栗原裕一郎による文芸界の若手への執拗なハラスメント #栗原裕一郎氏による業界パワハラに抗議します #トランス差別に反対します

評論家、栗原裕一郎によるトランス差別を通したTwitterでの若手へのハラスメント。 同様の事件としては歴史学者呉座勇一による女性研究者や女性著名人等へのハラスメントがありました。 https://mainichi.jp/articles/20210324/k00/00m/040/237000c
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トリガー警告⚠

こちらのまとめには、業界で力を持つものから若手へのハラスメントの実際の言動が記録されております。トラウマのフラッシュバックなど気分の悪くなる可能性がありますので読む際にはご注意ください。

一ヶ月以上に及ぶ執拗な名指しのハラスメント

苛烈なトランス差別発言をするようになった栗原裕一郎が、文芸の若手である水上文さんや高島鈴さん、李琴峰さんらを名指し、時には伏せ字を使ってTwitterで執拗に攻撃を続けている。
ターゲットは「トランス差別反対」とはっきりと表明している同じ業界の若手のフェミニストたちである。それにもかかわらず、文芸業界では栗原裕一郎が裁かれることもなく地位を保ち続けてハラスメントを繰り返し続ける異常な状況が続いている。また、社会学・女性学研究者の千田有紀教授と近づいたことで共にハラスメントを行うようになったようだ。
同じ業界人や研究者や、外部から批判されてもやめる様子はない。

栗原裕一郎 @y_kurihara

文筆業をしています。返信は気が向いたときにしかしません。悪しからず。 cxy00777+nifty.com

栗原裕一郎 @y_kurihara

ついでに書くと『文藝』編集長の坂上陽子はおれの元担当編集だよ。笙野頼子が最近書いたところによると、坂上さん、水上文の批判文への笙野の反論の掲載を拒否したらしいじゃない。人を差別者呼ばわりしておきながら反論の掲載を拒否してパージするって、ずいぶん大概な言論ファシズムなんじゃないの?

2022-07-26 04:08:41
栗原裕一郎 @y_kurihara

おれも坂上さんには煮え湯を飲まされたけどさ、抜けたところはあっても根は善良な人だとずっと思ってたよ。それがどうだ、よりによって言論パージかよ。悲しいよ、おれは。水上文の言論に信頼を寄せてるんだろ? 批判に絶対的な正しさを見てるんだろ? なら載せろよ、笙野頼子の反論も。さあ。

2022-07-26 04:19:21
栗原裕一郎 @y_kurihara

人を差別者と決め付けて議論はそれ自体が差別になるからっていってパージするのがトランス擁護側(ソフトに言い換えております)のロジックだけど、『文藝』はそのロジックに乗ったと解釈していいわけですね。いいんですね?

2022-07-26 04:48:29
栗原裕一郎 @y_kurihara

性自認に対する疑問はそれ自体が差別である。問答無用に差別である。議論の余地は1ミリもない圧倒的絶対的差別である。口にしただけでそいつは差別者である。まあ、そういうことをトランス擁護の皆さんはいうわけですけれど、『文藝』はそういう極端な主張に乗ったという解釈でよろしいんですね?

2022-07-26 05:01:32
栗原裕一郎 @y_kurihara

栗原はトランスフォビアに転んだの何だの言われるに決まってるから(もう言われてるか)、笙野頼子をめぐる件についての考えを少しまとめておこう。

2022-07-31 04:50:20
栗原裕一郎 @y_kurihara

エアリプでやりとりするのがTRA界隈の作法のようなので(もう面倒くさいのでTRAとTERFでいきますよ)。 「現実に生きている人間を「議論」の対象にすることの暴力性を考えてほしい」 と水上文は言うが、では自分が他人を差別者呼ばわりすることの暴力性についてはどう自認しているのか。

2022-07-31 04:56:23
栗原裕一郎 @y_kurihara

おれが水上文の言説に疑問を持ったきっかけはここだ。笙野頼子をいきなり差別者呼ばわりしているのを見て驚いた。他人に差別者のレッテルを貼るのは言うまでもなく重い行為である。逡巡もつきまとうはずだ。ところがこの新人批評家は、躊躇なく笙野に差別者の裁定を下していたのである。

2022-07-31 04:59:43
栗原裕一郎 @y_kurihara

水上文のこの言動を、最初おれはよく理解できなかった。考えた末に「クソ度胸」とか「胆力」と解し、「肝っ玉の据わった新人が登場したものだ」というふうに『週刊新潮』で評価した。水上が笙野を差別者と批判したのは、彼女が『文藝』で始めた文芸時評の第1回でのことで、文芸誌初登場でもあった。

2022-07-31 05:02:16
栗原裕一郎 @y_kurihara

同じタイミングで水上文は、『文學界』の「新人小説月評」の評者に起用された。笙野頼子はこの欄の評者は権威みたいに言っていたけど(まあ、揶揄だろうが)、権威がついてくるような仕事ではない。おれも2回やってるし、水上の前にやっていた荒木優太なんか失言一発で軽々と干されたくらいのものだ。

2022-07-31 05:13:09
栗原裕一郎 @y_kurihara

「新人小説月評」評者なんてその程度の存在にすぎないが、実績のない新人が起用されるという意味で抜擢ではあり、文芸誌2誌に同時に「抜擢」されるというのはレアな事態である。仕事で長年文芸誌を眺めているが、水上文という人はまったくの初見で、事情通の知人につい「何者?」と訊ねてしまった。

