20111004 「福島のママと話す会」愛媛県松山市

ほんのこ @shbttsy74

コムズアゲインなう。 http://t.co/35iw7oUj

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和室なう。このあと19時から「福島のママと話す会」郡山市の栄養士、中村美紀さんの講演です。 http://t.co/Zi04FLcQ

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子供たちがおにぎりタイム。一応軽く食べてはきたけど…うまそう…。

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開演5分前。男の子「お母さん、きょう来るのこれだけ？」席はまだまだ余裕があります。おいでませコムズ。

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いただいたパンフから中村美紀さんの紹介。「栄養士・ジュニア野菜ソムリエ。クッキングスタジオ I-e 主宰。郡山市食育推進評議委員。『ありがとうふくしまプロジェクト』として、県内の生産者へ子どもたちからの応援のお便りを届ける活動もしている」

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始まりました。講師紹介。現在、山形に自主避難中とのこと。 http://t.co/Ve3uC9tm

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中村さん「初めまして。3姉妹の母親をやっています。福島第一原発事故から、時間が止まったような気持ち。少しでも福島で何が起こっているのか、みなさんに知っていただければ」

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中村さん「3月11日、娘が『ママ、テレビがまっかになってる』と。緊急地震速報だった。テーブルの下に隠れたら、食器棚から食器が落ちてきた。泣き叫ぶ娘をおさえるのに精一杯。揺れが終わると、周りはガラスだらけ。長女に下の娘たちを任せて、外の様子を見に。空がアニメの夕焼けのよう」

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中村さん「皆で車に乗って、人々が集まる近くのスーパーへ。外も大変なことになっているとわかった。もう一度家に戻ると、隣の人がウチにおいでというのでお邪魔した。津波が来ている映像が流れていた。テロップで死者何人と。地域別に出てきて、それがどんどん増えていく」

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中村さん「携帯電話は通じない。出張に出ていた主人が9時すぎに帰ってきた。誰にも連絡がつかない。かなり大きい余震がきて、おびえながら寝た。12日、1号機が爆発。14日、プルサーマルの3号機が爆発。娘が宿題で、新聞に載った写真をノートに貼っていた（プロジェクターに映す）」

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中村さん「換気扇を消して戸を閉めて、と何度も流れた。友人が、目張りをしてと言うので、全部目張りした。地元の福島放送に勤める友人が泣きながら家に来た。私は、原発が福島にあったことすら意識していなかったので、そんなに大変だとは思ってなかった」

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中村さん「友人は、家族を県外に逃がそうとしていた。逃げれるようなら逃げなさいと。これはまずいのかなと。でも決断がつかず家にいた。突然主人から電話。北茨城の会社社屋を開放するから、来ないかと。それで、いったん離れた。15日、茨城県古賀市へ。4号機爆発。23日、保安院発表」

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中村さん「5月6日、郡山市の自宅の庭先で1マイクロシーベルトは越えていた。どうして福島の食物を捨てなければならないんだと思っていた。水道水もダメになった。接種制限、乳児100ベクレル。ということはミルクを半分にすればいいってことですよね、とフジテレビ番組の専門家が」

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中村さん「皆、公園で水をくんでいた。何も知らされないで、スピーディのことも知らずに、水を求めて並んでいて被爆した。で、だんだんおかしいぞ、と。『ただちに影響はありません』と、しょっちゅうテレビのテロップに出ていた。各地点で測定した数値をテロップで出して、その後すぐに」

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中村さん「ラジオでも、『ただちに～』と最期に必ず言う。自分で、ガイガーカウンターで、小学校の裏庭を測ると、3.154マイクロシーベルト。測っている時、普通に子どもたちが下校していた。チェルノブイリ石棺の近くが5マイクロシーベルト。通学路、7.139マイクロシーベルト」

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中村さん「傘を忘れた男の子が、雨でずぶぬれになって、そのアスファルトの上を帰っているのが見えた。他の通学路、0.5マイクロシーベルト。目に見えない怖い物質だと思っていたが、物質なのだから、のければいいと。この時、除染ということは政府からまったく出ていなかった」

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中村さん「自宅内、リビング0.24、和室0.14。デッキブラシで洗うと下がった。みんな一度も戸をあけていない。洗濯物も布団も干せない。洗うときは、長靴もはかずビーチサンダルで。くっついた土が足にはりついてビリビリになった。はねた泥がくっついたとこから、足がしびれてきた」

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中村さん「公園、1.325マイクロシーベルト。地表を50cm掘ると、0.395。県の対策、町内会単位で50万円補助金を出す、それで除染してくれと丸投げ。夫が、除染しようと町内会長に言うと、『そんなこと言ったって、捨てる場所がないんだから。老い先短いんだからしょうがない』」

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中村さん「高圧洗浄機で、隣に飛んだらいけないと、隣に協力をお願いしに言ったら『子どものいるお宅は神経質になって大変ねえ』と。『ウチは犬2匹いるからねえ』すでに犬も汚染。側溝も数値が高いので、子どもに『道の真ん中を歩きなさい』と言っている」

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中村さん「福島県の災害対策本部が子ども向けに出した『ほうしゃせんのおはなし』水たまりや芝生、雨樋に気をつけろというが、子どもはよく近寄る。雨樋、友人が測ると50マイクロを越えていた。側溝も12マイクロ。子どもを遊ばせる施設のすぐ近く。危険な箇所が点在している」

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中村さん「『キビタンとのおやくそく』花粉症の対策のようなことを、県が子どもにやらせようとしている。花も土もさわれない、外ではマスク。それが現実に起こっている。5月22日、30度。娘はパジャマの上からウインドブレーカー、マスク。脱水症になるんじゃないかと」

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中村さん「いま郡山では、こんなに防御した服装をしている人はいない。チェルノブイリ石棺に近い線量の所で、普通の格好で暮らしている。県がすることは、こんなパンフを作ることじゃなく、除染ではないか。あまりに理不尽。県のアドバイザー、山下氏、国から県に1千億円で売られてきた」

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中村さん「3500億円投入してやったことは、施設を建てたこと。線量計も配布されている。子どもたちを守るためでなく、モルモットにするためのデータをとるため。小さい黒い物体が、あけられないケースに入っている。○○市、氏名○○と書いてある」

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中村さん「『ほうしゃせんのおはなし』で、親がストレスをためると、子どもにも影響があると。PTSDのことを出してきた。私たちをキチ○イ扱いするつもりか。幼稚園からの環境放射線のお知らせ、線量を測って知らせてくれる。2回目の除染をしても、0.21～0.57くらい」

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中村さん「父兄で、娘の通う小学校を除染。先生にも理解してもらえた。アメリカ製のマスクをして、合羽を着て。校長先生が高圧洗浄機で洗った。その横で『せんせーさようならー』と子どもたちが帰宅している。郡山市の教育長、子どもたちを守ろうとまず動いてくれた。屋外活動の制限を」