飯舘村の「今」と「これから」 ~村民にとっての復興とは~おしどり♀マコさんの実況中継ツイート
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開会あいさつ:愛澤さん、5年後10年後、このシンポジウムは全く意味の無いものだったと言われるかもしれないが、それでも私たちは話しあっていきたい
2011-10-04 19:04:12愛澤さん:原発事故以降、専門家が信じられなくなってしまった、壇上には専門家の方々がいらっしゃるが、この方々は真実を探しておられる方だ、真実を見つけたという専門家は僕は信じられない
2011-10-04 19:05:21京大、今中教授:みなさん答えの無い問題の前にいる、わかっていること、わからないことを整理するのが大事、それをみなさんが見つけるための材料と思って話をする
2011-10-04 19:06:28今中教授:たくさん被曝をすると早い段階で病気に、急性障害、確定的影響。少しずつ被曝をする、晩発障害、確率的影響。ガンができる仕組みはわかっていない。
2011-10-04 19:07:36今中教授:広島長崎60年追いかけたデータ、被曝線量と病気になる確率はまっすぐ線をひくのがいい、いろいろな考えがあるが、私はまっすぐがいいと思う。被曝量が少なくても、病気になる確率は低くてもある、という考え方。
2011-10-04 19:10:12今中教授:被曝線量が増えると甲状腺ガンが増えるというデータ(チェルノブイリ)一番悩ましい問題は被曝はガンだけですむのか、というものがある
2011-10-04 19:10:56子どもの健康状態、汚染があるところとないところのデータ、汚染地域では子どもたちの慢性病が確実に多い。これが被曝の影響か?とはいちがいにはいえないと思うがこういうデータはある。
2011-10-04 19:12:10今中教授:被曝量は我慢量だ、どこまで我慢できるかという量。被曝量は少なくても確実に影響はある。みなさんで話しあって決めるしかない
2011-10-04 19:13:02今中教授:ネットに突然現れたデータ、福島県の原子力対策本部にヨウ素とセシウムのデータ。今後の空間線量率の変化予測。年とともに物理的に減っていく。移行なしモデル。環境半減期→天候などで流れたり。もう少し流れる
2011-10-04 19:15:07チェルノブイリの北6キロの村。2005年10月で1000分の1に落ちていた。チェルノブイリと福島は同じ状況ではないが
2011-10-04 19:16:05広大、遠藤先生:土壌調査の報告。広島大学の線量評価のグループにいた。福島原発がありできることがあったらやろう、と。NHKのETVの木村先生が友人。連絡があって一緒にやった。今中先生と木村先生と合流。宮城出身なので、宮城の調査も個人的にしている
2011-10-04 19:17:57遠藤先生:高汚染地域、北西側に広がっている、40gのアクリル容器に入れ、ゲルマニウム検出器で測定。放射能濃度Bq/kg。採取した場所ごとの核種。南側ではヨウ素が高い。汚染密度kBq/m2.チェルノでは500。福島は立ち入り禁止区域は濃度ではなく距離。
2011-10-04 19:22:11飯舘は避難、福島市などからも避難権利ゾーンの濃度。空間線量の計算得られた放射能に変換係数。文科省のMPのデータ、比較。3.15のアコウギ。車外で300μSV/h以上。
2011-10-04 19:24:33にいはま公園40μSV/h、3ヵ月後に3.8、累積線量3ヶ月と1年の積算線量、双葉町の山田、アコウギ、飯舘の長泥が高い
2011-10-04 19:25:51側溝などの線量が高いなど、今はいろいろある、飯舘は移住権利ゾーンから立ち入り禁止ゾーン、積算線量が3ヶ月で60mSV、福島市でも20mSV/yを超えるところがある。
2011-10-04 19:27:45国学院大学、菅井先生:原発事故は心配していたが起こってしまった、いつ柏崎でおきるか?そういう思いでいつもいた、今もそう思っている。
2011-10-04 19:28:34菅井先生:専門は公害の歴史。足尾銅山から始まって、公害はいろいろたくさんあった。福島に初めて入ったとき足尾と同じかな、と思った。それは、足尾のときも国も企業も何もせず、農民たちがせっせと土地を削っていたから。
2011-10-04 19:30:00菅井先生:表土を剥ぎ取って「毒塚」を作っていた。しかし足尾は今も汚染が続いている。、また、毒塚を作るのか、放射線はそれ以上に恐ろしい。100年公害になるのか?明治35年から大学は廃止すべし、と田中正三は言っていた。大学は御用学者ばかり腐敗の営巣。
2011-10-04 19:32:05菅井先生:文科省が信じられないのは昔から。原子力もたくさん学者にお金が流れている。被害民側の味方をする学者は圧倒的にいない。昔も今も同じ。
2011-10-04 19:33:32菅井先生:お金で修復できるものとできないもの。賠償できるものはする、70年代の初めに汚染者負担原則はあった。汚染したものが汚染回復の費用は全部払う。汚染をさせないような社会的方法。しかし公害の加害追及をなしとげたところはひとつもない。今まで値切られてばかり
2011-10-04 19:35:08菅井先生:被害額は全額補償させることがルールだが難しい、期間限定や評価外やらでねぎられてばかり。被害額を決める話し合いに被害民が入っていない。官僚と政府と東電。なぜ被害民がその話し合いに入れないのか、そこからおかしい
2011-10-04 19:37:45菅井先生:金銭でやれる部分はそこだけでもきっちりやらなければいけない、そこで計れない部分のほうが多いから。現在の田中正三が出なくてはいけない。そうしないとすぐ声はかきけされてしまうから
2011-10-04 19:38:59日本大学、糸長先生:飯舘村とは20年間の付き合い。継続的な村作りとして付き合ってきた。前の村長、偉大な田舎びとになろう、までいな村作り。炭焼き場などのコミュニティビジネス、Iターン、村の魅力を最大限に生かす村作り。手作り型でやってきた。
2011-10-04 19:41:42糸長先生:海側、南相馬から逃げた方々を一生懸命お世話した。しかしどんどん状況が変わり、避難の方々はみんな逃げてしまった、そして、飯舘の方々も不安になり一時逃げたが、大丈夫と言われ、すぐ戻ってきてしまった、早い避難と的確な助言をするべきだった、と我々は言っている
2011-10-04 19:43:28糸長先生:子どもたち、累積被曝量のバッジをまだつけていない、何がどう悪いのか、という数字はできるだけとっておくべき。サマーキャンプや疎開学校などもやっていくべき。避難村作りなども必要。までいな避難村。新しい地域で持続可能な避難村作りを。除染だけでお金を使いきるのはどうか。
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