2022-07-31 05:20:15
栗原裕一郎 @y_kurihara

素性のよくわからない新人批評家がベテラン作家を差別者呼ばわりする。それをおれは一種のデスペラートな蛮勇と解したのだが、笙野頼子が『発禁小説集』を出したのを見て、何か根本的な思い違いがあるんじゃないかと疑心暗鬼になり調べた。そうしてようやくTRAの常軌を逸した実態を知るのである。

2022-07-31 05:22:40
栗原裕一郎 @y_kurihara

今回の『週刊新潮』で、笙野頼子をめぐる問題を取り上げたのは、誤解を訂正する意味が大きかった。トランスジェンダーなんてクソ面倒くさい問題に首を突っ込んだって、利権を狙う一部の輩以外には労ばっかりで得るものなしだから避けて通りたいところだが、言論の責任は果たさなければならない。

2022-07-31 05:30:01
栗原裕一郎 @y_kurihara

水上文が笙野頼子を差別者呼ばわりしたのは蛮勇などではなく、TRA界隈の「作法」らしいことがわかってきた。差別者のレッテルを貼りながら「議論」は徹底して避けキャンセルするのも「作法」らしかった。水上は、差別者と議論することに公正さなどないと言うが、これもTRAの公式見解みたいなものだ。

2022-07-31 05:33:08
栗原裕一郎 @y_kurihara

そもそも「差別者」のレッテルを貼っているのは水上文(およびTRA)であり、自分で貼った「差別者」を根拠に「議論」できないとか言うのはマッチポンプである。いわゆるひとつの大概にしろよというやつだ。

2022-07-31 05:36:40
栗原裕一郎 @y_kurihara

批判者(TERF)に「もっと勉強しろ」とマウントするのもTRAのやり口らしい。水上文李琴峰も、笙野頼子に「もっと知れ」とかましていた。何十年もフェミニズムをやってきた作家である笙野としては、怒りを通り越して呆れるばかりだったであろう。

2022-07-31 05:38:42
栗原裕一郎 @y_kurihara

李琴峰なんて、笙野作品なんて読んでないがこういう人にはなりたくないと言って憚らず見ているほうがハラハラした。差別者呼ばわりといい、勉強マウントといい、敬意を欠いているでは説明のつかない病理を感じるが、あとで知ったところでは、はTRAのボスである清水晶子の門下生だということだった。

2022-07-31 05:41:33
栗原裕一郎 @y_kurihara

今回の『週刊新潮』の拙記事にも「もっと勉強しろ」的な批判が寄せられた。それで十分というつもりはないが、TRAとTERF取り混ぜて10数冊+主要記事くらいには目を通したんですよ。ボス清水晶子の『フェミニズムってなんですか?』も読んだし、例の「埋没した刺」も読んだよ。

2022-07-31 05:47:34
栗原裕一郎 @y_kurihara

千田有紀の「「女」の境界線を引き直す」も読んだし、反応も読んだ。TRAの皆さんが「ターフ!」とキャンセルに勤しんだヘレン・ルイス『むずかしい女性が変えてきた』も読んだ。同書にはその後朝日新聞書評が出てしょぼーんだったようだが、朝日に詰め寄ったという話は寡聞にして聞きませんな。

2022-07-31 05:50:11
栗原裕一郎 @y_kurihara

勉強しろとの忠告に愚直に従ったものの、読めば読むほどTRAの異常性が際立つばかりで、これ以上読んだところで認識に更新はないだろうという判断の下で、笙野頼子を取り上げた『週刊新潮』記事は書かれることになったのでした。

2022-07-31 05:54:02
栗原裕一郎 @y_kurihara

TRAについてどうかしていると思わせたのは、まず何より、千田有紀論文はターフだからキャンセルしろと言い募った、高島鈴「都市の骨を拾え」(『現代思想』)の異常性ですね。これはすごかった。何の関係もない原稿の冒頭で、何一つ論証することなく、千田をキャンセルしろというばかりの代物なのだ。

2022-07-31 06:04:25
栗原裕一郎 @y_kurihara

ヘレン・ルイス『むずかしい女性が変えてきた』のtoi books扱いに、TRAの首脳陣が雁首並べてキャンセルをかましてきた様に、言いしれぬ狂気を感じたことも大きかったですね。ところで、死ぬほどターフな本の朝日書評をキャンセルしなかったのはなぜなんでしょうか。

2022-07-31 06:13:57
栗原裕一郎 @y_kurihara

性自認は主観である。 トランス女性が女性スペースに入ってくることに生物学的女性が不安や恐怖を感じるのも主観である。 主観同士の間に優劣はない。なのにTRAは、前者を不可侵な聖域のごとく祭り上げる一方で、後者を単なる差別者(TERF)と斥けてきた。

2022-07-31 06:18:55
栗原裕一郎 @y_kurihara

社会的コンフリクトを招くことが明らかな主観の対立において必要なのは、両者の調停であって、片方を祭り上げ、片方を排除することではないだろう。だが、TRAがやっているのはそういうことであり、水上文のレトリックも同様である。

2022-07-31 06:19:46
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