ガンダム水星の魔女感想備忘録まとめ

あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today

水星の魔女、今んところ（７話まで。今日の８話はこれ呟き終わって時間あったら見る）の個人的感想まとめをバーっとツイートしてみる。こないだスペースで話した内容を箇条書き的に適当に。　各話１回ずつしか見てないので結構うろ覚えだったり記憶違いだったり見落としもあるかもだが。

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まずは好きなとこから。これは第一にキャラ。とにかくキャラクターが良い。みんな可愛いよね。

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週一アニメとか連載漫画とかってストーリーの先行きとかよりキャラに愛着持てた方が試聴継続しやすいんよね。「この後どんな展開になるんだろう？」より「この先コイツらどうなるんだろう？」の方が重要。なのでキャラがこんだけ良いとそれだけで勝ちみたいなとこがある。

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スレッタとか地味に画期的なキャラじゃない？　猫背でオドオドしてドモりまくってって感じでパッと見引っ込み思案で流されタイプの気弱な女の子っぽいのに、言ってる事もやってる事も普通に我が強いし全然譲らないの面白いよね。

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２話だか３話だかで人の影に隠れてオドオドしながら「私の方が強いし……」とか堂々と言い放つシーン、マジでむっちゃ笑った。態度とセリフが合ってなさすぎて草。

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っていうかギャップ萌えが全体的に巧いよね。グエル君が代表例みたいなとこあるけど、チュチュもあのナリから繰り出されるヤンキーキャラってのがやっぱ面白いし。この辺の第一印象を上手いこと「外して」くる感じ結構好きなんだよ俺。

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そういう意味ではミオミオもダブルヒロインの片割れのくせして、７話で良いとこ見せたけど、話進むたびに「性格自体は良いヤツじゃねえなw」ってなるの面白くない？「なんで私に相談無いんだ！」ってスレッタにキレ散らかしてるけど、お前その態度でよく頼ってくれると思えるなwって笑ってしまう。

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グエル君が話進たびにどんどん良いヤツなとこ見えてくるので、その分相対的にミオミオに対して「まあ一貫してこういう態度だったらグエル君にも同情できなくもねえなw」って気分になってちょっと笑う。

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あと俺単純にスレッタの「寂れた地方から地元の期待背負って偉くなって地元立て直すために都会のエリート校に入学」って設定がなんか普通にツボに入るとこあんだよな。「がんばええ」ってなっちゃう。スキップとローファーの主人公の子もそこで凄え好きになっちゃったし。

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あとやっぱグエル君いいよね。人気出てるのも分かるわ。「こんなチンチクリンに本気で惚れると思ったか！」ってとこむちゃくちゃ笑った（セリフうろ覚え）。画面の前で「思った」って皆なったろあれw

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逆に不満点としたら正直個人的にはストーリー自体はちょっとタルめかなーってのはあり。もうちょい密度というかスピード感というか。その辺が欲しい所。

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毎話毎話「引き」が結構上手に作ってあるからこの話数構成で良いは良いんだろうけど、なんか脳内で「ここまでのお話」を思い出してみると「４話くらいの密度になってくれんか？」ってなる。

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ただそれとは別になんかこのアニメ「引っ張らない」って感覚はあって、そこは凄い好感持てるというか、見ててストレスフリーなんですよね。やきもきしながら「いつこの件進むの？」みたいに興味を継続させられるみたいなのあんま無い。

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「え〜どうなっちゃうの〜？」から割とすぐに「はい！こうなります！」ってなる所があって、そういう意味では単なるストーリー速度とは別に、テンポ感は悪くなくって、その辺はかなり個人的には気に入ってる所だったり。

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まあエアリアルの秘密みたいな所は謎で引っ張ってる要素かなとも思うが、正直その辺は俺自身があんま興味ない（「SF的によくあるヤツね」くらいで脳が流してる）ので、逆になんかストレスフリーになって結果オーライなんだよな。

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っていうかやっぱりこのアニメの面白い所ってそういう「いかにも」なハードSFなとこじゃなくって、良いとこのボンボンな少年少女にも色々苦労があったりとか、その背景として企業間の技術競争があってだとか、そういうとこに新鮮さというか、清涼感があるよね。

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だから７話で「あたしらも会社作っていっちょやってやろうぜ！」って話になったのかなりテンション上がったんすよね。陰謀に巻き込まれてとか戦争が始まってとか、そういうのでなくこっち進む方がこのアニメには合ってるよね。いやこっからどうなるかは分からんのだが。

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でまあ不満点の話に戻るんだけど、なんつーか、もうちょいパラレルに話進めて良いんじゃないの？って思うんですよね。もうちょいゴチャついて欲しいというか、整理されすぎてて物足りなさがあると言うか。

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このアニメ、キャラが滅茶苦茶良いんだけど、一方でキャラが「良く」なるまでにそのキャラにフォーカスされる回が来るまで待たなくちゃいけないって感じがある。「今回はこのキャラの話」ってのがキッパリしすぎてて、書き割り感を感じてしまう。

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グエル君が１話の最悪第一印象からドンドン魅力的になってってそこがギャップ萌えになってるって話はしたんだけど、一方でそれって１話の時点ではグエル君があくまで単なる舞台装置でしかなく、キャラ魅力が描かれてなかったって話でもあるんですよね。

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まあグエル君に関してはそれで良かったとして、なんか他のキャラに関しても似たような話が結構言えるんじゃねーかなって思ってて、チュチュとか実際あのナリでヤンキー座りで悪態ついてるだけで面白いっていう素晴らしいキャラなんだけど、

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それはそれとして４話で深掘りされるまではイロモノキャラ以上の描かれ方はしてなかったし、５話以降も折角深堀りしたキャラがあんま活かされてるように見えないんだよな。もうちょいちょっとしたセリフでポロっと人物の背景が見えるようなフックが各所にあって良いんじゃ無いかな〜、と。

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「注目させるべき場面でちゃんとキャラ描写してる」ってのは視聴者の視線誘導が巧みって話ではあるんだけど、もうちょいキャラクターがゴチャゴチャしてて良いんじゃない？って俺なんかは思っちゃうんだよな。折角キャラ良いのに勿体ないなって感じちゃう。

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これネームドキャラについてもだし、モブキャラは輪をかけてそうで、そこでなんか世界が狭く感じられちゃうとこがあんですよね。なんか学園で他の学生らがどういう日常生活送ってんのかっての見えてこなくない？っていう。