2022年11月7日の朝日新聞「天声人語」で出た「インティマシー・コーディネーター」という職業について
- gogo774san
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天声人語 心ない言葉を使わない社会になってほしいが、現状を変えるには一歩ずつ進むしかないだとう。 (「朝日新聞」11/7) pic.twitter.com/YvKrRkQdu2
2022-11-07 12:40:512022年の流行語大賞に「インティマシー・コーディネーター」(フェミニズム・アドバイザー)という言葉がノミネートされた件を受けての、2022年11月7日の朝日新聞「天声人語」
朝日新聞の天声人語に載ってる、 インティマシー・コーディネーター、 本当に伝えたかったら日本語に訳してもらいたい。 カタカナ語で意味不明だし、覚えにくいから3分後には覚えてない。
2022-11-07 08:01:50日本人に解り易い言葉にすれば「フェミニズム・アドバイザー」になると考えられます。(まとめ主主観)
この「天声人語」を受け、実際に日本で「インテイマシー・コーディネーター」として働いてる人(2022年10月現在、職業「インティマシー・コーディネーター」として活動している人は2名しか存在していないそうです、その内1人)の意見ツイート
疑問に思われた方のために
- 1:「インティマシー・コーディネーター」って資格必要なんですか?
日本には2022年10月現在、正式な「インティマシー・コーディネーター」の資格という物は存在しませんが、アメリカでは「インティマシー・コーディネーター」資格という物が存在し、その資格を持っている人以外が「インティマシー・コーディネーター」として仕事をすると違法になるそうです。
- 2:仮に、資格が必要だとしたら、その資格は何処で取得できるんですか?
アメリカでは2022年10月現在、「インティマシー・コーディネーター協会」という協会が有り、その協会が定めるカリキュラム(約50時間)を受講し、「インティマシー・コーディネーター資格試験」を受け合格すると、「インティマシー・コーディネーター」になれるそうです。
アメリカの協会なので、受講カリキュラムの内容も、試験も全て英語です。
①本日、11月7日の『天声人語』でインティマシー・コーディネーターという言葉が言及されていました。結びの一文として「本当は、こんな言葉を使わない社会になってほしい。」と記載されています。記事自体がハラスメント撲滅を願う趣旨だと理解した上で、補足したいことがあります。
2022-11-07 17:59:49②インティマシーコーディネーター(IC)が注目されたのは海外でも日本でも#MeToo がきっかけでした。事実、IC参加によってハラスメントの一部が防げる可能性があるという側面もあると思います。ハラスメント撲滅を望むが故、「こんな言葉〜(略)」にICを含んでいると読み取れる意図も理解できます。
2022-11-07 18:00:46③ですが、特にセンシティブな表現に関しては、演じる側も製作者側も自分の狙い、気持ち、できること、やってもらいたいことなど、適切に言語化し、相手に伝え、共有することが苦手な方もいます。その間に私が入り、同意をとり、安心安全に作品を作ることがICの一番の存在意義だと思ってます。
2022-11-07 18:01:21④そのようにして、関わる人全てが納得した上で作られることで作品自体の質が高まり、それが観客に届けれらるのであれば、IC冥利に尽きます。ハラスメントの一部が防げるとすれば、その同意をとった上で撮影するという安心安全な環境における副産物であり、私が目指すのはそれだけではありません。
2022-11-07 18:01:56⑤実際、次回作にも声をかけてくださる製作者や俳優部には「ハラスメントを防いでくれてありがとう」ではなく、「安心でやりやすかった」と言われることがほとんどです。お互いがどれだけ不安で、相手のことを思いやっているかを知っているからこそ、その言葉は私のやる気をよりかき立てます。
2022-11-07 18:02:49⑥そのためにも、インティマシー・コーディネーターという言葉はもっと普及してほしいです。作品作りにおいて当たり前の存在となってほしいと願ってます。報じてくださる方には、ぜひともそういった作り手の大切な想いのバトンを、観客のみなさんに伝えてほしいと思ってます。完
2022-11-07 18:03:50要するに「フェミニズム・アドバイザー」という職業を日本でもっと当たり前の物にして一社に一人「フェミニズム・アドバイザー」が存在する社会にしろと?(まとめ主主観)