子宮筋腫の治療経過（リュープリン注射後～開腹手術～生理再開）

【子宮筋腫の治療経過】
・リュープリンの投与を2011年8月から2012年2月まで6回行いました。
リュープリンの副作用としては、（私の場合）ホットフラッシュと骨密度の減少が大きかったです。
ホットフラッシュは回数を重ねるごとに、その回数や時間が増えるといった感じでした。
冬なのに、ホットフラッシュになると熱くて、半そでになっても平気な感じでした（室内）

・最後のリュープリン投与が2月1日で、現在3月8日（手術から1ヶ月）ですが、まだ生理は来なくて、ホットフラッシュも継続中です。
『このまま閉経しちゃったらどうしよう』という不安を抱きつつ、今は開腹手術の傷の治癒を心がけています。

骨密度の減りが心配…リュープリン注射をされる方は、カルシウムを多く取るようにしたほうがいいと、私は思います。

【開腹手術について】
（下腹部、横切り、溶ける糸で埋没法で縫合、傷８cm）

・手術日は2月8日だったのですが、前日の7日朝から入院。
手術に備え絶食。（水はOK）
手術前の検査。血液、血圧、体温とか色々。
腸内を空っぽにする。（これが結構大変でした。下剤とか沢山飲んだり、、、＞＜。）

・手術当日…腸内を空っぽにする。
何か注射（麻酔かな？）
着替えて手術台の上へ。
不意に咳が出て軽く喘息状態になりあせる。
お医者さんの方から「咳が出やすい薬が入ってるから、咳出るけど心配しないで」と言われ、少しホッとする。
手術台で寝たところで…麻酔が効いてきて…記憶が無くなる。

（術後1日目）
・目が覚めると、病室のベッドの上。
お腹（手術で切った所）が痛い。でも、麻酔が効いてるのと体力が無くなっているので体を動かす事ができない。
わずかな音や振動が傷に響いて痛い。
ベッドの手すりに母が手をかけて顔を覗かせてくれたけど、その振動が痛くてイライラして手すりに掛かっている母の手を払いのけてしまう程だった。

・目覚めてすぐ、お医者さんが点滴をしようとしてた。
「こぶしを作って手に力を入れて」と言われたけど、力を入れる事が出来なくて血管が見えにくい＆動いてしまう為、点滴するだけでも大変だった。

・ブドウ糖と鎮痛剤と鉄剤など…色々なものを点滴。

・尿道にも管が着いていて、自分では動けない状況だった。
意識が朦朧としてて痛みとの戦いって感じなので、自分の身なりなど考えてる余裕は無い感じでした。

・血液や熱、血圧の検査。
・体をベッドに寝たままレントゲン撮影。
検査色々。
・殆ど眠って過ごしてました。

（術後2日目）
・朝から血液、熱、血圧の検査。
・ずっと点滴で栄養補充。何本くらいしたのかわからない。1日中ずっと…。
・「術後の癒着などを防ぐため、歩いたほうがいい」ってアドバイスされるも、この日はとてもそんな元気は出せず…寝返りうつのもやっと。
（でも、初日は寝返りさえ自分では出来なくて、向きを変えるにもナースコールで看護士さんを呼んで助けて貰っていたから、それに比べれば順調に回復してたと思う）

・腹部の痛みはチクチク、ズキズキする感じ。点滴で鎮痛剤も投与。
・この日も、殆ど眠って過ごしてました。

（術後3日目）
・同じように、血液、熱、血圧検査。
・ブドウ糖、鎮痛剤、鉄剤の点滴。

・痛みは少し軽くなってきた。
この日は少し歩いてみた。でも、フラフラでした。
猫背で点滴をお供に…。
・でも尿道についていた管を取る事が出来るようになって、自分でトイレに行けるようになったのが嬉しかった。
（トイレに行った時にカップで尿の量を測って記録＜退院するまで＞）
・管を取った後で、自分でトイレに行った後に、膀胱に尿が残っていないかどうかの検査があるのですが…これが、ツラカッタです。
痛いのと恥ずかしいのと…＞＜。
（2回目でクリアできてホッとしました）
・TVを見れるだけの余裕が出てきた。

（術後4日目）
・同じように熱と血圧の検査。
・点滴しながら、歩く練習。
・TVも見れるくらい元気。
・でも、動くと傷は痛いです。
（ベッドから起きて床に下りる動作が大変でした）
・オナラが出るまでは食事が取らなくて、ずっと点滴で栄養補充だったんですけど、夜中にやっと出てくれてホッとしました。

（術後5日目）
・同じように熱と血圧の検査。
・点滴が取れて、食事開始。
とは言え…全て水のような状態で、ご飯も白湯。おいしいとは言えませんが、食べる（飲む）事で栄養補充＆腸が働くようにしていきます。
・食後に、抗生物質と痛み止めの薬を飲みます。＜退院までずっと＞

