『再会』
『孤独のグルメ』の谷口ジローが描いた、とある50歳のグラフィックデザイナーが、23年前に別れた娘と「再会」する話(1/7) pic.twitter.com/C600kEY4Jq
2022-10-03 22:02:29『孤独のグルメ』の谷口ジローが描いた、とある50歳のグラフィックデザイナーが、23年前に別れた娘と「再会」する話(2/7) pic.twitter.com/Ps97KqauCm
2022-10-03 22:03:38『孤独のグルメ』の谷口ジローが描いた、とある50歳のグラフィックデザイナーが、23年前に別れた娘と「再会」する話(3/7) pic.twitter.com/dn2cmWOMoP
2022-10-03 22:04:10『孤独のグルメ』の谷口ジローが描いた、とある50歳のグラフィックデザイナーが、23年前に別れた娘と「再会」する話(4/7) pic.twitter.com/ZzKumw5MA5
2022-10-03 22:04:39『孤独のグルメ』の谷口ジローが描いた、とある50歳のグラフィックデザイナーが、23年前に別れた娘と「再会」する話(5/7) pic.twitter.com/4WIrfZX3mg
2022-10-03 22:05:11『孤独のグルメ』の谷口ジローが描いた、とある50歳のグラフィックデザイナーが、23年前に別れた娘と「再会」する話(6/7) pic.twitter.com/4HruoJc3UT
2022-10-03 22:05:42『孤独のグルメ』の谷口ジローが描いた、とある50歳のグラフィックデザイナーが、23年前に別れた娘と「再会」する話(7/7) pic.twitter.com/qYE7MdBidR
2022-10-03 22:06:14こちらの作品は1993年に「ビッグコミック」に発表された「シリーズ 欅の木」(原作:内海隆一郎先生)の中の一編『再会』です。単行本には、この作品を含め、合計8編が収録されています。どれも実に味わい深い作品ばかりですので、気になった方はぜひ! shogakukan.co.jp/books/09179372 pic.twitter.com/nNNoHPt2FF
2022-10-03 22:14:34解釈の分かれるポイントが多い作品
読んだ人の心にさまざまな波紋を広げるマンガ。コメントや引用RTでは賛否両論。泣く人や怒る人さまざま。男視点、女視点でも変わるよう。あるいは読者自身の心のありようでも。言葉の多い作品だけど、なにを描いているのかは語られない。「大事なことは言葉にしてはいけない」とは誰の言葉だったっけ。 twitter.com/inu_wo_kau/sta…
2022-10-04 12:33:37余韻とそこに至るまでのテンポが落ち着いていて、丁寧。 読者に解釈を委ねるその奥行の深さに流石...!と唸る。 twitter.com/inu_wo_kau/sta…
2022-10-04 14:50:55谷口先生がどういう視点で描いたのか気になる。主人公の苦くて切ないいい話として描いたのか、それとも彼の身勝手さへの棘を潜ませているのか。主人公の主観ではなく第三者目線のナレーションで進むのは主人公を突き放しているようにも感じる twitter.com/inu_wo_kau/sta…
2022-10-05 01:14:23読む側のこれまでの人生によって感想が180度変わるリトマス試験紙のような漫画 twitter.com/inu_wo_kau/sta…
2022-10-05 14:13:06執筆当時は「いい話」として読んだ人の方が多かったのかも ビッグコミックというおじさん向け雑誌に30年前に掲載されたわけだし 岩崎さんに感情移入した人、岩崎さんに嫌悪感を持った人 当時と今では比率が逆転している気がする
2022-10-05 14:38:07イイハナシとして受け止めた人
この話を若い頃の妻目線でのみ判断して夫を責める引用RTをしている人が多い事に少し悲しくなった。軒並み他責思考が強い。時代背景も考慮している様子もないし、若い頃の妻にのみ感情移入している可能性が高いように見えた。 twitter.com/inu_wo_kau/sta…
2022-10-04 11:53:32この話は娘の目線からみてみると、父は否定的に描かれていない。物心ついた頃には離婚していた両親の片割れ、血を分けた自分の父はどんな人だろうと思うのは自然な事だ。そこで母から芸術界隈の仕事をしていると聞く機会があったかも知れない。無意識のうちに父を求めて志した道かも知れない。
2022-10-04 11:53:32写真入りで広告された個展を開くに「もしかしたら実父が来るかもしれない」そう妻と娘が話した可能性もある。娘にとっては父を訪ねて三千枚の旅だったのかもな……と。 私がそう考えた理由の1つとして、離婚後互いに円熟した家庭を持っている事がある。互いに2度目の結婚で、1度目に分からなかった
2022-10-04 11:53:33色々な機微があっただろう。再婚相手と妻と映っている個展告知を見ると、家族仲は円満だ。満ち足りた家庭で「前夫を恨め」「実父を恨め」とは教えないだろう。そして、一線に立った娘は、芸術を志す身として実父の背景もある程度理解していたのだろうと推察出来る。集中出来る環境なくしては立てない。
2022-10-04 11:53:34件の絵に込めたメッセージは何だろうか。説明するまでもなく直接的だ。母の作ったぬいぐるみを抱いた少女は娘そのもの。母のぬいぐるみは母からの愛情を表し、不満有りげな表情は実父に向けてのものだろう。これは何かを表現しようとした最初期に描かれたものかこの個展に合わせて描いたものだろう。
2022-10-04 11:53:35最初期に描かれたものならば、この個展まで生き延びてきた理由はなんだろうか。最も売りたい相手に取っておいたのだろう。個展に合わせて描いたものならばもっとメッセージ性は強い。まぁ前者だろう。これは、娘が芸術を志す理由と重ねれば妥当性が出てくる。
2022-10-04 11:53:35「父や母の縁でしか絵が売れない」事を言う所がとても良かった。娘が何も分からずに居たとしても、味わいが深い。 物語では視点として描かれなかった妻や娘や養夫も生きた人間として存在している事を感じ取れるというのが作品の奥深さだなと思った。
2022-10-04 11:53:36