「舞鶴の海軍文化」と「艦これ」に関する私見
このまとめの前提
上記を補足する私見
舞鶴って、呉市のように農漁村から人工都市「鎮守府」になった新舞鶴(東舞鶴や中舞鶴)と、細川幽斎が関ヶ原合戦の裏で籠城戦を戦い抜いた丹後田辺藩の城下町であるという誇りを持つ西舞鶴という全くルーツの異なる町が戦時中に半ば強制的に合併させられて生まれたキメラ(合成獣)のような町だからなぁ…
2022-09-28 00:53:58その出自から海自、海保、気象庁を始め国や府の出先機関が多くて必然的に転勤族が多いので人の出入りも激しいし、それでいて地元から離れない人も少なくないため郷土意識というものが分裂してる気がするのよね。 もちろん人によるとは思うのだけれど。
2022-09-28 00:59:58横須賀のように幕府時代からの海軍の伝統はなく、東洋一の軍港と讃えられた呉の戦艦大和のようなシンボルもなく、一方で隣の宮津市には日本三景の天橋立があり、そもそも府庁は世界に冠たる観光都市「京都」なわけで、舞鶴が観光業で食うなんてありえないとはよく言われてきました。個人の体験としてね
2022-09-28 01:04:41確かに、比較対象が違いすぎるので舞鶴は観光業で食える土地ではないから観光振興に使うお金は無駄だと考える人がいるのも無理はないですけどね。
2022-09-28 01:15:0910年くらい前までなら、中高年には「岸壁の母」で結構通じたけど、最近じゃ通じなくなってきたしね。 もう引揚経験者の同窓会みたいなのも少なくなったと聞くし。最近は世界記憶遺産登録の方でアピールしてるよね。
2022-09-28 01:28:25例の動画主が「艦これなんか無くても地元は全然困らない」「海軍文化は自分たちのもの」って言ってるのは、もともと地元商店街の差別化要素として港町とりわけ軍港の街ということを活用してきていて、これは別に観光目的のデコレーションではないってことなんだわ。 facebook.com/photo/?fbid=36…..
2022-09-28 01:34:02ただ、まぁ京都府という土地柄としては反戦平和の面で復古主義的だったり軍国主義的な臭いが避けられる傾向も無きにしもあらず。 その上、観光は無駄だと言う人もいるわけで、そういうバランスの上で「海軍文化」を守ってきた人達が「観光客のためにやってるわけじゃない」というのはわかるのよね
2022-09-28 01:41:20舞鶴オリジナルキャラクターもそういう地元を向いた海軍文化の活用という文脈で「艦船擬人化」の手法で作成したものだから、艦これキャラのパクリではないというのも筋は通っていると思うんだよ。 それを「艦これ」「艦娘」と呼びさえしなければ。
2022-09-28 01:44:22想像する勘違いパターン ①舞鶴にゆかりのある「艦娘」は「舞鶴の海軍文化」に含まれる。 ②「艦船擬人化」文化と「艦これ」「艦娘」を同一視している(区別できない)。 ③「舞鶴の海軍文化」に「艦船擬人化」文化すべてが含まれる。 ④「艦これの世界観」に「舞鶴の海軍文化」すべてが含まれる。
2022-09-28 01:48:56例の動画主の主張は上記の勘違いパターン②③④に思えて、 ②であるため、舞鶴オリジナルキャラクターもまとめて「艦これ」と呼んでしまう(「艦これ」が商標だと理解していない)。
2022-09-28 01:49:38③であるため、艦これ二次創作キャラ絵も舞鶴オリジナルキャラクターもまとめて全部オリジナルと言ってしまう(原作絵をそのまま使わなければOKだと思っている)。 ④であるため、「艦これの世界観」を利用するなという警告が「舞鶴の海軍文化」の盗用という理解になる。
2022-09-28 01:50:09そういう勘違いに例の警告の誤読が組み合わさって『長年苦労して守ってきた「舞鶴の海軍文化」を「艦これの世界観」としてKADOKAWAに独占されるのは許せない』という主張になったのではなかろうか。 (さらに政治的主張やら行政サイドとの感情的なあれこれに五輪汚職が追加して大暴走って感じだけど)
2022-09-28 01:54:22もちろん、この認識は誤りで「舞鶴の海軍文化」と「艦これの世界観」は互いに独立したものではあるんだけど、「舞鶴鎮守府が出てくる作品のキャラだよ。モデルは舞鶴海軍工廠生まれだよ」って言われりゃそりゃ親近感も湧くし、そのファンがイベントするなら協力しようってことにもなりやすい。
2022-09-28 01:54:50ただ、これは自分でも反省しているのだけだけれど「二次創作ファンイベントは公式イベントの呼び水として、本命は公式イベント」と地元関係者に一番最初にしつこく言っておけば良かったのかもしれない。 twitter.com/kaiedak/status…
2022-09-28 01:56:15過去のメールを漁ったら最初の「砲雷撃戦!よーい!七戦目舞鶴」が2014年2月に開催される直前の1月に地元の商工会関係の知り合いから相談されて大洗の事例紹介したり、旧軍関連の観光案内に関するアイデアとかは送っていたけど、権利関係の注意点とかは伝えてなかったわ… twitter.com/kaiedak/status…
2022-09-25 21:55:01でも2014年当時は仕方なかったとも思うんだ。 最初の「砲雷撃戦!よーい!七戦目舞鶴」が開催された2014年2月時点では公式の艦これリアルイベントってコラボカフェくらいしか実績がなかったんだよね。 (最初の「第一回横浜観艦式予行」が2014年8月3日)
2022-09-28 01:56:46今では信じられないけど2018年3月の『「艦これ」佐世保鎮守府巡り』まで本当に運営鎮守府が自ら旧鎮守府コラボを数ヶ月に渡って展開するとは多くの提督も考えていなかったと思うんだよ。 少なくとも僕は「やってくれたら嬉しいな」って願望は語っていたけど、実現性は限りなく低いと思っていたし。
2022-09-28 01:57:44これを実現させた佐世保の人達が本当に偉大で凄い快挙だとも思うんだけど、その後公式コラボに転換した呉と出来なかった舞鶴という差も生んだと。 佐世保コラボまでは「どうせ公式イベントが地方に来るわけないんだから、ファンイベントが盛り上がるくらいなら大丈夫だろう」って気持ちもあったしね
2022-09-28 02:01:03とはいえ「砲雷撃戦!よーい!」自体が2021年に終わったタイミング以降、舞鶴でも行政や主流派はちゃんと公式コラボの方向に切り替えたのに一部の人達が勘違いしたまま吹き上がっているように見えるんよね。 まぁ、裏が取れている話じゃない推測にすぎないけど。
2022-09-28 02:03:10地元グルメなぁ。。。 しーちゃんが元々なんのサークルだったか考えれば、これは不幸な事故だとも思う。 砲雷撃戦!よーい! - ニコ百 dic.nicovideo.jp/id/5556056 #nicopedia
2022-09-28 02:12:16