・傷はズキズキするけど、何とか自分で洗濯しに行けるくらいは歩けるようになりました。
・ちょっと元気が出てきたのか、TV見てるのが暇でした。

（術後6日目）
・熱と血液の検査
・食事が少しだけ形がある感じに…白湯→主粥。おかずは水状態。
デザートのゼリーが嬉しかった。＾＾
・胃が小さくなってるのか、少量しか食べれなかったです。
・この日も少し歩いて（でも、歩くと傷に響いてやっぱりちょっと痛いので前屈みな姿勢になってしまう）

（術後7日目）
・熱と血液の検査
・食事は先日と同じ感じ。
・お医者さんからシャワーOKが出ました。
手術の傷の経過を診て貰った時、「傷見てみる？」って聞かれたけど、自分で見るの怖くて「いいです」って断りました…。
見たらショック受けそうだったから、あえて見ない事に…。

お医者さんの説明では「傷も綺麗に治ってきてるし、大丈夫だよ」との事でした。
「手術の時間も、当初の予定より短くすんで、出血量も少なく、自己血を使わなくて済んだとの事でした。」

出血量を抑えることが出来たのは、リュープリン投与を6ヶ月続けたおかげかもしれません。筋腫の大きさは殆ど小さくはなりませんでしたけど、手術の際の出血量を抑えることが出来たという意味ではやって良かったかな…って、思います。

（術後8日目）
・同じように体温と血圧の検査。
（術後、手術前より体温が上がったように感じられます。筋腫が体温に影響を与えていたのかどうかは定かではありませんが…）

・食事は普通の物になりました。
・友達がお見舞いに来てくれたので、外出許可をもらって、近くのコーヒー屋さんへ行ってみました。
傷が痛いので、前かがみでゆっくりとしか歩けませんでしたが、外出できただけ偉いってことにしました。
ゆっくりしか歩けないので、横断歩道を渡るのが不安でした。
途中で信号変わったらどうしよう…って。

・お医者さんからは食事は、もう普通に食べていいよって言われました。
（でも、ネットで腸閉塞の情報とか見てたのでちょっと心配もまだあります＾＾;)
でも、食事がちゃんと食べられるようになった嬉しさと、我慢してた反動で、ケーキ食べちゃいました。

・便秘になっていたのが心配でした。それを伝えたら、下剤を食後に少し飲んで調整するようにと言われました。
次の日、ちゃんと出ました。

（術後9日目）
・退院。

【退院後】
・けっこう痛みも少なくなってきたので、外出してみたら、後で痛くなってしまいました。
次の日は部屋で休む。

・腹帯をして過ごしていると、傷の痛みが軽減される感じでした。
・食事は、あまり脂っこいものは取らない様に、野菜はよく噛んで食べるようにきをつけてました。

・傷をガードしていたテープを退院前に外したのですが、退院時には綺麗に平らになっていたのが、退院後、傷を境に段差になってる感じになってきて…不安です。

・退院から2週間後の診察の時に、言ってみました。
傷の回復途中のことだから、これから良くなってくと説明を受けました。
・傷がケロイドになりにくくする為に『リザベン』を処方して貰いました。
（リザベンは妊婦には禁止の薬…との事で、心配でもあるのですが、花粉症にも効果があるとの事なので、少しの間、飲んでみようかなって思いました…妊娠は3ヵ月後～半年後にはOKとの事なので、その前段階だけ1ヶ月ほど）

・摘出した筋腫の写真を見せて貰いました。
（8～10cmくらい…大きかったです。手術成功して本当に良かったって思いました。）

（今日3月8日で術後1ヶ月ですが）
・リザベンのせいなのか（？）飲んだ後、めちゃくちゃ眠くなります。
・傷の痛みは和らいできました。
・いっぱい動くと痛いですが、座ったりしてる分にはあまりきになりません。
・傷は、切った部分が引っ込んで、そこを境に段差が出来てる状況です。
（このままかな？って思うと悲しくなりますが…大きな筋腫を抱えた状態よりは体には良いのだから…とも思います）
炎症とかは無く、そういった点は今のところ安心かなって思います。

【リュープリン使用後、開腹手術後の生理の再開について】
2012年4月17日…最後のリュープリン注射から約2ヶ月半後、やっと最初の生理が来ました。

（1日目）
量は普通な感じでした。お腹の痛みは無し。

（2日目）～記載日～
量が多い様に感じられます。
夜用で夜中に1回交換しても、朝、布団を汚してしまった。
血液が薄くてサラサラしてて量が多い感じです。
お腹の痛みは無し。
リュープリン使用前と似てる。

血液が薄いのと、眠気、手の痺れなどがあるのを考えると、貧血再開かな？…って思える。。。
手術で子宮筋腫を取ったので、貧血改善されるの期待したのですが、こっちはこっちでまだまだみたいですね。
ココア飲んで鉄を補おうとおもいます。

～2012.04.18～