政策シミュレーション国際会議「コネクションズ・ジャパン」聴講録

政策シミュレーション国際会議「コネクションズ・ジャパン」International Conference on Policy Simulation "Connections Japan 2022" http://www.nids.mod.go.jp/event/connections.html 聞き取りと解釈の文責は筆者にあります。
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N村 @enumura

令和4年度政策シミュレーション国際会議「コネクションズ・ジャパン2022」 nids.mod.go.jp/event/connecti…

2022-11-14 12:40:14
N村 @enumura

基調講演より。ゲームは将来の予測ではない。不確実な状況のなかで行動せざるを得ない意思決定の訓練との指摘に頷く。

2022-11-15 09:54:49
kotatu @kotatu

シナリオ設定してもそこにブチ込まれるパラメーターが変われば結果も大きく変わりうるので未来予測にはなんねえよなあ?そういう可能性もあるかもね程度でそれ以上ではない

2022-11-15 10:08:46
N村 @enumura

@kotatu なのでさまざまな設定でゲームを実施して、レビューを経て政策に反映させないと駄目だぞ、という話が続いてました。

2022-11-15 10:10:35
N村 @enumura

英国国防省国防科学技術研究所(Dstl)より。今後の目標。状況を視覚化するツールの導入。長期間の大戦略ゲームの実現。どこでも反復可能なパッケージゲームの開発。設定変更とデータ取りが容易な科学実験のようなゲームの開発。産業界、同盟国などとの協力。

2022-11-15 11:01:20
N村 @enumura

(歴史研究に対する)ウォーゲームの利点。プレイヤーの意志決定をリアルタイムで取材できる。教育機関でのウォーゲームは大学、大学院では増加。相互協力できる界隈が誕生しつつある。

2022-11-15 11:01:27
N村 @enumura

突然のコンボイ司令官とゴジラに吹くwゲームで育ったファミコン世代。

2022-11-15 11:07:10
N村 @enumura

みんな知ってるよね?という顔で「コバヤシマル・シナリオ」を出さないでくださいw

2022-11-15 11:30:00
N村 @enumura

ゲーム・オブ・スローンズより「人々をまとめるのはナラティブ」。

2022-11-15 11:46:19
N村 @enumura

米国国防大学応用戦略研究センター(CASL)より。予期せぬ事態にどう対処するか。ここでも「ウォーゲーマーは占い師ではない」。ゲームの結果から新しいインスピレーションを得ることが重要。古いナラティブを打ちこわし、新たなナラティブを確立する。

2022-11-15 11:55:06
N村 @enumura

レッドチームが必要。敵の行動方針を予測し、変化に適応し、奇襲を避ける。レッドチームは既存のドクトリンに従いつつ、新たなアイデアも繰り出す必要がある。

2022-11-15 11:56:02
N村 @enumura

駄目なウォーゲーム例。予定された結論を確認するだけのセッション。既存のナラティブの強化するのみで、新たなアイデアを許さない。一度のプレイで結論を出す。

2022-11-15 11:56:22
N村 @enumura

懐疑層とどう付き合う?特にウォーゲームはミスから学ぶが、幹部が自分のミスを受け入れられない、教育を受ける側にあることを受け入れられないと辛いよね、という質問(痛い)。小グループのチャタムハウス・ルールで対処するのがいいんじゃないの?と回答。

2022-11-15 11:57:11
kotatu @kotatu

立ち位置が反対側なんだけど一本道で意思決定の余地すら無く”ヒストリカル”に誘導するゲーって稀にあるがまあクソゲーの謂れも仕方なしである twitter.com/enumura/status…

2022-11-15 12:04:45
N村 @enumura

@kotatu この文脈でコバヤシマルが出てきて吹いた。

2022-11-15 12:06:59
kotatu @kotatu

@enumura ワイちゃん教養なくてスタートレックちゃんと履修してない民なのでコバヤシマルよく知らんのや…

2022-11-15 12:08:56
N村 @enumura

@kotatu ほとんど説明なしで出てきたので、真面目なおじさんたちも困惑だったと思う。

2022-11-15 12:13:34
N村 @enumura

航空自衛隊幹部学校航空研究センターより。米軍の戦略・作戦立案の過程調査から、JP5-0で取り上げられている「Courese of Action (COA) Analyasis and Wargaming」からウォーゲームに注目。

2022-11-15 14:07:59
N村 @enumura

この一年で73回の大小ウォーゲーミングを実施。陸海空&防衛研究所で25名規模の統合ウォーゲーミングも開催。今年度から指揮幕僚過程の新入生を対象としたウォーゲーミングを取り入れ、最終的には学生がファシリテータを務めるセッションも実施。

2022-11-15 14:08:32
N村 @enumura

今春には事態対処研究室に常設のウォーゲーミングセンター(20名規模)を設置。最終的にはNational Security Joint Wargaming Centerを設立したい。

2022-11-15 14:09:06
N村 @enumura

防衛大学校グローバルセキュリティ・センターより。防衛大学の科目は講義中心で、図上演習は一部の防衛学特論(ゼミ)での初歩的もののみ。学生は防衛・安全保障に関する知識をほとんど持たずに入学するため、いきなり本格的なウォーゲームに参加させるのは難しい。

2022-11-15 14:31:38
N村 @enumura

リーダーシップの講義で2019年より市販のウォーゲームを使用。選定条件は、作戦上の問題が含まれる、プレイしやすい、シンプル、役割分担したチーム戦が容易の4点。画像は「Midway」(AH)か?

2022-11-15 14:31:51
N村 @enumura

チーム戦(おそらく指揮官&参謀)での独自ルールの紹介。指揮官は口頭で根拠を含めて作戦を指示。参謀が調整して作戦を実施。指揮官は自由に方針を決定するが、参謀案への拒否権は毎ターン2回まで。

2022-11-15 14:32:35
N村 @enumura

太平洋戦争の市販ウォーゲームを使用した講義例。一回の講義ではゲームを完結できず、学生の基礎知識、役割分担の不徹底、教官の経験不足などが問題に。画像例は「The Pacific War」か? boardgamegeek.com/boardgame/2096…

2022-11-15 14:32:57