QGIS上で衛星画像への「ピン刺し」と「書き込み」 ①オブジェクトマーキング作業編:ピン刺し、CSV出力

QGISを使ったオブジェクトマーキング及びCSVへの書き出し等について、作業手順をスクショ交えてご解説いただきました。いつも、you1126さんありがとうございます。
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you1126 @Rb3qzWR5AK5nooA

Sentinel-1,2やLandsat-8,9で見たウクライナ情勢について呟いていきたいと思います。

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昨日のクリミア・サキ航空基地です。QGISを使った、こんな感じのオブジェクトマーキング方法について、今日、明日で解説して行きたいと思います。 pic.twitter.com/qVYsm7s0kC

2022-11-13 01:47:07
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you1126 @Rb3qzWR5AK5nooA

それでは解説して行きます。こんな感じで、位置をマークしたい画像を開いた状態からスタート。「新規シェープファイルレイヤ」をクリック。 pic.twitter.com/Oe7e6YpLbC

2022-11-13 13:05:01
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you1126 @Rb3qzWR5AK5nooA

まずは、ここをこんな風にセット。座標系はEPSG:4326のWGS84にしておきましょう。文字コードはUTF-8で。これもスタンダードな形式です。今回は気になる点にピンを差していくイメージなので、ジオメトリ型は点(point)を選びましょう。ファイル名と保存先はお好みで。 pic.twitter.com/xiwdnpfzyG

2022-11-13 13:14:07
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次はここを設定します。これこそがGISソフトの最大の強みの1つなののですが、今から作ろうとしているポイントデータを含む各種ベクタデータは、表計算ソフトで作るような表形式のデータと紐付けることが可能です。1行がどこかの1地点とすると、列部分に何列でも情報を付け加えられてしまうのです。 pic.twitter.com/5HB3EyPkcf

2022-11-13 13:26:51
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百聞は一見に如かずですね。まぁ、やっていきましょう。かと言って、あんまり何列も情報を入れるのはスマートじゃありませんので、今回は必要最小限で行きます。1列目にはデフォルトでid(通し番号)が入っているので、2列目にobject(地物)、3列目にnote(備考)だけ入れる形式で行きます。

2022-11-13 13:31:18
you1126 @Rb3qzWR5AK5nooA

では、2列目にobject(地物)を入れましょう。ここをこんな風に設定。表のセルの中に入るのはテキスト情報なので、型はテキスト(string)、そんなに長ったらしい文章は入れないので、長さはデフォルトの80で行きましょう。入力が終わったら、「フィールドリストに追加」をクリック。 pic.twitter.com/cj6Uj9g4vP

2022-11-13 13:37:12
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入りました。続いて、3列目にnote(備考)を入れましょう。方法はさっきと同じです。「名前」のところだけ「note」にして、「フィールドリストに追加」をクリック。 pic.twitter.com/rpvGD2FlvS

2022-11-13 13:40:04
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一応、スクショ載せておきます。 pic.twitter.com/h58RY1AXeL

2022-11-13 13:41:01
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これでポイントデータと紐付ける表の設定は終わりました。右下のOKをクリックして、このウィンドウを閉じましょう。 pic.twitter.com/6qV8ZLiPkU

2022-11-13 13:43:05
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you1126 @Rb3qzWR5AK5nooA

ここに新たにデータが生成されました。ただ、現状、「箱」が作られたに過ぎず、中には何も入っていない状態です。ここからは気になるポイントにマーカーを置いて、自分で内容を充実させて行かねばなりません。その方法について、ここから解説して行きます。 pic.twitter.com/XVO615D8RT

2022-11-13 13:49:51
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これからデータを編集しなくてはいけない訳ですが、データにはロックが掛かった状態なので、まずはそのロックを外します。「レイヤ」の中でポイントデータを選択した状態で、画面左上、「編集モード切替」をクリック。 pic.twitter.com/qwaiHv6ngJ

2022-11-13 13:56:30
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ロックが外れました。こんな画面になります。これで編集が可能となりました。今からマーカーを置いていきます。 pic.twitter.com/sQMASO9aYL

2022-11-13 13:58:05
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you1126 @Rb3qzWR5AK5nooA

何はともあれ、まずは気になる場所にズームイン。舞台は昨日のクリミア半島、サキ航空基地。基地の真ん中によく分からないものが作られています。 pic.twitter.com/Peqxwdpgrt

2022-11-13 14:01:08
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ここをマーカーしましょう。画面左上、「点地物を追加する」をクリック。するとマウスカーソルが照準器のようなものに変化します。 pic.twitter.com/IikbQ1hLde

2022-11-13 14:08:34
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その状態で気になる地点をクリック。最初に設定した通りの情報の入力を求められるので、記入しましょう。idの部分はInteger(整数形式)のデータしか受け付けない設定になっていた筈ですので、注意が必要です。 pic.twitter.com/RSIMh4yp5e

2022-11-13 14:11:40
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you1126 @Rb3qzWR5AK5nooA

入力内容は、まぁこんな感じで良いんじゃないですかね(適当) pic.twitter.com/s1wYtBWYUh

2022-11-13 14:25:28
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you1126 @Rb3qzWR5AK5nooA

OKを押すとポイントデータが作成されます。こんな感じで気になる点をどんどんマークしていきましょう。あと何点かマーキングします。 pic.twitter.com/kOKjw4zFUQ

2022-11-13 14:27:30
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you1126 @Rb3qzWR5AK5nooA

この辺のバンカーにしときますか。さっきと同じ要領です。気になる地点をクリック。 pic.twitter.com/BBcP2Uhtyr

2022-11-13 14:31:50
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you1126 @Rb3qzWR5AK5nooA

他にもバンカーはいっぱいあるので、備考は区別のために使うとします。これは「バンカーA」ということで。 pic.twitter.com/uaO7zhVA0a

2022-11-13 14:34:16
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you1126 @Rb3qzWR5AK5nooA

できました。この調子で左隣のを「バンカーB」、上のを「バンカーC」とマークします。 pic.twitter.com/XWRJ3dEK3n

2022-11-13 14:35:57
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you1126 @Rb3qzWR5AK5nooA

できました。この辺りで一旦止めにして、きちんとデータが入力されているか表形式で確認してみましょう。 pic.twitter.com/NA4EeGbkFG

2022-11-13 14:40:24
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you1126 @Rb3qzWR5AK5nooA

ここ。データ名を右クリックして、「属性テーブルを開く」を選択。 pic.twitter.com/lISMxYaQ5t

2022-11-13 14:45:23
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you1126 @Rb3qzWR5AK5nooA

出てきました。ちゃんと入っていますね。 pic.twitter.com/1K7QJ2fCtf

2022-11-13 14:47:29
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you1126 @Rb3qzWR5AK5nooA

左端の数字の部分をクリックすると、その行が選択され、(少し分かりにくいですが)対応するポイントがGIS上で黄色く表示されます。どれが何か分からなくなってしまったら、この機能を使って確認しましょう。 pic.twitter.com/Ld1btFvyNh

2022-11-13 14:50:21
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