも見せられるはずなのに、大切にこういう仕草を描く。贅沢なアニメ。 pic.twitter.com/XM1dFNLyBX

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２７４】ジジがネコの反応・動作しかしないので、ようやくキキは、自分の魔法が効かなくなっているのではと気づき、飛ぼうしてみます。 この次の箇所がぼくはとても好きなのです。 pic.twitter.com/qLxkQy6Kbu

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２７５】この飛ぼうとする箇所、みなさんはどうご覧になっていましたか？ 飛べなくなってる？ いや、少し飛んでいる。浮かんでいるんです。 pic.twitter.com/tZoXV3RqEV

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２７６】ぼくも今回あらためて見直すまでは、『キキは飛べなくなっている』と思っていたんですね。 でも、『少し』飛べているんです。 『飛べなくなっている』＝『飛べない』んじゃないんですね。 pic.twitter.com/XrtOnxtoSR

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２７７】ほんとうは、いまも、『少し』飛べているんですよね。 この画面の床に映っているキキの影が、なにより『浮かんでいる』ことを示しています。 でもキキにとっては『飛べてない』んですよね。 pic.twitter.com/YGI4hWEbPZ

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２７８】キキを真正面からとらえる、珍しい画角（ショット）。 『飛べてない』自分へのショックが、この角度で絶妙に伝わってきますね。 pic.twitter.com/aHd9jc2zBr

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２７９】あわてて飛べるか、確認するキキ。もう夜です。相当時間が経過しています。 でも、よく見ると『少し』飛べてるんですよね。『浮かんでいる』。 でもそれはキキにとっては『飛べてる』うちに入らないんですね。 pic.twitter.com/mGR4Obw0Hs

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２８０】斜面に『沿って』ズルっとこけるキキ。 ここなどは、背景画の斜面と、その斜面に沿ってずっこけるキキとを表現するため、『作画さんと美術さんの連携』が必要なんですよね。 なにげなく大切な表現。 pic.twitter.com/8nftg6iAbh

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２８１】物語的には『飛べないショック』に関心が向きがちですが、この斜面をのぼる動作。 【３層構造】。 【手前＝芝生／中間＝見えない斜面／奥＝住宅街】。 演出的に『飛べないショック』にだけ力点を置いているわけではない。 演出はいたって冷静。 pic.twitter.com/rVQlspDbVT

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２８２】キキの『飛べないショック』に対して演出が冷静に対応しているのは、ここ。 昇った斜面の先で、道路を車が通過していく。 ここに至って、こんな細部に演出的な注意が向いているってのは、ちょっとすごいことだと思うのですが。 pic.twitter.com/T9uaNFNmt0

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２８３】『浮いている』んですよ。『飛べてる』。 でもキキにとっては『飛べてない』。 この『飛べてるかな？飛べてないかな？』がはらむ、『重力との作用・反作用の拮抗＝浮かぶ』は、見事な『飛行シーン』ですね。 宮崎アニメでも出色の飛行シーン。 pic.twitter.com/BR6Ks7n7nC

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２８４】宮崎アニメの『飛ぶ』って行為は、いつだって『飛べないかもしれない』という緊張感と背中合わせです。 だからこそ、宮崎アニメの飛行シーンは落下運動と共に語られる。 でもここは特に特別。 飛べてるのに飛べてない印象を与えている。すごい。 pic.twitter.com/1hcSQkxP9t

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２８５】飛べてるのに、飛べてないと見えてしまう。 宮崎アニメでも稀有な『飛ぶ／飛べないシーン』。 pic.twitter.com/twLNTmgdVB

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２８６】斜面で転んでホウキを折ってしまうキキ。 『浮かんでいる』のに『飛べてない』と思ってしまう＝『魔法』は決して『なくなっていない』、はずなのに、絶望的になってしまう。 pic.twitter.com/ndF7ZzNPwH

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２８７】キキにとって絶望的な心境を、晴れ晴れとしたシチュエーション＝物干しで語らせるギャップ効果。 pic.twitter.com/LHM1pMWn9a

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２８８】キキの絶望を語らせている横へ、【新しい運動体】として旦那さんが庭に現れて、この作品のクライマックスを体現する飛行船の登場を指さして、示す。 【キキの絶望】と【飛行船の行方】という２つのドラマを【並行】させているんですよね。 pic.twitter.com/WBKOeOJ8nR

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２８９】３層構造。 手前・中間・奥、の構図ですね。 ダイナミックな光景。 pic.twitter.com/wKVkgfC2h7

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２９０】飛行船に乗ってるウキウキなトンボ。 それを見つめるキキ。 ドラマの対照性。 pic.twitter.com/MunFwnQYAQ

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２９１】ジジと恋人。 この脇筋を見せるのはいいとして、それを見せるためのこの構図が出来過ぎですよね。 これも【３層構造】を使用。 飛行船（奥）と屋根（手前）が重なることによって空間的に立体感が生まれ、中間にネコ二匹がちょこんと座ってる。 pic.twitter.com/R4cnfWFj97

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２９２】飛行船からの視点（トンボの視点？）。 背景画が全面にひろがって、その片隅で手を振る旦那さんとキキ、オソノさん、そしてひるがえる洗濯物。 セルの存在が背景のなかに浮いてないですよね。 pic.twitter.com/3g8sjz2853

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２９３】飛行船での報告をしに電話するトンボ。 こういう、矩形型に人物をはめこませるの、宮崎さん好きですよね。 ラピュタにはあって、ナウシカにもあったと思ったんですが、あれはコミックの中だったかな？ pic.twitter.com/hU7RRX17qW

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２９４】トンボの電話に意気消沈して対応するキキ。 背後左に並んでいるビン類の数々は何でしょうか？ レモネードみたいなものでしょうか？ pic.twitter.com/vtWSOKnZtX

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【アニメてにをは。魔女の宅急便～その１２】 【２９５】電話をすげなく切ってしまうキキ。 ①自分の部屋へ退散しようとするキキ。 ②心配そうに見つめるオソノさん。 ③快活にお客さんの対応をする旦那さん。 ④キキの葛藤など知らずに注文するお客さん。 【複数の運動】がさりげなく提示されています pic.twitter.com/Aj8jYB2uP5

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