石破茂元防衛省「兵器は嘘をつかない」tweeted by @asahi_gaikou

朝日新聞霞クラブ（外務省・防衛省担当） @asahi_gaikou

とさ）欧米３社が受注に向けてしのぎを削る、航空自衛隊の次期戦闘機（ＦＸ）の機種選定。ユーロファイターを製造する英国のＢＡＥシステムズ社が、プレス向けの説明会を英国大使館で行いました。

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とさ）説明会では、英国空軍の教官パイロットを務めるアンソニー・”フォクシー”・グレゴリー中佐が登場。さきほどのリビアへの空爆で、「固定目標対処成功率は９９％」などと実績を披露。中佐は「操作しやすく、整備も簡単で稼働率が確か。何より、楽しく飛行できる」とアピールしました。

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とさ）英独など欧州４カ国が共同開発した戦闘機ユーロファイターのライバルは、米国のロッキード・マーチン社のＦ３５。ただ、英国やイタリアなどは、Ｆ３５を攻撃用、ユーロファイターを防衛用として両機種を配備する計画という。英ＢＡＥシステムズ社の広報担当は「ドリーム・チームだ」。

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とさ）米国勢に劣勢気味のユーロファイターですが、最大の売りは「ノー・ブラックボックス精神」（ＢＡＥのトニー・エニス北東アジア総支配人）。すべての技術を日本企業に即移転させることが可能という。エニス氏は「日本人の手で、日本のために製造できる」。鼻息が記者席まで聞こえてきそうでした。

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とさ）ユーロファイターの説明会を聞いていて思い出した言葉があります。自民党の石破茂元防衛相が以前、私に「兵器はウソをつかない」と言いました。政治家が言葉で何を言っていようが、配備している兵器を見れば、どういう敵を想定しているかが分かる、という風に私は理解しました。

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とさ）ユーロファイターを製造する英ＢＡＥシステムズ社のホワイトヘッド氏は、米国のＦ３５は攻撃、ユーロファイターは防衛に適していると説明。その後の立ち話で同氏は「ユーロファイターを選ぶことが、アジアの周辺国に日本がどんなメッセージを送ることになるのか」と。兵器はウソをつかない。