茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第2913回「三流以下の人材であるというのは日本国としては危機」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート２９１３回をお送りします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。

茂木健一郎 @kenichiromogi

牛久の入管で、カメルーンからいらした男性が亡くなった事件で、国の責任を認める判決が出たが、当然のことだと思う。というか、こういう時、「国」と称する主体は、とっとと責任を認めて適切な対策をとるとともに賠償するべきで、ニュースを見る度に意味不明だと感じる。

茂木健一郎 @kenichiromogi

出入国管理についてはいろいろな考えがあろうが、拘束して、自分たちが管理している人の病状が悪化したときに適切な処置をとることは当然のことで、だって自分たちが拘束しているんだから、それくらいのことができないんだったら拘束するな、という話である。

茂木健一郎 @kenichiromogi

ニュースで「国」が反論したとか聞く度に、その「国」って一体誰だよ、と突っ込みたくなる。どうせ、法律職で国家公務員になった人が主張の原案をつくっているんだろうけど、その人の人権感覚とか、価値観は現代に見合っていいるのか、それとも単なる法律バカなのかといつも疑問に思う。

茂木健一郎 @kenichiromogi

日本の入管の態度や、システムが、文明国とは言えない低レベルだというのは広く知れ渡っていることで、だったらとっとと研修とか意識改革とか第三者が定期的に検証したり立ち入りしたりして透明性と人権保護を確保する体制にしろ、という話で、「国」はこう主張するとか開き直っているのは頭が悪い。

茂木健一郎 @kenichiromogi

「国」としてはこう主張する、という原案を書いている人が、現在の国際法秩序の感覚からずれている、はっきり言えば三流以下の人材であるというのは日本国としては危機なので、そのあたり、思い切りアップデートして欲しい。恥ずかしいとしか言いようがない。ダメなやつの開き直りは見苦しい。

茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート２９１３回「三流以下の人材であるというのは日本国としては危機」をテーマに５つのツイートをお届けしました。