さかなのこ、観たよ。 子連れで見たけど、たいへんよかった。 よい気分のままお友達と酒かっくらうので感想は後ほど。港のシーンを除けば、パトカーのシーンが一番面白かったです。港はもうぜんぶダメでしょ。
2022-09-24 16:06:19さかなのこ、上の子と観てきました。 その後、旧友と合流してバカほど飲酒しながらキャッキャウフフしてたので感想遅くなっちゃったけど、書いてゆきます。 twitter.com/haxose1/status…
2022-09-25 09:21:29冒頭にあった「男でも女でも、どっちでもいい」については、面白い描き方だったと思いました。 全編貫いて性別についての言及が一切出ない、というのをどう捉えるかという話ではありますが、「無性」の話ではなく、性について嫌悪する話でもない。
2022-09-25 09:37:28ジェンダーを描くために、ジェンダー差によって傷つく様を描くのは、安直と言えばそれはそう。そうしなかった、というのは割とすごいと思う。 でも、ジェンダーを軸に話す映画ではないよなと思う。 じゃあなんの映画なの、って言われると悩むね。よかったことは間違いない。
2022-09-25 09:37:28クソほど笑ったのは、ギョギョおじさんこと「別バースから来たさかなクン」を他ならぬさかなクン氏本人が演じているところ。 その構造というより、扱いに対する解像度がめちゃ高かった。ディテールが急に上がる。
2022-09-25 09:37:29ネタバレになるけど、パトカーを見て「パトカー」って呟くさかなクン氏の解像度がめちゃ高い。絶対言いそう(本人でしょ)。 そしてそれに対する警官の「パトカー初めてかな?」と、流れるように押し込んでゆく手順。死ぬほど笑ってしまった。
2022-09-25 09:37:29ギョギョおじさんに対する容赦のない描写というのは割と劇を貫くものとして、強烈に効いているとは思った。 シニカルな笑いでもあるけど、その後、一度だけ語られたギョギョおじさんの話。 そういうものが存在する世界の話。
2022-09-25 09:37:29舞台が千葉県になって牧歌的な殺伐高校のシーン。総長やカミソリモミーの話、この辺りのパートがハイライトで、その後の展開に一緒に観ていた子は少し退屈してしまった様子ではあったが、それでもちゃんと観ていた。 帰り道、君、分かんなかったシーンあったろって聞くと「ちょっとね」と彼は答えた。
2022-09-25 09:41:09脚本も整合性がとれてないとこもぽつぽつ見受けられた。シーンとしてスベってるとこもあったし、演出自体でそれはダメだろというのもあった。 だけど、まあそのへんは瑣末なとこかなとも思うのよな。 不思議な映画よな、とは思う。
2022-09-25 18:22:18わたしはさかなクンさん(実物)の消化酵素がないので、ジェンダーの話で苦労されたという事前情報が一切ない。 そういう視点で見ると、さかなクンさんの半生は、ジェンダーのみに起因する問題というのは瑣末な問題として描かれていたように思えたのよな。
2022-09-28 17:30:09港のシーンでは、終始不良の子たちのほうがバシッとした正論側に立っていたし、オメー勉強しろよォ、って言われても頑としてやらない辺り、むしろジェンダーの問題があったとしたらだいぶ理解のある周囲よな、という話でもある。
2022-09-28 17:36:46感想をつらつら漁って見てみると「男か女かはどっちでもいい」という冒頭の一文に引っ張られて、ジェンダーの問題として感動している人がちらほら見えて、そういうものなのかな?というのがムクムク湧いてきている。 あるとしたら美醜バイアスやろというのはちょっとある。
2022-09-28 17:36:47真面目な話、さかなのこが日野日出志氏の絵柄で「ヒヒヒヒ」って机の中に剥製隠し持つミー坊を描いたらだいぶ印象かわるよな、というのはある。 描く絵も蔵六の奇病。美しくはあるが、社会に受け入れられるか?という話。 蔵六おじさんと一緒に蔵六ハウスで焼き殺されてない?
2022-09-28 17:39:26