YouTube動画「やばいぜ舞鶴!!」 舞鶴海軍文化の在り方を大いに語る

↑この騒動の最中に投稿された動画で、客観的に見て同じ流れにあると判断して別記事（本記事）を作成しましたが、その評価は閲覧者各位に委ねます。

※以降は動画本編とその反応を独断で選定したものです。ここまで興味本位で読んだ方、何やら嫌な予感がした方、そして何より過去の舞鶴砲雷・舞鎮駆逐隊を楽しんだ方は、悪いことは言わないので遠慮せずブラウザバックしてください。

【9/18】「文化の盗用を許すな！」動画を投稿

《確認》公人としての動画主の立ち位置

SNSでは情報が錯綜しているきらいがあるので、ひとつ項目を設けて、現状で確認できる部分は確認しておきたいと思います。
（政治的宣伝に加担するようで正直不本意ではありますが、本記事が誤情報の発生源になってしまうリスクには代えられませんので）

動画主は来年の次期市長選への立候補を予定している

まず確認しておきたいのは、2022年9月現在の彼は舞鶴市長ではない──つまり、有権者による信任を受けた舞鶴市の代表者ではないという点です。
彼の発言は舞鶴市を民主的に代表しているわけではありませんし、当然のことながら彼の発言によって舞鶴市が公式に意見表明したわけではありません。ついでに言うと、2022年9月現在は選挙期間ではないので市長選の「候補者」でもありません。
彼の発言は舞鶴市民の総意ではない　という点は、舞鶴市と舞鶴市民の名誉のために、何度強調しておいても足りないということはないかもしれません。

なお舞鶴市選挙管理委員会によれば、次期市長選挙は2023(令和5)年2月17日に執行予定とのことです。

動画主は2022年9月現在、市長でも市議会議員でも市長選の候補者でもありませんが、地元事業者の間でそれなりの発言権を持っていることは確かなようです。

具体的に言うと、彼は2020年1月21日朝にNHKラジオ「関西ホットライン」に出演し、同年2月9日開催の『砲雷撃戦！よーい!! 第五十六戦目』を宣伝したことを自身のブログで明らかにしています。

Ｑ）大砲の「砲」に「雷」で『砲雷撃戦（ほうらいげきせん）』どういったイベントですか？
Ａ）戦艦を擬人化したアニメの同人雑誌のイベントで、今年で11回目となります。
毎年名古屋や東京からはもちろん、九州や東北からも沢山の人が集まって、グッズ販売やコスプレ、アニメに関する装飾をした車の展示などで大変盛り上がります。
Ｑ）舞鶴市で開催されるようになったのは、何かきっかけがあったのでしょうか？
Ａ）明治時代の舞鶴には「舞鶴鎮守府（まいづるちんじゅふ）」という、旧日本海軍の高等司令部がありました。その海軍をモチーフにしたアニメ作品のファンにとって、舞鶴はいわば聖地のような場所です。その舞鶴で、何かイベントができないか？という問い合わせが地元の商店街にあり、地域興しの一環として、アニメ愛好家の方たちと一緒に始まったのが、きっかけです。
当初は、私たちも一過性のイベントだと思っていましたが、SNSを通じて火が付き、イベントとしてどんどん成長して、今回の来場者は、1万人を超えると予想されるほどの人気になり、今では地域経済の活性化にも繋がっています。

地元側の代表者として公共の電波に出演した上での発言ですから、砲雷撃戦が終了する前の時期、舞鶴砲雷が地元住民の目にどのように映っていたのかを窺うことができます。今の時間軸から見るとなかなか貴重な資料なのかもしれません。

この後、2月9日の舞鶴砲雷当日のブログ記事では、イベント参加者のツイートを引用しながら、ボルシチとモヒートの好評ぶりに感謝を示しています。

動画主は現在の舞鶴市政に批判的である

まあこれは当然といえば当然なのですが（現体制に不満のない人間は市長選への立候補を早々と表明したりしないし、現体制に対する批判票の受け皿となるように振る舞ったりしないので）

私達の舞鶴市は今、歴史的にも最悪とも言える危機的な状態にあります。
独裁的な多々見市長とそれに追従する市会議員と舞鶴市の職員たち
市民を見ずに市長の顔色を伺い舞鶴市の運営はなされています。
そんな舞鶴市にストップをかけるためにこのブログを運営しています。
市民が幸せに過ごせる舞鶴にしたいとの思いで日々発信していきます。

動画主の運営するブログのトップページからしてこの具合です。
公開されている氏名と活動地域をもとに、人となりや過去の活動内容を検索する人も当然出てきます。