茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第2923回「脳科学者あるある」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート２９２３回をお送りします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。

茂木健一郎 @kenichiromogi

昨日、あるラジオの収録で、事前に「脳科学者あるある」はなにか、と聞かれた。それで、少し面白い視点も含めて答えたことの一つは、どんなに意地の悪い人がいても、ああこの人はこういう脳なんだと思ってとりあえず受け入れてしまうということだった。

茂木健一郎 @kenichiromogi

普通、意地が悪い人とか、性格がよくない人がいたら、そのひとの心がけが悪い、腹が立つと思うだろうけれども、その人はそういう脳なんだ、と思うと、その人のせいというよりもその脳のせいなんだから、仕方がないなということになる。

茂木健一郎 @kenichiromogi

心がけが悪いというよりも脳に課題があるんだから、修正すると言っても、徐々にしかやっていけないから、「君、そういうのよくないよ」と伝えても、即座に変わるとも思えない。だから、気長に待つしかないなあということになる。

茂木健一郎 @kenichiromogi

この、「そういう脳だからとりあえず仕方がない」というのは、自分自身にもあてはまる。変わらなきゃ、なときも、すぐには脳は変われないから、じっくりゆっくり変えていくしかない。結局、日々の積み重ね、努力が大切だということである。

茂木健一郎 @kenichiromogi

他にも「脳科学者あるある」を２、３もうしあげたけれども、どんな話だったかは、そのうち放送されるであろうそのラジオ番組を聞いてくださいませ。よきときがきたら、告知いたします。

茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート２９２３回「脳科学者あるある」をテーマに５つのツイートをお届けしました。