ワイバーン裁判 ファンタジー世界の法律の教科書にだいたい出てくるおもしろ判例 ある時「ドラゴンを狩ってはならぬ」という法律ができたが、ある土地の猟師がワイバーンはドラゴンとは別種と認識したまま狩って逮捕され、裁判になった事件
2022-09-30 13:37:53生物学的にはドラゴンはドラゴン目ドラゴン科ドラゴン族のものを指し、ワイバーンはドラゴン目飛竜科なので異なる生物だが、 法律上はドラゴン目の生物全般を指していたので裁判は結構もつれた
2022-09-30 13:40:48さらに、土地によっては「その土地で一番強いドラゴン目の生物を『ドラゴン』と呼ぶ」「ドラゴン目ドラゴン科ドラゴン族の生物は生息していないが、大きい竜を討伐した者を『ドラゴン殺し』と呼ぶ」といったこともあったので国中巻き込んだ「え!?これ方言だったの!?」案件として有名になった
2022-09-30 13:43:28@MADOguchimoto あー、六脚類は肢の退化度合いによって色んな地域名が付いてるから、いちいち別表で確認しなきゃいけなくて大変なんですよねー( ´•ω•` ) 結局あれ、問題の種の倭名がヒフキトビトカゲからヒフキトビトカゲダマシに変更されたんでしたっけ。
2022-09-30 13:54:55@MADOguchimoto 竜はダメだけど龍ならオッケーだったりなどもしそうw 「幼い頃に父母と生き別れ、その後湖に棲む龍に育てられたのですがこの度死別しまして……」 「あー……そうなると手続き次第ですけども現在の戸籍上、貴方があの湖畔地域の『ドラゴン』という扱いになってしまいますねぇ」
2022-09-30 20:04:17@MADOguchimoto 東の国なら麒麟(黄龍)とか偶蹄目か奇蹄目っぽいのとか大蛇とか翼を持たないのや大蜈蚣 宗教上の邪悪な象徴を竜としてみなしたりとか種族的ドラゴンかどうか判別が難しいのとかあったり
2022-09-30 22:01:45ドラゴンはレアすぎて有名な存在なので、山を溶かす業火を吐き羽ばたき一つで街を吹き飛ばす”本物のドラゴン”が生息していない地域でも大型爬虫類や飛竜のたぐいを「ドラゴン」と呼んでることもある。「ドラゴン殺し」の異名を持つものの中で本物のドラゴンを見たものは1万人に1人も居ないだろう
2022-09-30 13:48:42@MADOguchimoto 「そいつが絵に描いてみせた竜とやらは、せいぜい翼が生えているだけのトカゲや蛇といった風体で、本物の竜を見たことがないのは明白だった」
2022-09-30 14:06:17たぬき・むじな事件を思い出す
@MADOguchimoto 日本では実際に会った類似裁判「たぬき・むじな事件」 togetter.com/li/1601043
2022-09-30 17:02:13@MADOguchimoto 事実の錯誤(故意阻却)か法律の錯誤(故意成立)かwww 異世界たぬき・むじな事件 ファンタジーもま・むささび事件
2022-10-01 03:40:26