信州大学とJCFによる避難児童の甲状腺検査と今後必要な検査項目について

福島県内で被災した130人の子どもの甲状腺検査で、甲状腺刺激ホルモンが基準値より高い子が7人、低い子が1人、サイログロブリンという腫瘍マーカーが高い子が2人いた。と報道されました。 福島だけでなく近県に子供を持つ親としては当然心配されるところですが私としては鎌田先生の意見に基本的に賛成ですし自分の息子の採血を考えてはいません。 http://kamata-minoru.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-0113.html ただし、事故当時福島県内やその近隣で長期に過ごした児童についてはフォローアップが必要ですし、サンプル調査にするかどうかは判断があるところですが採血・採尿も検査項目として考える必要がある様に感じます。甲状腺疾患について実績のある野口病院の資料など勉強しましたのでメモをまとめます。
31
studying @kotoetomomioto

甲状腺機能:信濃毎日新聞http://t.co/BxoAcRnA の鎌田先生「いろいろ意見はあるが、被ばくの可能性は捨てきれない。継続してフォローはもちろん、福島の新たな希望者がいれば、健康調査の枠を広げるつもりだ」が適切で、系統的に規模を拡大した検査が望まれます。

2011-10-04 16:36:04
原発は差別の象徴! @Hiroy_S

避難しなかった子供は? QT @study2007: 避難した子どもで10%弱。普通は高齢女性で10%、男性1〜2%、女性2〜3%ぐらいらしいですが、、:【放射能漏れ】甲状腺機能、10人が変化 福島の子供 信州大病院調査 - http://t.co/a3v9skbA

2011-10-04 21:43:35
studying @kotoetomomioto

どうなんですかね、(−_−#)“@Hiroy_S: 避難しなかった子供は?@study2007: 避難した子どもで10%弱。普通は高齢女性で10%、男性1〜2%、女性2〜3%らしいです:甲状腺機能、10人が変化 信州大病院調査 - http://t.co/fLlD3MPJ

2011-10-04 23:08:55
studying @kotoetomomioto

サイログロブリン:http://t.co/MsSCB6iMまあ半年で甲状腺癌になったかも?とは誰も思わないので、腫瘍マーカーというよりは甲状腺炎とかを見る指標なのかな。という感じ。

2011-10-05 19:13:21
studying @kotoetomomioto

勿論、腫瘍マーカーは偽陰性も偽陽性も普通にあるんですが(私も一切反応しない)例えばちょこっと陽性反応が出たときに「あ〜、マーカーは偽陽性もあるので全然心配ありませんよ」という判断だと取り返しが付かなくなるのでそういう病院や医師にはかからない方が良いかな?という一般論w

2011-10-05 18:56:42
yoshi @yoshi_exe

腫瘍マーカーは、カットオフ値をどこに置くかで違って来ますからね。感度を上げると偽陽性が増えてしまう。感度を下げると、見落としが怖い。トレードオフですね。 @study2007 全然心配ありませんよ」という判断だと取り返しが付かなくなるのでそういう病院や医師にはかからない方が良い

2011-10-05 19:23:48
studying @kotoetomomioto

今回の場合3月に1週間くらい吸入して、もし被曝であればだいたい3ヶ月後の6月〜7月ぐらいがピーク。で、9〜10月になれば納まってくるでしょうし何かを急ぐ必要もないので経過観察で追えば傾向が見えてくるかもしれないかな?と思うのですが、、@yoshi_exe トレードオフですね。

2011-10-05 19:47:22
yoshi @yoshi_exe

先日の子供達の甲状腺異常にしても、性別と年齢くらいマッチングして対照群を設定して欲しいですね。甲状腺専門の医師なら多いか少ないかの判断が付くかと思いますが、、、。調査に手間暇はかかりますけど。 @study2007 経過観察で追えば傾向が見えてくるかも

2011-10-05 20:15:30
studying @kotoetomomioto

でも例えば対照群の基準値外れが5%として、今回その倍の10%あったとして(つまり差は0.05)必要なn数が1000程度だとするとなかなか難しいしそもそも15歳以下の検診で採血あったかな?とか思うのですが@yoshi_exe 性別と年齢くらいマッチングして対照群を設定して欲しい

