信州大学テレビの終了について

d2b @d2breathe

２ヶ月近く前のニュースですが…　ベルリンで花開いた“大学発ムービー” http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100311/213284/

d2b @d2breathe

立命館よりも先んじて「映像」を大学の「ウリ」にしようとした「信州大学テレビ」というプロジェクトがあった。　そして、恐らく本年度で終了する流れだ。

d2b @d2breathe

終了する理由はいくつかあるが、最大の理由は、大学職員の側にヴィジョンをもった人間がいなかったことであり、また、学生側からのフィードバックを拒んでいたこともそこに拍車をかけたのだと思う。

d2b @d2breathe

私は、「信州大学テレビ」の計画段階から携わり、最後までかかわりを持った唯一の人間である。メディアを通じてその意義を伝える役目も私が担っていた。　いまはその時ではないかもしれないが、いつかどこかでこのプロジェクトをふりかえる必要があると感じている。

d2b @d2breathe

いまひとつだけ述べておきたいのは…、これが産学（官）連携プロジェクトである以上、互いの長所も短所も認め合わないと上手くいかないということだ。大きく異なる価値観の異なる者同士からなるプロジェクトだからだ。その点を上手に解消する構造が存在しなかったこと、それこそが間然すべき点だった。

d2b @d2breathe

最後にもう一つ、信州大学テレビは、決して設備や予算、待遇の面で恵まれてはいなかった。これを４年も存続しえたのは、間違いなく関係諸氏の人的努力によるものだった。大学にとっては失敗したプロジェクトだが、我々の獲得したノウハウや人間関係は消えるものではない。それこそが最大の成果なのだ。