頭の中　1つめ

kaseki @kaseki999

確かアオイラミーさんだったと思うんだけど、インタビューでオススメの映画を聞かれてて「アカルイミライ」という邦画のオススメレビューを書かれてて、その文章の冒頭をみたとたん、一気に観たくなって、出来るならば初見で見た後で、アオイラミーさんのレビューを読んで心うたれたいなと思い、

kaseki @kaseki999

すぐレンタルショップで借りてきて、今、さっき、観ました。そして「アカルイミライ」をみて気付いたことや、やっと気付けた結論を、書きたいと思います。下書きもしないで書いているので、少々見づらい文、誤字脱字、連投によるTL汚し等ござます。先に謝罪させていただきます。ごめん！

kaseki @kaseki999

まず第一に、父親のこと。私は父親に遊んでもらった記憶がうっすらとしか無いまま大人になりました。父は気むずかしく、口数も少なく、私が小学校高学年になるころには、父との普段の会話はぎこちないものになっていました。

kaseki @kaseki999

なので私には、父性というものが足りてないという気持ちがありました。良き父というのは平面の世界にしか存在しないものだと思っていました。『アカルイミライ』のストーリーの中に父性を表現している場面があるのですが、その場面を観ている時に気付きました、私は父性を求めていると。

kaseki @kaseki999

私が今職場で抱えているストレスの原因はいくつもありますが、その根本は「社会の大人！というものは、というか、大人！ってものは父性を持ってしかるべし！」という勝手な思い込みを、すぐキレたり陰口をたたき合ったりする父性とはほど遠い”大人"の姿によって打ち砕かれ続けてるというものだと。

kaseki @kaseki999

うちの職場が程度が低いのは認めますが、ニュースを見ても、権力と影響力を持った「大人」が、つぎつぎ、つぎつぎ、つぎつぎ！つぎつぎ！！！クソッタレなことばかりしていて、そのザマを傍観してるのが、傍観しか出来ないのが！辛くて辛くて仕方がないんです。

kaseki @kaseki999

何が明るい未来だ何が子供に罪はないだ何がみんな幸せだ何が何が！自分の利益ばっか計算しやがって！！もう一度以前と同じように同じ言葉を吐いてみろよ。　って思ったんです。

kaseki @kaseki999

僕、父親に似ているんです。兄は、母親に似ているんです。これは顔や好みではなく、精神性が。昔っからうすうす勘づいていたんです。僕は昔っから辛いことから逃げ出したくて、逃げ出せない時は辛くって辛くって、すぐ自分に言い訳して自分を許していたんです。

kaseki @kaseki999

父はずっと逃げてました。死ぬまで。アルコールに逃げて。逃げ場のはずのアルコールで体を悪くしたら医者から逃げて。そして死にました。

kaseki @kaseki999

母はずっと支えてました。ずっと誠実でした。何度辛いことがあっても逃げ出しませんでした。何度も逃げ出すそぶりをみせながら、必死に耐えてました。兄は、まさに、それです。

kaseki @kaseki999

そして『アカルイミライ』を観て、僕は気付かなかったあることに、気付いたんです。父も、僕も、同じ、同じアルカイックスマイル、浮かべてるって。そしたら、突然色々わかったんです。少し前までの僕が、僕の精神性が、まさに、父だったって。

kaseki @kaseki999

あ、さっきの飛躍の補足というか説明が足りなかった部分は、、アカルイミライを観て、父性というものを深く考え、父についての記憶がどんどんフラッシュバックした結果、気付いたんですよ！

kaseki @kaseki999

「ラブロマ」という素敵な漫画を読んでいて気付いたのですが、私は昔から「感情と言葉の差異」というものをどうしても許せなくて、感情と一致する言葉を探して探して、でも見つからなくて途方に暮れることが多かったのですが。ずっとこのまま、感情と言葉の差異を埋められずに孤独に暮らしていたら、

kaseki @kaseki999

多分父と同じように、口数少なく、気難しようにみえて、伝わらない感情のやり場を酒のようなドラッグに向けて、死んでいったと思うんです。だから、僕は、父と、同じなんだって。それに気付いたとたん、やっと父の気持ちが自分の中に入って、父の気持ちが分かって、それに対して僕がした数々のことが、

kaseki @kaseki999

次々浮かんできて、それと同時に、父と似ている僕の人生が、父のよって作られているという根本的な感謝が心からあふれてきて。。。ヘッドフォンを強引に外し、一番声の漏れないユニットバスで、子供のように泣きました。

kaseki @kaseki999

次々浮かんできて、それと同時に、父と似ている僕の人生が、父のよって作られているという根本的な感謝が心からあふれてきて。。。ヘッドフォンを強引に外し、一番声の漏れないユニットバスで、子供のように泣きました。

kaseki @kaseki999

父が亡くなってから1年とちょっと。やっと、父に対しての感情の一部がわかった気がします。ありがとうお父さん。これから生き残れたら、もっと、色々、お父さんのことについて考えますね。貴方を理解しますね。生きてる間に貴方のことを理解できる人がいなかったけど、貴方と同じ僕が、貴方のこと

kaseki @kaseki999

死ぬまでに、理解するから。そして貴方の孤独の要因を突き止めるから。貴方のような人が、ひとりでも減るように。それくらいしかもう出来ないから

kaseki @kaseki999

『アカルイミライ』をみて気付いた二つ目のこと･･･一つ目に気付いたことと繋がっているのですが『アカルイミライ』では主人公のオダギリジョーがそれまで劇中で描かれなかった父性と、ある場面で強烈に触れあいます。その場面を観ていた時、一つ目に気付いたことの前半が頭を廻り、まるで劇中の

kaseki @kaseki999

オダギリジョーになったかのように頭をかきむしり、やり場のない混沌とした感情を体の中で破裂させてました。このことから気付いたこと。私は、想像力が過剰過ぎるため、自分以外の他人や生物、物、ストーリーに対して、イメージを働かせすぎるということ。

kaseki @kaseki999

皆さんの中にも同じ癖を持った方がいらっしゃると思いますが、僕は子供の頃から、昔した失敗や醜態を度々思い返し、相手がどう思っていたか想像し、勝手に想像した人の感情に苦しみ悶えるという習慣がありました。これはイメージの暴走がなせる技なのですが、

kaseki @kaseki999

経験値の不足から、見当外れのことを想像していたりしていました。それが最近やっとある程度の正解を出せるように、少しずつなってきたんです。色んなことが繋がって、理解できるようになってきたんです。昔っから抱えてた言葉に出来ないことが、やっと表現出来るようになりそうなんです。

kaseki @kaseki999

気付いたことの話に戻りますが、自分以外の全てに少しでも感情移入してしまったらどうなると思います？いくら腹が立っても、いくら苦しくっても、いくら納得いかなくても、全ては僕だから、傷つけることなんて出来ないですよ。

kaseki @kaseki999

そんなふうに、まるで聖人のように考えてるんですが、これには重大な欠点があります。それは、そんなふうに考えている私が、本能のままに、自分の利益のために、人を傷つけ、人に迷惑をかけ続けているんです。こんなこと、納得できないけど、納得できないまま、また次の罪を重ねてしまうんです。

kaseki @kaseki999

これが辛くて、辛くて。被害者でもある自分が加害者であることが辛くて。自分が辛いぶん、涙を流したぶん、貴方が、君が、みんなが、全てが、傷つき涙を流していることが、僕にはもう耐えられそうもないんです。