2011-10-05 20:27:03
yoshi @yoshi_exe

統計学的有意差を出すのが目的ではなく、一つの目安として対照群が必要と考えます。研究ではないので有意差に拘る必要はないと思いますが、”目安”がないと、水掛け論になってしまうのでは、ないかと危惧します。 @study2007 必要なn数が1000程度だとするとなかなか難しい

2011-10-05 20:37:14
studying @kotoetomomioto

なるほど。まあ1つは遠方にお住まいの「健康増進希望者」との比較かもしれませんが状況を考えるとやはり福島県内在住の子供も希望者は検査すべき、、、と、まあ、結局は鎌田先生のコメントと同じになってしまいますが。@yoshi_exe目安”がないと、水掛け論になってしまうのでは

2011-10-05 20:45:31
yoshi @yoshi_exe

当然調べているのでは?調べてはいるが、結果の発表はしてない?調べてない、、、筈はないですよね。 @study2007 福島県内在住の子供も希望者は検査すべき、、、

2011-10-05 21:08:58
yoshi @yoshi_exe

私の言いたい事は、福島の子は、”当然”調べるべき。加えて、対照群も忘れないでね、となります。 @study2007島県内在住の子供も希望者は検査すべき、、

2011-10-05 21:16:48
studying @kotoetomomioto

同感です。ただ、それが、http://t.co/6rAMsaR8「採血は無くてエコーから」というメニューらしく、、。線量がそこそこ行ってる地域は採血も「当然」と思うんですが(汗)@yoshi_exe 私の言いたい事は福島の子は”当然”調べるべき。加えて対照群も忘れないでね

2011-10-05 21:42:59
yoshi @yoshi_exe

一般的な話としては、器質的変化(エコーで検出)より機能的変化(血液生化学検査)の方が、早い段階で捉えられると思うのですが、、、。@study2007  t.asahi.com/3bzt「採血は無くてエコーから」というメニューらしく、、。

2011-10-06 06:38:54
studying @kotoetomomioto

もっともです。「採血の侵襲性」もありますが「500Bq/m3に10日晒された」というのは充分スクリーニングの対象になると思うのですが。@yoshi_exe 一般的、、(エコーで検出)より(血液生化学検査)の方が早い段階で@study2007  t.asahi.com/3bzt

2011-10-06 08:59:34
yoshi @yoshi_exe

対照群の無い研究デザインは、症例報告(集積)。少なくとも、study の範疇には入らない、、、遠い昔に習った様な。

2011-10-06 19:28:03

まあ小児の甲状腺疾患の(それも病気ともいえないくらいの状態の)統計なんていくらも無いだろうし、こういう場合は「専門家の意見」が重要なので、私が知る限り最も実績のある野口病院のHPを改めて見直すと、、、

studying @kotoetomomioto

大分の片田舎にあるんだけど、甲状腺については割と有名な野口病院の解説から抜粋http://t.co/vYLAZNxS 放射性ヨード療法: 放射性のヨードを甲状腺に摂取させて甲状腺を内側から放射線照射する治療法です。技術的には簡単な方法ですが、、、

2011-10-05 23:49:01
@kojim_t

@study2007 割と→とても 有名です。野口病院。

2011-10-05 23:56:20
studying @kotoetomomioto

ですよね!ですよね!ですよね!ですよねっ!!、、、まあ日本でも3本の指には入りますよねっ!!(大分県民ナショナリズム丸出しですがwww)@kojim_t 割と→とても 有名です。野口病院。

2011-10-06 00:03:29
studying @kotoetomomioto

野口病院「当病院は1922(大正11)年創立以来、甲状腺疾患の治療と研究にあたってまいりました。」:HPも素晴らしいと思います。福島で活躍して欲しい、、。@kojim_t 世界一です。

2011-10-06 00:08:41
@kojim_t

@study2007 日本の甲状腺専門病院の総本山。色々な意味ですごいです。

2011-10-06 00:12:02
studying @kotoetomomioto

②、、後に甲状腺機能低下症になり、一生甲状腺ホルモン剤を服用しなければならなくなります。機能低下症になるのを避けようとして少ない量の放射性ヨードを使うと1年してもまだ治らない患者さんが増加します。、

2011-10-05 23:49:49