財政政策も金融政策も最早無効な日本の経済状況。処方箋は潜在成長率を上昇させる戦略しかない。経済学者の一部と日銀の白川総裁はこれを理解している。イラ菅も勝間和代の寝言・戯言を聞く暇があったら白川講義でも受けよ。
2009-12-10 05:31:02どうやら大増税の前に、デフォルト、ハイパーインフレの可能性が高くなってきたようである。仙石氏あたりは増税を推すだろうが、自民粉砕第一義の小沢氏はこれを易々とは受け入れまいて。
2010-01-07 01:06:10お金が大事な人は、預金が紙屑になる前に貴金属に替えておこう。しかしGoldは既に急騰中。ここは白金か、あるいは大穴としてウランなどは如何だろうか(笑)
2010-01-07 01:09:04皆さんの預金は実際は国債に化けてるんですよ。国債は民間金融機関が進んで受け入るからバカバカ発行できるんです。下手に融資先を見つけるより、国債を買って運用した方が商売になるからです。
2010-01-07 01:25:41しかしこうも政府の財政政策がアホだと国債の信用が低下するので、より利回りが高く(国債価格が低く)ならないと、さしもの無能バンク達も国債を買わなくなります。
2010-01-07 01:32:01国債価格の低下は資産インフレを意味します。資産インフレは物価インフレに比べて制御が非常に難しいので、ハイパーインフレになりやすくなります。米国金融界はこれに期待を掛けているわけです。
2010-01-07 01:34:11何も勉強していない勝間和代レベルの妄言は別として、今どきリフレ派をやっている連中は、相も変わらず「ベースマネーを増せばデフレ脱却」などと信じている。一理はあるのだが、視野が狭いから他の社会要因を見逃している。
2010-01-07 01:50:05マネタリベースを厚くしても、銀行の準備預金が増えて滞留し、国債の購入資金が増えるだけ。つまり「マネー=国債」なわけ。紙幣を刷り続けてどこまで人が円を信用し続けるかという細い糸が切れたら、その時が最期です。
2010-01-07 01:53:55法で禁じられている日銀の国債引き受けを、迂回ルートで事実上行っているというインモラル状態において、円の信用など風前の灯です。日本国民は情弱だから脳天気ですが、狡猾なヘッジファンドやトレーダーはこれを千載一遇のチャンスと捉えて待ちかまえているんです。
2010-01-07 01:58:55兌換紙幣がなくなってから、貨幣価値は信用だけで担保されている。ただの紙切れに人が1万円の価値を認めるのは、人々が政府・日銀を信用しているというだけのこと。だから無闇に紙幣を刷ったら、信用低下で重度のインフレ招来は不可避。
2010-01-07 04:15:48だから、政府もマスコミとグルになって国債が事実上のマネーであることを必死に隠蔽しています。しかし国民の貯蓄1兆4千億円は、国債引き受けに使われているんですよ。
2010-01-07 04:23:38預貯金や国債など、円建て金融資産を持っている人は、安定した外国通貨か貴金属に早く替えておいた方が良い。今度金利が上がり始めたら、もう完全にアウトだから強くお勧めする。日本経済はあと3~5年の命。
2010-01-28 17:55:57日本政府は、ワシントン合意+IMF体制に逆らうことはできない。座して死を待つ心境だから、マトモな事を言われても困るわけだ。だから進んで馬鹿経済学者の政策提案を聴取する。リチャード・クー(麻生太郎)、勝間和代、金子勝(民主党)等々、その好例である。
2010-01-28 18:02:34邦銀がジャブジャブ国債を引き受けられるのもあと僅か。みずほなど三井住友や三菱東京UFJのように増資することすらままならなくなっている。
2010-01-28 18:05:16ここで米国発で金利が少しでも上がれば、含み損の発生を恐れるみずほ辺りから国債が売却される。国債価格の低下は米国ファンドの餌食になり、円の暴落は免れない…と、こういう構図かな。悪く回れば3年でこうなる。
2010-01-28 18:07:54何党であろうと政府も官僚も、米国属国金融政策に自縄自縛だから、もうデフォルトも覚悟の上。国家体制を小沢一郎がガラポンするまでは国が保たない。経済学徒は大戦後のケインズのように、もう敗戦後処理を考える時期に来ている。
2010-01-28 18:11:31みずほのJAL債権は951億円もある。464億円の債権放棄の上に持株が紙屑になるのだから約1000億の損失になる。これも国債売却への危険要因。これがデフォルトへのトリガーにならないことを祈る。
2010-01-28 18:22:52勝間和代が菅直人にレクチャーした「デフレ脱却論」。素人がクルーグマンなどを読み、飯田泰之などの頭は良いがまだ青い学者から意見を聞いて、学部1年生レベルが夏休みの宿題をやるとこういうものが出来る。悪気はないのは分かる。しかし本気でこう思ってイラ菅に直言するから始末に負えない。
2010-01-28 18:40:51デフォルト後の日本はどうなるか。国力と民度が違うので間違ってもジンバブエ状態にはならない。ブラジル型が一番近い所であろう。年間のインフレ率は30~100%くらいになるのではないか。この程度だと全部食っても食い切れるんじゃないの。
2010-01-28 19:33:54個人が何となくヤバイ雰囲気を悟って、債券市場で国債を売却し始めると、その気配がデフォルト時期を早める要因にもなる。まあ現金も国債と同じ。中国に買い漁られる前に、早く希少金属に替えておくが勝ち。流動性選好が高い人はユーロ買いがまずまずの選択か。
2010-01-28 20:35:12@AQ_Ishii ともかく世界3位の経済大国の国家財政破綻は、wilyな金融の世界で何が起きるか予測が困難な異常事態。投資傾向が強いものほどどうなるか分からんので現物に勝るものは無し。
2010-01-29 01:16:20@AQ_Ishii ペイオフもデフォルトまでは想定していないし、1千万円以下の預金でも銀行は10倍の信用を創造してるから、取り付け騒動が起きた場合、原理的に1/10しか戻らず預金はパー。さしもの大人しい日本人も、これには怒り狂い打ち壊しが起き、金庫も破壊略奪される。
2010-01-29 02:16:39日本人の大半は縮小均衡という自明性に凝り固まり、自ら最大均衡に移行するという創造的破壊に躊躇する。いまだに国債を大量発行せよなどという愚論は縮小均衡に座して死を待つの典型。社会改革より「みんな一緒に総玉砕」の方が好きなんだから仕方がない。これこそ戦後民主主義による妄想的平等主義。
2010-01-29 02:43:23日本が終わらざるを得ないのは、景気が少し回復して金利が上がると、国債価格が下落してパー、景気が回復しないと国債の引受先が無くなってパーというダブルバインド状態にあるから。それほど財政バランスが異常だということ。
2010-01-30 03:53:47二つのシナリオでは前者が望ましい。前者は強インフレだけだが、後者はボロボロのスタグフレーションとなる。せいぜい前者に行くよう頑張ろう。
2010-01-30 03:56:36